2017.01.22 (日)   K2Couple No.0571 

赤城 鍋割山
なべわりやま(群馬県)
1,332m
9時だよ 全員集合 (^^

コース最大標高差 : 310
コース累積標高差(+) : 535
コース累積標高差(−) : 535
コース沿面距離 : 6.3 km
行動時間 : 4’55”

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 雪庇の向こうに地蔵岳と荒山
  7:45 = GS = 前橋 = 8:55 箕輪姫百合
 姫百合 9:15 ... 9:25(駐車場に戻る)9:40 ... 9:50 ふれあい十字路 9:55 ... 10:20 荒山高原 10:30 ... 10:55 火起山...
 11:05 竈山 ... 11:15 人面岩 ... 11:35 鍋割山 【L】12:15 ... 12:50 尾根遊び ... 13:05 荒山高原 13:15 ...
 13:30 ふれあい十字路 13:35 ... 14:00 第二登山口 ... 14:10 姫百合
 姫百合 14:35 = 前橋 = 15:50

     鍋割山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


昨年末に行ったときには雪の少なかった赤城山ですが、先週の大寒波で一挙に積雪量が増えたらしく。
家の近くからも、白くなった鍋割山を見ることができます。

昨日は風が強かったし地域の防災訓練と新年会もあったので、日曜日のきょう出撃です。
お天気は上々

 前橋市街はガラガラだった

家を出るときはマイナス3℃、底冷えの朝を迎えました。

ぎゃ〜ガソリンがない
昨日入れようと思ってたのに、すっかり忘れていたらしいおいちゃんです。
行きつけのスタンドが開くまで、炬燵でお茶などしてのんびり過ごす。

道中見える赤城山は、鍋割山の山頂が白いだけであとは黒々としてる。
山の中はどうなんでしょ。

 鍋割と荒山

赤城南面道路に入って暫く進むと、何気に渋滞していまして
どこまで繋がってるのか心配したけど。
バスが動き出した先には、道路上でスタックした車が数台チェーン装着中。

その先は空いてまして、所々のアイスバーンを快調に駆け登るのでした。
姫百合駐車場までは問題なし。

 渋滞の原因はチェーン巻きの車

もう9時だっていうのに、駐車場は空いていました。
正面のどん詰まりには、すぐにそれと分かるkazu さんの姿が。
にこやかに手を振っていました (^^

既に下山してきただんべえさんやmana 様も
久しぶりの談笑中に、タイミング良く石塚さん家が滑り込んで来ましたよ。
はな2さんはお仕事で、きょうはさくらちゃんと二人です。

ガス欠のため出発が遅れたおかげで、楽しい日になりそうな予感。

 姫百合駐車場を出発します

私たちはトップでスタート。
ソフトな雪道なのでノーアイゼンです。
石塚さん家は、果敢にも地蔵岳まで上がるつもりのようでした。
順調に登っていたのに、途中で写真を撮ろうとしたらカメラがない
おいちゃんの予備カメラでも良かったのですが、無くなってたらいやだし。
駐車場まで走って(るつもり)引き返しますよ

はらっぱを待ってる間に、後続のkazuCouple さんが先行します。

 ザックの主は駐車場へ行っちゃった

はらっぱの馬鹿馬鹿 車に忘れちゃったと早合点だった。
おしゃべりに夢中で、ウエストポーチの定位置じゃないとこに仕舞ってたの。
15分の無駄足でした。
急いでピストンしたので、背中は汗だくだし出だしからバテる展開。

おいちゃんに合流してから、なかなかピッチが上がりません。
エッチラオッチラ登っていると、さくらちゃんが追いついて来ましたよ。
姫百合駐車場より上の道路状況は更に厳しく、引き返して来たようです。

 ようやくふれあい十字路に
 風穴付近で石ちゃん親娘             ▲ 荒山高原に王手

荒山高原で、汗だくの下着を着替えて一休み。
そこそこの人出でした。

さて、鍋割山に向かいましょう。
きょうは雪たっぷりの道ですので、泥んこの心配はありません。

南には、雲がかかり始めた富士山が薄っすらと見えていました。

 ザックを開けば、さくらの目が釘付け             ▲ そして鍋割山へ

昨日は、雪降らなかったのかな。
木々の着雪は疎らですが、ツララがいくつも下がっています。
光が当たってキラキラ。

登山道はしっかり雪があって、登りやすいですね。
木々の影が雪上に踊り、無風快晴暖かな陽射しがありがたい。
ちょっと頑張ると汗が出るので、わたし頑張りません (^^;

 さくらちゃんに抜かれた
 最初の雪庇           ▲ ちょっと寄り道しますね

毎年立派な雪庇が出来る尾根。
今年も少し発達していましたので、ちょっと寄り道。

火起山から竈山辺り、鍋割稜線は開放的なお奨めエリアです。
特に危険な場所もない雪山入門ルート。
はるかな山脈を望み、市街地を見下ろす絶好の遊び場です。
プチ雪庇も見られるし。

 先ずは火起山へ             ▲ 右手には榛名山
 新雪の向こうは地蔵岳と荒山            ▲ 谷川連峰主脈ズーム
                          ▲ ちょっと霞んだ上信越国境の山並み
 あたしゃ知らんよ            だだっこ姫なのだ

火起山でまったり展望。
谷川連峰が綺麗に並んで見えています。

ここで、さくらちゃんがストライキに突入。
腹ばいになって、全然動かなくなっちゃったのよ。
あのね〜あんた  わがまますぎだよ。
はらっぱのパンをあげたら、速攻元気になって尻尾が上向き
私とおいちゃんを置いて、どんどん歩いて行っちゃった (^^;

 火起山で             ▲ さくら姫のお相手
 次は竈山へ

              ▲ 立派な雪壁

マイナーピークの竈山を緩やかに越えれば、鍋割山が視界に入る。
仲間には置いてかれたし、二人でのんびり楽しみましょう。
木々の白いもこもこや、動物のあしあと。

雪の中から福寿草がもっこり。
いえいえ、雪割草など咲いてたら感動を超えて夢の中へ。
妄想の世界をポコポコ歩く。

 竈山へ           ▲ 緩やかな起伏で楽チン
 もこもこ           ▲ 誰かさんの足跡見っけ
 こんなとこを歩いたり          ▲ 雪の不思議に嬉々としたり

きょうの人面岩はフツ〜の顔をしていました。
笑ってるときもあれば、怖い顔のときもあるんですよね (^^

ここから先、鍋割山まで雪の造形をゆっくり観察します。
心無い登山者が、綺麗な雪庇の先を壊してるのが残念。
横から眺めたり下から覗いたりして、写真を撮りながらの遊び歩きです。
先行した皆んなが呆れてるよね、きっと (^^;

 あれに見えるは人面岩          ▲ もっと大きくなればいいな
 ぱかっ           ▲ 冷えピタ 効果抜群
              ▲ 素晴らしくも芸術的な雪の造形、雪庇のできる過程を早送りで見てみたい

そしてようやく、大勢の人で賑わう山頂が見えてきました。
kazu さんや石塚さん家に合流して、仲良くランチです。

前橋県庁etc を見下ろして、久しぶりにのんびりしましたよ。
市街地や遠くの山は何気に霞んで、冬特有のシャープさに欠けますけど。
陽射したっぷりで、サングラスを外すと眼が痛いほど。

あおちゅうさん に会わなかった?
え〜来てるの? 全然気付かなかったです。残念

 鍋割山頂
 山頂の賑わい                     ごはんだごはんだ

  下山です

宴たけなわですが、おなかも満たしたしそろそろ帰りましょうかね。
来るときはバラバラでしたが、帰りは一緒 (^^

何と半袖の人もいました
寒そう。

 下山開始            ▲ 楽しいランチだった
 いつも帰りは一番のはらっぱ                ▲ 人面岩
 雪庇無残                ▲ 誰だ〜
 鍋割常連さん達と前後して下る          ▲ このおば様はシカトっぽいし
                              ▲ 立ち話がはずむ鍋割稜線

鍋割山取付きの尾根上を下る。
雪庇と言っても、よっぽど先端に乗らなければ落ちる場所ではありません。

最初は良かったけれど、徐々に雪は柔らかく深くなり。
この状態では、苦労するのは目に見えている。
もう少し雪が締まらないとね。
で〜あっさり撤退 (^^;

 気まぐれCouple

おいちゃんの靴の中が雪もぐれらしい。
それも左足だけ
調べてみたら、オーバーパンツの下に付けてる筈のスパッツがない。

出発準備中におしゃべりしてたので、右足だけ付けて来たのだった
まさかこんなことになってるなんて、嘘みたい。
私のカメラ騒動を笑う資格はなかった訳でして。

 撤退              ▲ ピースおじさん
 おやつ食べたいワン             ▲ 楽しかったよね〜

荒山高原で待っててくれた皆んなに合流して。
しばし、休憩です。

さてっと腰を上げる。
風穴の寒暖計は、行きも帰りもマイナス4℃。
日陰の道は慎重に下りますが、日当たりの良い林はポコポコ快調歩き。

 帰りますよん          ▲ 日陰の道は足元に注意して
 仲良く下山して          ▲ ふれあい十字路でプチ休憩

ふれあい十字路の分岐で、突然変な冒険心が頭をもたげる。
木の家方面にはトレースが無かったので。
誰も歩いてない雪上を歩きたくなっちゃったはらっぱ。

で〜皆んなと別れて下ることにしたの。 gomennasai
膝まで埋もれながら下ります。
新雪の上には、何者かの足跡がたくさんありました。
もこもこ歩きが楽しい〜。 

 トレースないのが嬉しい            ▲ ありゃ トレースあった
 もこもこ下りますね           ▲ 第二登山口(奥)に下山
 芝の駐車場でそり遊びの家族さん発見           ▲ 最後は林道をトコトコ

トコトコ歩いて駐車場に帰って来ると。
ど真ん中にmichiho ちゃんの車があったのよ。
kazu さんたちはバッタリしたらしいけど、脱線した私たちは会えなかった

靴を脱いで雑談してる間も、車が数珠繋ぎで下りてきます。
そしたら、ゆうやけさんが気付いて寄ってくださった
tomo さんと黒檜山に登り、大ダルミから大沼に直下りだそうです。
やっぱし、黒檜山は大混雑だったようです。

 渋川っこの車があるぜ     ▲ 皆んなはmichiho 姉御とバッタリしたらしい
 ゆうやけさん と一緒に     ▲ 終日続いた青空の下、赤城は大賑わいだった

  レポ作成に当たり、kazu隊&石塚さん家から提供された写真をたくさん使用しています。 この場を借りてお礼申し上げます。