2015.05.23 (土)                        K2Couple No.0499

高原山 剣ヶ峰
けんがみね(栃木県)
1,540m

  無名峰 1590m 剣ヶ峰 1540m 大入道 1402m

天空の星と地上の星

コース最大標高差 : 460
コース累積標高差(+) : 720
コース累積標高差(−) : 720
コース沿面距離 : 10.7 km
行動時間 : 7'30"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  雪たっぷりの会津駒ヶ岳方面
  23:10 = 前橋南IC(北関東道・東北道)矢板IC = 25:15 八方ヶ原大間々駐車場車中泊
 大間々p 5:50 - 6:00 青空コース(ミツモチ山へ)分岐 - 6:25【P1456】6:30 - 6:55 八海山神社 7:10 - 7:25 無名峰【P1590】-
 7:45 剣ヶ峰 - 8:10 シロヤシオランチ 8:35 - 9:30 大入道 - 10:15 無名沢出合 - 10:30 桜沢出合 10:45 - 11:00 小間々駐車場 -
 12:00 外周遊歩道 - 12:40 (だらける) 12:55 - 13:05 中央遊歩道 - 13:20 大間々p
 大間々p 13:30 = 矢板IC(東北道・北関東道)前橋南IC = 15:50


                              標高グラフ (KASHMIR 3D)

  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

高原山 剣ヶ峰の場所


 何年も前から行きたいと思いながら、おいちゃんに蹴られて延び延びになってた高原山のヤシオツツジを見に行きます
 ヤシオツツジの咲く時期は、早出しないと駐車場が満車になってしまうらしい。
 朝早く出るのは辛いので、前夜発車中泊にしました。

 高速割引を利用するためには、矢板ICを深夜0時過ぎに下りなくてはいけないし、何だかんだで11時過ぎの出発です。
 初めての道なのでナビ頼り、着いたのは夜中の1時15分。
 山中の駐車場なので2台くらい停まってるかな?と思っていましたが、何と端っこ一列は残らず埋まっていたのですよ。
 よく見れば望遠鏡がズラ〜っと並んでおり、皆んな星の世界に魅せられた人たちでした。
 その光景につられて見上げると、天空は ☆☆☆ がちりばめられた宝石箱のようになっており大大大感激です
 ここ八方ヶ原は、関東では指折りの天体観測の三つ星ポイントなんだそうです。
 まさに満天の星。
(当然お月様があってはいけない訳で)
 夜空を埋め尽くす星の数に圧倒されて、どれが何座なのか完全にこんがらがる私の知識 (^^;
 太陽系が属する天の川銀河を内から眺める天の川、あまりに久しぶりすぎて子供の頃を思い出すような感動です。
 遥かな星の瞬きを眺めたり宇宙のことを想像したりするだけで、嫌なことも些細に思えて気が晴れますよね

 私が識別できるのは、北斗七星とカシオペア座や天の川だけかな。
 っと、大きな流れ星がス〜と流れたのですが、とっさの出来事に願い事をする間もなく ・・・
 外気温が8℃と肌寒い標高1280mの夜は、感動と共に更けていきました。

馬鹿でかい(直径30cm以上)天体望遠鏡にパソコンを繋いで観測している人と仲良しになり、暗がりでいろいろ教えていただきました。
PC画面には、リアルタイムで画像が映っています。

あれがさそり座で、天の川の両側に明るく輝いているのがベガ(織姫星)とアルタイル(彦星)、北極星は意外に暗いんですよ。
その方が撮影しているのは、**万光年も離れた系外銀河なんだって。
凄い画像をいっぱい見せていただきました。

そんなこんなで夢中になって、寝袋に入るのが2時を過ぎてしまった (^^;

 系外銀河の画像を見せてもらう         久しぶりに眺めた天の川に感動

はらっぱはグッスリ寝ているので、そっと付近の偵察に出る。
清々しい青空だ。

もう明るいよと言うおいちゃんの声で起こされちゃった。
まだ4時半じゃん。
睡眠時間2時間半じゃ、頭はボ〜身体はエンジンがかかりません。
ゆっくり車内を片付けて、やっとトイレに行きました。

昨夜の星撮り屋さんたちの姿はなく、駐車場は地上の星を探す人たちの車だけのようです。

 駐車場併設展望台から
 八方自然休養林の案内板           ▲ ヤマツツジと前黒山

早い人達がボチボチと出発して行かれます。
私たちはだらだら。

コンビニで買って来た巻き寿司の朝食を食べて、おもむろに出発します。
駐車場から、林間コースを右に分けて見晴コースへ。

林道ちっくな砂利道を20分程歩けば、見晴コース入口の階段です。
登山ポストがありましたので、ノートに記帳。
きょうは何日だっけ?
おいちゃんの言うとおりに日付を書き込んできたら、明日の日付だった

 駐車場の所で林間コースを分けます
 すぐにミツモチ山に行くヤシオコースの分岐        ▲ きょうは24日だよ (嘘ばっかし)
タチツボスミレ ニョイスミレ シロヤシオの葉っぱ

見晴らしコースに入りますが、足元にはスミレが少し咲いてるだけで他には何にもありません。
笹だけが元気にはびこっていました (^^;

ツツジも咲いてませんよ。
道はやや岩混じりになりますが歩きやすいですね。

 鳥居を潜って

樹林が切れて展望のある尾根に出ると、やっとシロヤシオがポツリポツリ現れますが最盛期は過ぎています。

遠くに見えてる山々も、何処なのかさっぱりわからず。
わかるのは、去年の9月に登った釈迦ヶ岳だけですよ。
遠くのあの山は、思ったとおり男体山だったのですね。
八海山神社でお会いした地元の方に教えていただきましたよ。

 岩混じりの登り          ▲ P1456で気持ちよく休憩
 祠が見えてきて    ▲ 手術がうまくいきますように (^^ 必死のお願い
 ミツバツツジ              ▲ 笹原ばっかし

八海山神社をあとに本日の最高点、不遇な名無しピークに到着。
国土地理院地図に記載はありませんが、標高1590m峰です。

「ここは矢板市最高点1950m」 という手作りの板が添えられています。
標高も山容も剣ヶ峰を上回っていますが、釈迦ヶ岳ルートの分岐点に当たるP1540峰(剣ヶ峰)が要衝ピークということかな。

こういうことって、人の社会にもありそうなことですね (^^;

 不遇なピーク1590

 待望のシロヤシオ                ▲ 満開

不遇なピークから下っていくと、前方に南会津の山が見えます。
まだ雪を冠って真っ白ですねえ。
シロヤシオを前景に撮ろうと思うのですが、雑木が邪魔して。
スッキリ見える場所では、何故かシロヤシオが咲いてないし (^^;

でも、少しずつシロヤシオの花の数も多くなってきました。

 足に優しい登山道              ▲ 楚々と美しく
                                 ▲ 南会津の山々が白く輝いて見えます
 散歩道っぽい訳で              ▲ 釈迦ヶ岳分岐

釈迦ヶ岳への分岐を曲がって、すぐに剣ヶ峰の山頂でした。
展望もないのでスルーします。

ここからは、割と急な100mの下りです。
そのあとはちんたらアップダウンの稜線歩き (^^
シロヤシオ鑑賞ルートですよん。

 剣ヶ峰山頂

 ずっと見えてた前黒山              ▲ オオカメノキ
 ミツバツツジも       ▲ 南側は緩く、北側は急斜面な稜線

シロヤシオが殆んどないけど、何処に行っちゃったんだろね。
もう全て散ったのかしら?
ちょっと遅かったのよね。

少し肩を落として歩き続けました。
おっと、出てきましたよ〜。

 なんもないけど         ▲ 根っこだけはいっぱいあるね
                                ▲ シロヤシオ
 気持ちの良い笹の道           ▲ 今のうちに撮っとこっと

逆コースの人達とすれ違う時間帯になりました。
まだ8時過ぎだけど、綺麗な満開のヤシオの下でランチしますね。
きょうは暑くなりそうだったので、ファミマの冷やしうどんと冷やし中華 (^^

 シロヤシオ下の笹薮ランチ 冷やしうどんの部 (ちょっとしょっぱいです〜)

朝食べたばっかりでしたので、あまり食は進みません (^^;
はあとでね。

相変わらずの熊笹や新緑ですけど、気持ちの良い稜線です。
ただ足元の花は、全然ありませんよ
やや欲求不満のはらっぱ。

健気に咲くシロヤシオで満足しましょうね、きょうのメインだし。

 ぎっしり咲いてるね              ▲ 近くで見たい
                                ▲▲ シロヤシオ

谷を挟んで、前黒山の連なりや那須の山が見えています。
後ろには下ってきた剣ヶ峰が高くなっています。
あんなところから下ってきたの?と思うほど、妙に高く見えます。

シロヤシオは落花してる木が多いけど、まだ蕾が付いてる木もある。
登山道には延々とシロヤシオの木が続いていますので、当たり年にはさぞかし見事な咲きっぷりなんでしょうね。

 シロヤシオと前黒山             ▲ 遥かに那須の山
 ミツバとシロのコラボ咲き      ▲ シロヤシオはこれで終わりにしましょう

下るに連れて暖かくなり、春蝉の鳴き声が賑やかになってきました。
ムキになって本気を出しています。

展望のよい場所でドリンク&おやつ休憩。
と、生まれたばかりの春蝉君が地べたをぎこちなく跳ねています
まだ飛べないのかと思って見てたら、いきなり飛んでったのよ。
まあ、めでたしめでたし。

 縄文ツツジ           ▲ 三色だんご             早く飛ばなくちゃ(^^;ヤバイ
マイヅルソウ ギンリョウソウ

大入道なる山頂に到着。
特に何もなく、三角点にタッチして速攻スルーしますね。
大入道から小間々に下る道は、シロヤシオからヤマツツジにバトンタッチ。

そのヤマツツジの花から花へ、忙しく飛び回る蝶がいましたの。
クロアゲハかと思ったら、羽を広げると青くて綺麗な蝶です。
動きまくるので、上手く写真に撮れない

家に帰って調べたら、カラスアゲハのようです。

 大入道の山頂
 ヤマツツジに交代            ▲ カラスアゲハチョウ
ムカゴネコノメソウ フデリンドウ 区長さんに捧げる笹の花

大入道の下降路は、次第に無名沢の枝沢を下るようになります。
途中で右岸に渡ってしばらく沢沿いを下る。

沢の中から蛙みたいな春蝉の鳴き声が ・・・と思ったら。
ありゃりゃ、本物の蛙さまだった。
鳴き声は似てるけど、微妙に違うのね (^^

無名沢の本流出合で、おいちゃんが待っていた。
ここが、きょうのコースの最低標高ポイント。

 道は無名沢に合流

しばらくの間、平べったい樹林尾根を横切って再び沢に下ります。
桜沢は涸れていました。

喉が渇いたので、涸沢の岩を背もたれにまたまたドリンク休憩。
目に映る新緑が爽やかです。
寝そべってまったり〜

 沢からのっぺりした尾根に上がる          ▲ 変わり映えしない道だね
 桜沢出合で休憩            強い陽射しが葉っぱを透かす

桜沢から離れて僅かで小間々エリアでした。
まだまだこれから登って行かれる人が結構いますね。

矢板市役所からバスで来られたお爺ちゃんに声をかけられます。
道がいっぱいあって、何処を歩いたらいいんでしょうかと。
訊けば自由時間を独りで過ごしているらしい。

小間々まで一緒に行動しましたが、私たちがしゃがんで花の写真を撮ってる間に居なくなっちゃった (^^;
大丈夫かな〜。

 ムラサキサギゴケ
 レンゲツツジ             ▲ 小間々駐車場

小間々駐車場も満車で、路肩に溢れている。
ここからは大間々自然歩道に入りましたが、あまり楽しい道ではなかった。

ただ単に歩くことを楽しみたい人向けの歩道らしい。
ツツジの類も少ない。

 大間々自然歩道へ

と、ワラビを採ってる人を発見。
勝手に私たちも仲間に入れてもらうことにする。
しかし、もう採られた後なので少ない訳で。
歩き回っていたら、ザックをデポした場所が分からなくなった
今度はザックを探す破目になっちゃったのよ。
焦って藪の中を探すので、半袖のおいちゃんの腕は傷だらけ (^^;

めでたくザックを発見回収して、車道を横切り反対側の遊歩道に入ります。
外周遊歩道って書いてある。

 収穫したワラビ

 車道クロス          ▲ 外周遊歩道、良さそうだな

遊歩道の入口には、ウマノアシガタがいっぱい咲いていますね。
そして、またまたワラビを見つけちゃったりして、ウロウロ足が進みません。

しかし ・・・
そこから先の遊歩道は、ヤマツツジが少し咲いてるだけで延々と地獄道。
ずっと藪中の狭い道で、いい加減嫌になってきたのよ。
疲れたし寝不足だし、グレ歩きですよ

 この辺りはまだ良いほう             ▲ ハルリンドウ
シロバナサギゴケ ミツバツチグリ タネツケバナ
ウマノアシガタ ミミナグサ ズミ

知らないと言うことは恐ろしい。
みんな知ってるのか、人っ子一人会わない寂しい道でしたね。
「放棄された遊歩道」 って書いておいて欲しい (^^;

40分くらい歩いた(途中でワラビ採ってたけど)所で、藪の中にベンチを発見してミカン休憩にしましたよ。

 荒れ荒れベンチでいじけ休憩

そして、ここから少し登ると車の音が聞こえてきた。
中央遊歩道(連絡道)があったので、速攻外周遊歩道と縁を切ります。

すぐに開けた展望地に出る
そこには、開放的なベンチがいくつも並んでるじゃありませんか。
早く言ってよ〜。

こっちで休憩すれば、後味良く山行が締めくくれたのに。
我が隊は、いっつもこういうドジなのよね。

 中央遊歩道のベンチ広場
                    ▲ ベンチにカメラを置いて、締めのツーショットですよん

ここから車道を横切り、中央遊歩道を歩いて大間々自然歩道に合流。
大勢の人と出会うようになりました (^^

ここがメイン遊歩道と認識新たな訳で。
気付くのが遅いよ。

 再び車道に出る       ▲ 車道クロスして中央遊歩道の続きを
                          ▲ 明るいし綺麗だし、こうでなくっちゃね

こちらはヤマツツジとレンゲツツジの競演で、きょう一番の綺麗な花街道でありました。

終わり良ければ全て良しってか。
それにしても、外周遊歩道だけは悔いが残りましたよ。

ほどなく大間々の駐車場が見えてきて、きょうの歩きは終了です。

 最後の最後に癒される

大勢の人出で賑わったのでしょうね。
路駐の車が並んでいました。

駐車場の気温は21℃、矢板まで下りて26℃。
宇都宮では30℃になったのよ。
まだ5月なのに真夏日だなんてね。

この日、石塚隊も同じコースを歩かれたことを後で知りました。
う〜ん、会えなくて残念でした。
さくらちゃんも一緒だったのかな。

 駐車場に続くウッドデッキ


 夕方になって、採りたてのウドとコシアブラをお土産に友人が遊びに来ました。
 どうもこの歳になると、お互いに病気の自慢話ばっかりになって寂しい限りでございます (^^; by あた。
 そして夜、隣のおばちゃんが北海道から届いたアスパラを持ってきてくれました
 皆さんありがとう。