2015.05.17 (日)   K2Couple No.0498 

水沢山
榛名 みずさわやま(群馬県)
1,194m
ヤマツツジの榛名山 散歩

コース最大標高差 : 210
コース累積標高差(+) : 250
コース累積標高差(−) : 330
コース沿面距離 : 3.3 km
行動時間 : 3'10"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  森林公園展望台から水沢山
  9:40 = 箕郷町 = 松之沢峠 = 10:55 伊香保森林公園水沢山登山口
 水沢山登山口 11:00 ... 11:20 無線中継所 ... 11:35 水沢山 ... 11:45 おやつ休憩 12:00 ... 12:15 つつじが峰分岐(車道横断)...
 12:35 むし湯跡 ... 12:50 伊香保森林公園管理棟
 伊香保森林公園管理棟 12:50 = 13:05 沼の原(県営グランドp)
 沼の原 13:05 ... ゆうすげの道 ... 13:35 外輪稜線 ... 13:40 スルス岩 13:50 ... 14:15 松之沢峠 ... 14:25 沼の原
 沼の原 14:25 = 松之沢峠 = 箕郷町 = 15:40

  水沢山の場所
  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


昨日の朝は雨が降っていましたが、きょうは朝から絶好調の青空。
こんな日に家でくすぶっていてはバチが当たる。

ぶらりと出掛けたのは、近くに見える榛名山です。
箕郷から松之沢峠経由で、いつもの最短ルートを行きます。
黒岩の駐車スペースは満車状態でした。
昨日は岩が濡れていたので、きょうの出動になったのでしょうね (^^

 R17から榛名山        ▲ 榛名湖畔道路はヤマツツジが咲き始め

自転車の人たちが、あちこちで連なって走っていますね。
そうか
この土日は「ハルヒル」(榛名山ヒルクライムin高崎)が開催中だったっけ。

5千余名のヒルクライムは壮観です。 見なかったけど見たっぽく言う
早い人は競技を終えて、談笑しながら撤収しています。
大会を終えて榛名の風を切って、何だか気持ち良さそう (^^

 ヒルクライムの選手たちもあちこちに

沼の原のT字路では係りの人が交通規制中でして、伊香保森林公園方面はすんなり通してもらえるようです。
チョンボコースで水沢山に行ってみようか。
そうしよ そうしよ (^^

きょうは森林公園を歩くハイカーも多く、管理棟辺りに大勢見かけました。
水沢山登山口近くの駐車スペースもいっぱいです。
一番端っこに、無理やりねじ込んでみました (^^;

 水沢山登山口至近の駐車スペース

山道に入るとすぐに、満開のヤマツツジのトンネルになります。
行けども行けどもヤマツツジですよ。

アカヤシオやシロヤシオのような楚々とした趣はありませんが、暑い夏に先駆ける情熱的な赤い花が印象的なヤマツツジです。
赤城鍋割高原下も、そろそろ咲いているかもしれませんね。

 ヤマツツジのトンネル            ▲ ぱっしょなぶるれっど
 無線中継所で道半ば            ▲ 渋川市が見えます
▲ ヤマツツジ満開         ▲ ミツバツツジは、よれよれ
ツクバネウツギ ミツバツチグリ チゴユリ
ニガイチゴ ベニバナツクバネウツギ ユキザサ
シナカマッカ タチツボスミレ ニョイスミレ

車道で見るヤマツツジはまだ咲き始めたばかりなのに、水沢登山道では満開ですよ。
標高高い方が先に咲くなんて不思議やね〜。

細かい砂利のような道を登り、ヤセ尾根を辿るが展望には恵まれない。
新緑の彩やかさを思いっきり吸い込んで、少しだけ頑張る。

▲ やや岩っぽくなって         ▲ トチノキの葉っぱが生き生きと

イワイワの坂道を乗り越えれば、ひょっこり山頂ですよ。

登山道途中で数人の人とすれ違い、反対方向(水沢神社コース)からのお客さまも到着して何気に賑やかではありました。

▲ 水沢山頂

いつもの相馬山や二ツ岳、その間にチョコンと見えてる榛名富士を眺め。
小野子三山の後ろに並んだ谷川連峰に喜び。
でもね、先日の赤城荒山からの景色とほぼ同じ (^^;

その赤城山は、控えめに薄い影を浮かべています。

ジリジリと日差しが強いので、写真を撮ってすぐに引き返しますね。
暑いのは皆さんも同じらしく、狭い木陰に潜って休んでいる方もちらほら。

▲ 相馬山、榛名富士、二ツ岳
                         ▲ 小野子三山の上に谷川連峰まるごと

途中の岩陰に寄り添って、ドリンク&おやつ休憩にしました。
荒山に引き続き、百均リュックのはらっぱが定番になりつつあります
吹き抜ける風が、最高に気持ち良い木陰です。

登りでは気付かなかったオトコヨウゾメ発見。
何で登りで素通りしちゃったんだろっ。

 天然クーラー
▲ オトコヨウゾメ         ▲ チョンボコースでは物足りないし

登山口に戻り車道をクロスして、つつじヶ峰コースに入ってみます。
しばらくの間付き合ってくれたおいちゃんですが、帰って寝ると言って引き返しちゃいました。

仕方ないので管理棟で落ち合うことにして、独りで歩くことにしますね。
むし湯の方向にテクテクさっさ。
殆んどの人はオンマ谷方面へ向われているようで、誰にも出会わない寂しい道ですがね。

 森林公園内の道はややこしい

おいちゃんの言葉通り、目新しい花は見つからなかった。
ミツバツチグリは、そこかしこに群生していました。

前回歩いた時と同じ場所で、三人のバードウオッチングの人が大きなカメラをセットしていました。
ここまで来ると、管理棟はもうすぐそこです。
おいちゃんは待ってるかな〜 ・・・ と駐車場を探したけどいないのよ
もしかして見放されちゃったかしら
してみたら、のんきに途中で遊んでたらしい

▲ こんな道ですけど ・・・
ニシキゴロモ タチツボスミレ ムラサキケマン
▲ 炭焼窯跡               ▲ むし湯跡
▲ 人の往来が偲ばれる当時の石垣跡              ▲ もみじの広場

はらっぱと別れたあと、管理棟へ車を移動してサボることにした
その途中に駐車スペースがあり、反対側は展望台らしかった。

暇だし寄ってみるか。
古びた東屋風の建物があり、トイレも完備していた。
芝生にシートを広げて、山帰りらしい老カップルさんが寛いでいる愛らしさ。

谷川連峰をズームアップしたり、ツツジ越しの水沢山を撮ったりする。
そんなこんなでダラけていたら 着信。
管理棟に走って、はらっぱを回収します。

▲ 戻る途中の駐車スペースから二ツ岳
                                   ▲ 平標山、仙ノ倉山と万太郎山


  おまけ

榛名富士RWまで行ってみるが、ツツジは蕾んでいて一週間早い。
伏目がちにジッとしている馬車のポニーに同情しただけでUターン。

沼の原に移動して散策しましょう。
ゆうすげの道です。
遠目には、まだ枯れ草茂る原っぱ以外の何物でもありませんが、歩き始めてみるとスミレやクサボケなどが咲いてましたよ。
おっとびっくり、スズランまで咲いてたし (^^

 沼の原とスルス岩
                                 ▲ ミツバツチグリ
メギ ズミ フデリンドウ
ニオイタチツボスミレ チシオスミレ サクラスミレ
ニョイスミレ コゴメウツギ タチツボスミレ
クサボケ スズラン ヤマツツジ
 沼の平の端っこから榛名富士                外輪稜線の分岐
▲ スルス岩なんちゃって決死隊              ▲ 最後の鉄梯子

外輪稜線の道に入っちゃったら、素通りできないのがスルス岩。
まあこの辺りでは、最高の展望台ですからね。
きょうは気が進まないなあとか言いながら、足は岩に掛かっている (^^;

岩の上からの展望と、展望に付き物のおやつ休憩ですよ。
まだ谷川連峰が見えていますね。

▲ ありゃ やっちゃった            ▲ スルス岩の烏天狗様
                                         ▲ 榛名山中心部

稜線のちんたら歩きに、ヤマツツジが花を添えます。

北斜面は自然林なのでヤマツツジ色 
南斜面は植林地なので杉色

沼の原では見られなかったウマノアシガタが咲いていました。
しかも団体で (^^

▲ 障害物レース        ▲ 外輪稜線から掃部ヶ岳、榛名富士
ウマノアシガタ ニオイタチツボスミレ ズミ

松之沢峠に着く寸前で、おいちゃんが階段を踏み外して あわわ。
へっへっ、へび踏みそうになった(^^; 大蛇 (^^; 1m近いぞ。
転びはしなかったけど、踊りまくって危なっかしくって可笑しかった (^^

私は後ろだったので、ニョロニョロを見なくてすんだの yokatta。
いるんだよね〜 この山には ・・・
だいっ嫌い。

▲ 右側は自然林、左は杉植林地           ▲ 休憩ベンチもあったりして
▲ ニョロニョロを突っつくおいちゃん         ▲ 沼の原(県営グランド)駐車場