2015.01.31 (土)                          K2Couple No.0485

大霧山
おおぎりやま(埼玉県)
767m
雪のない山に行こうと思ったけど (^^;

コース最大標高差 : 180
コース累積標高差(+) : 560
コース累積標高差(−) : 560
コース沿面距離 : 6.8 km
行動時間 : 4'25"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  寒い大霧山頂でランチしてた頑張りカップルさん
 ■ 7:05 = 寄居 = 8:20 定峰峠の茶屋p
 定峰峠p 8:45 - 9:05(P701) - 9:45 旧定峰峠 - 10:05 檜平ベンチ 10:15 - 10:55 大霧山 11:00 - 11:05 ランチ 11:35 -
 12:10 旧定峰峠 - 12:30 獅子岩 - 12:50 (P701) 12:55 - 13:10 定峰峠p
 定峰峠の茶屋p 13:20 = 寄居 = 14:35

    大霧山の場所
  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


 今週は雪のない山に行きたいな〜。
 秩父辺りの里山のどこか ・・・ と話していたのに、昨日の雨は何処の山にも雪を降らせた様子。
 多少の雪は覚悟して、山渓 「中高年の山ベストコース」に取上げられている大霧山は好展望の人気の山らしいよ。
 おK3の真似っこで、一気に比企三山周回ってできたらいいよね (^^
 やめてよっ 我が隊の足では、10時間超の死の行軍になっちゃうよ。

死の行軍は置いといて、定峰峠からのちんたらピストンに決める。

めざす秩父方面には、何やらでっかい雲が乗っている (^^;
赤城は晴れてるようでしたので、秩父もきっと晴れるでしょよ。

児玉では降霜風景、寄居を過ぎたら徐々に雪景色になっちゃいました。
やっぱしね。

 R254藤武橋を渡れば埼玉県     ▲ 東秩父村に入って、比企山稜白石峠方面

白石集落から秩父市定峰に抜けるプチ圧雪道を慎重に進み、定峰峠では青空全開です。

峠の茶屋さんの広い駐車場に停めさせていただきますね(¥500)。
こんな日に来る人はいないのか、ポツンと1台だけです。
水洗トイレが使えて有難い。

 凍っているようないないような             ▲ 峠の茶屋駐車場

近くの秩父高原牧場「天空のポピー」が満開の時に来ようと思っていたはらっぱですが、他に良い候補地が見つからず時期外れに来ちゃった訳で。
峠道を飾るソメイヨシノの並木も素晴らしいみたいだし。

道路のカーブから入山します。
一番乗りですよ。
新雪を踏みしめて登ります。

 登山口

二人共軽アイゼンを付けて出発したのですが、湿った雪が団子になって歩き辛いのですぐに外します。

杉の植林が綺麗です。
皆さん 今年もあまり花粉を飛ばさないようにお願いしますね (^^

やがて段差の高い階段が現れたけど、足が開ききれないので脇を登る。
F2看板のある最初のピークまでは、キックステップで順調でしたよ。

 杉の植林帯

ところが下りになると、おいちゃんの冬靴は滑りやすいらしい
というか、滑りまくって踊っているようでした。
浅い雪の下は落ち葉で、落ち葉の下は土や根っこや岩です。
その土が曲者で、カチンコチンに凍っているんです。

どたっ
またアイゼンを付けてたりして (^^;
意地でもストック(非常用らしい)を使わないおいちゃんでした。

 P701付近

はらっぱは、何とかなりそうなのでツボ足のまま慎重に下る。
いつしか植林地はなくなり自然林っぽくなりまして、見通しは悪いけど正面に大霧山らしきトンガリが見えます。

樹林帯の小さなアップダウン。
展望はないし、雪は団子になるし ・・・
単調な雪道の連続で、ついに始まりましたおいちゃんの愚痴

 P701を下り             ▲ 正面に大霧山

雪は深い所で10cm、平均5cm位でしょうかね。
中途半端です。

P701を下ったコルが本日の最低標高で、定峰峠より35mくらい低い。
動物の足跡が縦横無尽に走っていました。
うさぎさん、きつねさんかね。
これは大きくて蹄もあるみたいだからカモシカかも。

 野生動物は元気いっぱい          ▲ このツメならアイゼン不要

樹林帯の先に山頂が見えたものの、見所がないのでまだまだ遠い感じ。
よく目を凝らして樹々を透かして見ると、何とか両神山が分かったけどスッキリしません。

だんだんと風が出てきて状況は芳しくない。
ときおり強風が梢の雪を巻き込んで、吹雪みたいになったりするし。

 標識多し

駄々っ子を連れて歩く風情で、おいちゃんをなだめながらエッチラオッチラ。

右下の林道が少し離れたら旧定峰峠でした。
新しい定峰峠ルートが開通してから、昔の道になってしまった可哀想な峠。
ちょうど通りかかった人がいて、無言のまま峠越えして行ったのでした

すぐ上に石で囲まれた祠があったので、きょうの無事をお祈りしましょう。

 旧定峰峠(交差点)
 巨人伝説          ▲ 石で囲われた祠にお参り

さてさて、ここからも樹林帯の中を登って行きます。

流石のおいちゃんも、いつの間にかアイゼンを外していました。
スリップさえ気を付ければ、全然歩きやすいよ (^^

 陽は射してるけど、風音が凄い
 雪を払って、関東ふれあいの道               ▲ また杉林

ベンチと標識が見えたら、道は直角に右折して再びのアップダウンです。
折角のベンチなので休憩しようよ。
ここは秩父市側に尾根が派生する分岐点で、標高700くらい。
「中高年の ・・・」では、檜平のカヤト原とあります。

ベンチに積もっていた雪を払い落として座ったのはいいけど、木々の着雪が風で落っこちてくるのよ。
そんなこんなで、ゆっくり休めませんでした。

 檜平ベンチ
 枝の風雪が光に浮かぶ               右に牧場柵

右側は秩父高原牧場の一角なのでしょうか、有刺鉄線が続いています。
ようやく展望が開けて、堂平山や笠山がゆったり大きく見えます (^^
あちらにも雪煙が舞ってるようです。

その少し先で関東平野(熊谷)の彼方に、筑波山と加波山が見えました。
やっと良い雰囲気になってきましたよ。
ほらっおいちゃん 筑波山だぜ。

 笠山と堂平山

と、突然に急下りが待っていまして
アイゼンを付けてないと言うことは、こりゃ絶対尻餅もんだわ。
幸いトラロープが下がっていましたので、有難く使わせてもらいますね。

今度はゴツゴツの岩まじりの急登です。
カップルさんが下ってきて、きょう初めての出会いでした。
彼らは何処まで行くのでしょうかね?
この大霧山は、外秩父7峰縦走コースの一座らしい。

 加波山と筑波山

山頂では反対の粥新田峠から来られたカップルさんが食事中でした。
この山の醍醐味は大パノラマなのに、遠く八ヶ岳や浅間山は雲でモヤモヤして見えなかったです

しかし、近くの両神山や武甲山は綺麗に見えていましたのでプチ満足
そして赤城山や榛名山も何とか見えたし、我県のランドマーク県庁はすぐに分かりましたよ。

ベンチが空いてたのでここでザックを広げたのですが、何気に風が強いので速攻下山、途中まで引き返してランチすることに決定。
ここは大霧山と言うよりも大風山ですがね (^^;

 好展望の大霧山頂
 大霧山から見える山の案内図       ▲ 寒くてじっくり見る気にならない訳で
                                  ▲ 武甲山
                                ▲ 両神山と八ヶ岳
                          ▲ 西上州御荷鉾山 (浅間山は雲の中)
                                   ▲ 赤城山
                                     ▲ 西の山と秩父盆地
                                     ▲ 北の山 (上州方面)

山頂直下の陽だまり、斜面の木の根でランチです。
展望はないけど、きょう唯一風があたらない至福の場所ですってば。
私達が食事中に、二組のカップルさんが下って行かれました。

きょうはピストン。
急下りに備えてアイゼンを付けますが、私は数歩で外したの。
やっぱし雪団子アイゼンよりツボ足の方が歩き易かった。
おいちゃんは意地でもって、高下駄歩きをしてましたけど (^^;

 雪もいくらか弛んで
 と言っても滑るところは滑るし        ▲ 稜線に沿って林道が走っている

ところが落とし穴があったのよ
慎重に下ってたのに根っこに引っかかっちゃって、前のめりダイビング。

尻餅と違って派手なスノーダイブだったので、おいちゃんも心配して。
大丈夫か?
結果的に身のこなしが良く(^^; 大事に至らず良かった

 往路ではなかった獅子岩がいつの間に ?            ▲ 獅子岩から大霧山

地形図を見ると両側に林道が走っていて、プチヤセ尾根もあり。
前を下っていた人たちは、旧定峰峠から林道に下った。
林道に車の跡が残っている。

それにしても風が強かった後半戦。
気温も結構な冷え具合でしたね。

 風の通り道かい

登り返しの最後のピークで、おいちゃんの体調優れずストップ。
ゆっくりドリンク休憩して、登山口に帰って来ました。

先週に続いて、水平移動中心の山歩きでした
峠の茶屋は相変わらず閉まったままでしたので、お礼の気持ちだけ残して帰ることにしますね。
ありがとうございました。

 規則正しく並んだ杉林を帰る


 車も往路をトラックバック。
 山頂から見えてた赤城山の姿がなくなっています。
 榛名山にも怪しい雪雲が流れ込んでいて、かろうじて半分やっと見える程度です。

 北海道沖の発達した低気圧のせいで、厳しい冬型気圧配置の一日。
 春まだ遠い彩の国比企郡の里山探訪記でした。