2015.03.28 (土)   K2Couple No.0490 

十二ヶ岳
じゅうにがたけ(群馬県)
1,201m
谷川岳を眺めて山ご飯食べよう 

コース最大標高差 : 490
コース累積標高差(+) : 530
コース累積標高差(−) : 530
コース沿面距離 : 5.4 km
行動時間 : 4'15"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  山頂にて
  6:40 = 渋川 = 8:00 結婚の森駐車場
 結婚の森 8:15 ... 8:35 西登山口 ... 8:50 休憩 9:00 ... 9:20 見透し台 ... 10:00 大原分岐 ... 10:15 十二ヶ岳 【L】 11:20 ...
 11:45 見透し台 11:50 ... 12:10 西登山口 ... 12:30 結婚の森
 結婚の森 12:55 = 渋川 = 14:20


 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

十二ヶ岳の場所


乞うご期待 春休みの山は、展望が売りの十二ヶ岳にしますね。
多分、子供たちは「展望より山ご飯」
これ、火を見るよりも明らかですけどね (^^;

昔登ったことがあるのですが、その時は入道坊主(東登山口)からのピストンでしたので、今回は西登山道のピストンにします。
そして、何気に洒落た結婚の森コースです (^^
この山は、小野子三山のひとつ。

 靴と荷物と孫♂2を積み込んで

土曜日は山に行く約束なので、前夜はしゃぎまくる子供たち (^^;
早く寝ろっておじいちゃんに怒られて、しぶしぶ布団に入る悪ガキ連です。

起こしても毎朝ズルズルしているBLUE君が、6時前に起きてきた
支度を済ませてから、CRIM君も起こして。

近くの山だし時間も充分あるので、高速は使わず一般道にしますね。
晴れてはいませんが曇りと言うには可哀想すぎる上天気で、遠くの山が割とくっきり見えているじゃありませんか。

 渋川市から見えたのは小野子山

渋川を過ぎて、小野上温泉駅前を右折します。
狭いけど走りやすい完全舗装路でした。

峠山林道の西端に、広い駐車場が整備されています。
勝手に名付けて結婚の森駐車場です (^^;
小野子三山の南面は、旧小野上村が整備に力を注いでいるんですね。

結婚の森駐車場(トイレ付き)には一番乗り、後続の足立No車が続いて到着し2台だけの貸切りちっく。

 結婚の森駐車場
 駐車場から見えた榛名山             忘れ物はないかな
                       駐車場にあった小野子三山 トレッキングマップ

準備完了。
足立No
(熊谷と太田の方)の若いお兄さん二人を残して、お先に行きます。

駐車場から登山口まで林道なのですが、「悪路のた車両通行不可」って。
ウォーミングアップにちょうど良い距離なので、もちろん歩きます。

歩いてみると、未舗装ですが凸凹もなく車で全然問題なさそうに思いましたが、看板の指示には従いましょうね (^^
林道途中にショートカット道あり。

 気合充分なCRIM君
 おじいちゃん 軽くねっ            林道終点が西登山口
 結婚の森 - 2 (緊急連絡用番地)                重て〜
 パワーダウンしてきたような              雑木林に白い山脈

駐車場で寒いと言うので着せたアウターを、ザックにしまう。
半袖でもいい? ダメ
ついでに、電池切れになりそうなのでウィダーでエネルギー充填します。
何だらかんだら手間取りますよ (^^;

休憩してる間に、足立No隊に軽く追い越されてしまいました

登山道には、まだ花のはの字もありません。
しかし後ろを振り返ると、常に樹林越しの白い山々が見えています。
山頂の眺めを楽しみに頑張ろうぜ。

 ウィダーのおかげで頑張れそ〜
 最初の小ピークは             見透し台と言うらしい
 根っこを登るCRIM君            岩混じりを登るBLUE君

見透し台(変な名前だね)から一旦下って、コルから200mの急登です。
根っこと岩の急登が楽しいな〜 (^^
やっと山らしくなってきた。

これくらいの山なんかチョー楽勝だよね
でも、ちょっと休もうか。
そうしよ そうしよ (^^

 下界を見下ろして小休憩          学校楽しい? うん まあ

主尾根に出たところが大原分岐。
標識も壊れかかっているけど、踏み跡も消滅してたし (^^;

双眼鏡を取り出して、何か下の方や遠くの山を見ていました。
何でもやってみたい年頃。

 大原分岐で双眼鏡

ここからまた下って山頂に登り返します。

北側斜面には、まだ雪が残っていましたよ。
それでもきょうはポカポカ陽気で暖かく、ラッキーでした。

 北斜面には雪が残ってた

山頂直下で女坂の分岐。
入道坊主方面(中ノ岳)から来た場合、男坂コースは山頂に直登し女坂コースは十二ヶ岳山頂の北側を捲いてここに出て来るのだ。

分岐から先は、本日唯一の危ない箇所(子供にはですけど)。
右は切れ落ちており、お助けロープが敷設されている。
ロープは、崖下に転落しないようにとの配慮もあるのかもしれない。

右に落ちたら絶対死ぬからな
ん?右ってどっちだっけ (^^;  バカ

 山頂直下のお助けロープ            危ないから遊ぶな〜
                          山頂ですよん/正面に谷川連峰の絶景
                                     山頂からの大パノラマは圧巻

すっげ〜、凄いよほらっ
山ご飯一筋の子供たちでも、この見事な眺望に心を動かされたらしい。
っと、舌の根が乾かないうちに ・・・ ラーメンは?

山頂には、一緒に登った足立Noのお兄さんたちが寛いでいました。
集合写真を撮り合いっこします。

山頂からの眺望を満喫して、孫達が楽しみにしていたラーメンタイム。
CRIM君は、水やコンロやカップラーメンの準備に余念がありません。

 悪ガキ隊ツーショット
 待望の山ラーメン              山名表示盤
                                はい ポーズ


  深田百名山が19座くらい見えていたと思います。凄いでしょう (^^
    赤城山、皇海山、男体山、日光白根山、上州武尊山、至仏山、平ヶ岳、巻機山、谷川岳、苗場山、
 
    草津白根山、四阿山、槍ヶ岳、穂高岳、浅間山、蓼科山、赤岳、甲武信ヶ岳、雲取山 など

 子持山と小野子山の間に赤城シルエット                榛名山
 君たちのふるさと 浅間山              谷川岳と朝日岳
                                         浅間山 (西)
                               湯の丸山角間山と四阿山、間にははるか北ア
                                          槍穂高
                              本白根山から志賀、岩菅、白砂、苗場に続く稜線
                                      谷川岳主脈稜線 (北)
                                         上州武尊山
                                   上州武尊山から日光方面へ (東)
 小4 BLUE君、三角点タッチ           小1 CRIM君は風来坊
▲▲ ドライフラワーしかない

下山します。
直下の危ないところは、おいちゃん、CRIM、BLUE、私の順です。
跳んだり走ったりするバカ者同伴ですから、気が抜けません。

はいロープ掴んで ・・・
ふざけちゃダメよ、左に落ちたらぜったい死ぬよ〜。
一歩一歩ゆっくりね〜。
山頂直下の崖っぷちを過ぎて、ようやく肩の荷が下りましたよ少しだけ。

 ぶら下がるな〜            このあとは心配ないな

子供たちは急な岩混じりをバランスよく下り、年寄りの私たちが心配するほどのこともないんでしょうけど。
ただ、山の経験が少ないから何処でアクシデントが起こるかわからない。
連れてきた責任から逃れられませんしね。

急斜面が終われば、あとはチンタラ道中。
気を配りながらも、のんきに歩いて帰りますね。

 ぜったい跳ぶなよ〜             ♂3匹じゃれあって

見透し台を過ぎた頃、CRIM君がおじいちゃんのザック担ぎを志願。
未だにザックのことカバンと言う。
お兄ちゃんの大きなザックに負けたくないのだ。

で〜下山最初の休憩。
また休むの?
お前のせいで、気疲れしたんだよ〜。

 このカバンが好きなんだよオレは               最後の休憩
 力余って林道もダッシュ         ショートカットのヤブもダッシュ
 林道歩きはバラバラ歩き

             6台でした

「問題」 駐車場の車は何台になってるでしょうか?
BLUEiは4台、CRIMは5台、おじいちゃんは11台、私は4台 ・・・ だったのですが、全員はずれて6台でした (^^;

アクシデントもなく、無事に駐車場に着いて一安心。
東屋で、お菓子休憩を30分近くして帰って来ました。

温泉入りた〜い。
家の温泉でいいの きょうは君たちを迎えにパパが来るのよ。
白い草津温泉にしてあげるからさ。

 東屋でまったり

明日は第一陣と第二陣の入れ替えサンデー
残念ながら、君たち悪ガキ隊ともお別れなのさ。

朝は6℃、帰って来ると20℃、桜もほころぶ暖かい一日でした。
家に帰るまで眠らないで頑張ると言ってた二人でしたが、あっけなく眠々。

パパ達より先に家に着いて、ほどなくパパ車もやってきた。

 あの山に登ったんだよね
ヒオドシチョウ オオイヌフグリ ハコベ ホトケノッザ
イヌナズナ 林道に咲いていた

夕飯は♂1号の小学卒業祝いで街に繰り出して。
おいちゃんとお嫁さんのNANAPI だけ、嬉しい美味しい生ビールで乾杯。

このあと衝撃的な予定の通告
事情により、群馬遠征メンバーの入れ替えはできなくなったとのことで。
もう一週間、同メンバーで お願いされちゃいました (^^;
えっ がっくし絶句 ・・・

 藤岡花膳にてお祝い