2015.04.12 (日)                          K2Couple No.0492

坪山
つぼやま(山梨県)
1,103m
10年越しの夢が破れたとき

コース最大標高差 : 545
コース累積標高差(+) : 640
コース累積標高差(−) : 640
コース沿面距離 : 4.9 km
行動時間 : 5'50"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  車に戻るおいちゃんとトシちゃん

 ■ 17:05 = 本庄児玉IC(関越道・圏央道)日の出IC = 桧原村 = 19:20 飯尾PS(車中泊)

 飯尾PS 6:30 - 6:45 登山口トイレ 6:50 - 7:00 東西コース分岐 - 8:40 坪山 10:35 - 12:00 登山口 12:10 - 12:20 飯尾PS

 飯尾PS 12:30 = 12:35 羽置の里びりゅう館(そば) 13:45 = 桧原村 = 日の出IC(圏央道・関越道)本庄児玉IC = 15:55


    坪山の場所
  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


 何年も前から行きたい行きたいと思ってた山に、やっと行くことになりましたよ (^^
 小声で 「ツボヤマに行きたいんだけど ・・・」って振ってみたら、「何それ」って素っ気無い言葉を返すおいちゃん。
 イワウチワが咲いててさ、ヒカゲツツジの群生地を掻き分けるように登るんだよって一言で、首尾よく勧誘に成功しました

 車中泊の練習もしたいし、土曜日に出ようかってことになった。
 奥多摩湖ドライブを楽しんで、新しくできた道の駅「こすげ」の温泉に入って食事して車中泊のプラン完成。
 おばあちゃん家の庭の見積もりに業者さんと打ち合わせ、これが長引いて時間的な余裕がなくなってしまった (^^;
 とりあえず登山口に直行して、翌日山を下りてから道の駅「こすげ」でだらけたのち奥多摩湖散策しよう。

高崎は青空ものぞく暖かい日でしたのに、圏央道に入ると雨です
日の出ICから秋川街道、桧原街道を走り、三頭山への道を分けて山越え。
ヘッドライトに照らし出される桜はまだ見頃でしたが、雨の暗い九十九折れの山道は寂しい。

甲武TNを抜けて山梨県に入り、目的の駐車SPに着くと車はなく闇夜です。
どこまでが駐車エリアで、何処からが川なのか判然としない。
家で作ってきた夕食を食べた後はすることもなく、ただ寝るだけ。
想定外の雨は、車の屋根に音がするほど降り続くのでありました

 圏央道は無情の雨

目が覚めると雨は上がっており、山際にからむガスの上に青空です。
寝ているうちに車が1台増えてた。
ぐだぐだしてたら多摩Noの軽もやってきたので、車を移動して整列する。

トイレから戻り朝食を食べてたら、隣の車が出発準備を始められたのよ。
のんびり出発のつもりでしたが、何気につられて私たちも準備を始める。

 飯尾の駐車スペース

 この橋を渡って対岸へ         ▲ 橋のたもとには案内標識

川沿いを歩いて橋を渡って、桜満開の瀟洒なトイレに寄ります。
小奇麗な洋式トイレで、ぬくぬく便座がありがたい。
昨晩から通って3度目の訪問 (^^;
駐車SPにもあったらいいのにね〜。

今まさに春のおとずれを感じる山里の風情です。
ちんたら歩きが超贅沢。

 桜に囲まれたトイレ
ノジスミレ ソメイヨシノ 枝垂れ桜
 厄請地蔵           ▲ 彩やかなミツバツツジ

登山口には、お地蔵様を並べた厄請地蔵。
参拝する人の持っている厄を、お地蔵様たちが請け負ってくださるらしい。
厄を落として行こう (^^

登山道っぽくなると、早速スミレやカキドオシが咲いていますよ。
カタクリは、まだお目覚めではないようです (^^;

 山に登る気はないらしい
カタクリ ナガバノスミレサイシン キケマン
                              ▲ のどかな山村風景
 きれいな竹林           ▲ 畑の横を失礼しますね
ピンクのカキドオシ レンギョウ ミヤマシキミ

小さな区画の畑をすり抜け、東コースと西コースの分岐に至る。
もちろん、花が多いという西コースにしますね。

小沢を渡ってジクをきって登ると、尾根道になりました。
低山の割りに谷が深く切れ込んで、痩せた尾根になっています。
特に難しい場所は見当たりませんが、落ちたら厄介な道筋ではあります。

 東西コースの分岐点です
 かわいい橋を渡って               ヒトリシズカ
 キブシ           ▲ トウゴクミツバツツジ
 まだツボミ        尾根に取り付いてエッチラオッチラ

舐めて掛かると、なかなかの急登に泣かされますね。
そんな中、ボチボチとミツバツツジが現れて嬉しくなります。

ほどなくして、イワウチワ群生の立て札が見えた。
え〜やめてよ、目に飛び込むのは打ちひしがれて悲しい姿。
数日前に雪が降り、この山には10cmも積もったように伺いました。

おいちゃんは、谷川岳のイワウチワが記憶に鮮明な訳で。
谷川岳山麓に群生するイワウチワに比べて、色白の花が多いような。
痛んでいない花を探しまわして、とりあえずプチ満足

 綺麗な花が少ないなぁ
                   ▲ 雪にも雨にも負けずに健気なイワウチワコレクション

続いてヒカゲツツジの立て看板が登場します。
なるほど、登山道の両脇はヒカゲツツジの木が密集している。

しかし、咲いた花はほとんど下に落ちていました
必死に木についてる花も痛んだものばかりで、無残な姿を晒しております。
ツツジ類は薄くて弱々しい花弁ですからね、仕方ないさ。
涙のヒカゲツツジ通りを行く。

 空しい立て札
                      ▲ 痛んでる花、頑張ってる花、落ちちゃった花

天候の巡り合わせの不運に落胆して萎れまくるおいちゃん。
実は、ツツジの花びらのように打たれ弱い人なのです (^^;

という訳で、ヒカゲツツジが乱れ咲く群生地を登るという夢も破れて。
誘った私の気持ちも、徐々に苦境に追い込まれる雲行き。

「山頂で富士山が待ってるから」 と、最後のカードを切って乗り切る
富士さん、裏切りっこなしでお願いしますね。

 花はダメだし急登続きだし、ブツブツ     ▲ まあまあ焦らず、その内いいことあるって
 時期的に期待してませんけど             ▲ イワカガミの冬葉

続いてイワカガミの立て札が出てきます。
この花はまだ蕾もなく葉っぱだけなのは、端から想定内です。
イワカガミは高山の花の定番ですが、最近ゆっくり鑑賞した記憶がないので今年は機会に恵まれますように

あとは、展望を楽しみに山頂へ向いましょう。

 山頂直下の急登             ▲ イワカガミの緑葉

山頂では、数組の方々が思い思いに陣取っています。

頼みの綱の展望だけは、裏切ることなく綺麗に広がっていましたよ (^^
すぐそばには三頭山が見えていて、雲取山や大菩薩嶺も。
おいちゃんは、富士山展望地を求めて南に下って行きました。

入間から来られたご夫妻と隣り合わせて、楽しい山談義で過ごします。
いろんなお話をいただきまして、ありがとうございました。
お二人は、びりゅう館に向けて颯爽と下って行かれました。

 山頂
                   ▲ 木立の場所を選んで、山頂から綺麗な富士山が見れました
                              ▲ 飛龍山から雲取山
 大菩薩嶺         ▲ 山頂標識と三角点と三頭山

東コースは花が少ないと聞いていたので、西のピストンと決めて下山開始。
っと、登りの人を待ってたおいちゃんが。
ありゃトシちゃんだ〜 もちろん続いてsanaeさん も一緒ですよ。
何という奇遇。

お話によるとこれからバス3台分の人達が登って来るので、流れに逆らわず違う道を下った方が無難だというので再び山頂へ逆戻りします。

お友達の望さんもご一緒してました。
2度目の山頂で代わる代わる集合写真を撮っていただいて、賑やかに歓談のとき。
高揚感とともに話が尽きません。
昨夜一緒に車中泊してた2台は、我が家とトシちゃん家だったなんて
百年に一度レベルのまさかだったのに、全然気が付きませんでした (^^;

sanpoさん のお友だちアイさん(単独)も登場、またまた集合写真大会。
アイさん 今後ともよろしくお願いしますね。

sanae隊は、東コースを下ってびりゅう館で蕎麦を食べる予定なんだって。
花の不運をすっかり忘れて嬉しさあまり、私たちも同行させてもらおうか。
そうしよ そうしよ (^^
山頂でのお食事時間取れなくしちゃって、ごめんなさい。

 山頂に戻って、sanae隊と一緒に
 山頂のバッタリ合戦は続く

東コースは西コース以上に急下りで、木に掴まったりロープを頼ったり。
でも、西コースほど歩かれてないようで歩きやすかったです。
少し緩やかになったと思ったら、今度は落ち葉でズルズル (^^;

皆んなでツルツルしながら、楽しく下ったのであります。
誰かが滑る音に敏感に反応して、サッとカメラを構える戦場カメラマンみたいな人もいたりして。
山って楽しいよね。

 急下りを終えて            ▲ リードはトシちゃん
 変に面白い           ▲ 花を見に来たんだっけ
 落ち葉の散歩道               ▲ 興味津々
お茶目な望さん ヤマザクラ ツチグリ

里に下りてみると、花はここが一番華やかだったような (^^
清々しい朝に愛でた花々を、もう一度撮ってしまいたくなります。

登るときには咲いてなかったカタクリが、綺麗に反り返っていますよ。
私たちもヒカゲツツジに打ちのめされてうつむき加減でしたが、sanae隊に遭遇したおかげで、反り返って山を下りることができました (^^
捨てる神あれば拾う神あり。
sanae隊という必殺カードを引き当てるなんて、夢みたい

 すっかり霧が晴れました             ▲ カタクリさん
カタクリ ナガバノスミレサイシン ニリンソウ
                       ▲ 坪山のフィナーレを飾るに相応しい春の風

駐車SPで、sanae隊のお友達から声を掛けられる。
「山空花」ブログのカップルさんでした。

全員揃ってびりゅう館へ移動して、お蕎麦を食べてモグモグぺちゃくちゃ。
楽しい時間を過ごしたのち、皆さんとお別れです。
sanae隊は、これから高尾山に行って花の様子見だそうです。

帰りも綺麗な桜を見ながら、往路をトラックバック家路につきました。
トシちゃんが言うように、私たちが山頂から逆流
(トシちゃん語録)しなかったらこのような一日はなかった訳で、逆流の神様にも感謝 (^^
振り返れば、「富士山カード」をはるかに凌ぐ「トシちゃんカード」でした

 二輪車ツーリングが多かった
 びりゅう館のお蕎麦           ▲ 駐車場でお別れのとき
 あきるの市でお祭りしてたっけ  我が家で咲き始めてたサトウニシキ (サクランボは鳥が食べる)