2015.08.02 (日)   K2Couple No.0506 

地蔵岳
あかぎ じぞうだけ(群馬県)
1,674m
末孫娘 念願の山デビュー

コース最大標高差 : 180
コース累積標高差(+) : 200
コース累積標高差(−) : 200
コース沿面距離 : 3.9 km
行動時間 : 3'15"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  山頂で仲良しランチ、2年生♂ と1年生♀
  5:25 = 前橋 = 6:30鳥居峠 = 6:35 小沼
 小沼 6:40 ... 6:50 八丁峠 ... 7:30 地蔵岳 【L1】 8:10 ... 8:30 八丁峠 ... 8:40 小沼 【水遊び】
 小沼 9:10 = 9:15 覚満淵 【L2】 9:55 = 前橋 = 11:15

地蔵岳の場所


昨日の午後、長野の孫二人を迎えに行ってきました。(パパママは仕事)
恒例の夏休み合宿 in 群馬です (^^
今回の参加者は下の二人。

一番下の孫娘は家に入るなり 「明日山へ行きたい、山へ行こうね」って。
今まで、お兄ちゃん達の山話を羨ましく思っていたのでしょうね。
未知の山に気持ちが募っていたようです。

きょうが山デビューですよ

この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである
(経緯度線は20秒間隔)

大気の状態が不安定らしいので、雷さまが来る前にささっと登れる山。
と言えば赤城か榛名ですかね。
涼しいのは標高の高い赤城山でしょ。

朝4時半に起きて準備出発します。
コンビニで買出しして、そのあと子供達は速攻寝てましたけど (^^

赤城道路は車はまだ少なかったけど、サイクル族は多かった。
涼しいうちに走ろうってことでしょう。

 女性軍、買出し
 まだ先は長いぞ              ▲ 朝日が眩しい

夕べ2時に明るい外を見ると、前日に見えなかったブルームーンが
明けて今朝は良いお天気でしたのに、モヤが掛かって遠望はありません。

東の空に太陽が昇ったばかりなのに、気温はすでに27℃ですよ。
湿度も高そう

新坂平まで登ると19℃、さすがに赤城は涼しいですねえ。
鳥居峠から覚満淵を見下ろして、小沼駐車場に急ぎます。
朝霧漂う覚満淵を期待したのですが、少し遅かった。

 鳥居峠から覚満淵

小沼駐車場からわずかな距離で、八丁平の登山口です。
山は涼しいやね〜。
木々に囲まれた爽やかな峠です。

しかし道はいきなり階段の連続で、汗が噴出してきますね
RENRENはおじいちゃんにベッタリですが、CRIM君は疲れ知らずダッシュでどんどん先に行ってしまいます。

 八丁峠で ハリキリ娘

この時期に地蔵岳に登るのは初めてですよ。
草木が茂り、道が狭く感じます。

子供たちは小学1年生と2年生ですから元気いっぱい。
快調に登って行きます。

私は少ない花を探しながら、しんがりを登りますね。

 おじいちゃんと一緒に

じっくり味わって階段を登る。
足を止めて、眼下に広がる景色を確認したりします。
奥深い山の楽しみを知るには、まだ15年も20年も早いけどね (^^;

いずれそのうち、心から山に触れる君たちの将来に期待しましょう。
今は少しでも自然の美しさを感じて欲しいだけ ・・・

 プチ山ガール              池が見えるよ
ツリガネニンジン(白) ヤマホタルブクロ ケナツノタムラソウ ウスユキソウ
コメツツジ オトギリソウ ツリガネニンジン ニガイチゴ
トモエシオガマ ハクサンフウロ ヤマオダマキ ヤマオダマキ シロバナニガナ
ワレモコウ ニッコウキスゲ イブキボウフウ キオン ヤマジソ
タツナミソウ カワラマツバ シモツケ ミヤマハコベ クガイソウ
ネバリノギラン アキノキリンソウ(蕾) ヨツバヒヨドリ ノギラン

あっという間に山頂が見えてきました。
孫たちはアンテナ群の林立に目を奪われますが、それ以上の興味関心はないようです。

夢に見た山登りをしている自分のことと、担いできたジュースやおやつが気になる ・・・ ただそれだけだよね〜 (^^;

ボンヤリしてますが、小沼が見える。
あそこに行きたいよ〜。
はいはい、帰りに寄りますからね。

 山頂手前のケルン
 冷たいジュースを飲んで             ▲ 長七郎山と小沼

山頂に着いて、大沼を見下ろす石垣の上でお弁当タイムにします。
その前に、はらっぱだけアンテナ周辺まで花探しに出かけました。
咲いてたのは、ニッコウキスゲが2本とネジバナが数本。
それに、イブキボウフウが1本と キオンが1本だけ (^^;

トンボがサワサワいっぱい飛んでますね。
CRIM君は未熟につき、まだトンボを捕まえられません。

 山デビューで何を想う
 はい、手をつないで          ▲ 散策 (トンボ探し花探し)

おじいちゃん、トンボ捕りたい。
じゃあね、顔の前で指をグルグル廻してみ。
お前なぁ、自分の顔の前で指まわしてどうすんじゃ

お兄ちゃんの真似をして、おしゃまな1年生も石垣で遊び始めた。
おいおい、女の子は危ないからやめなさい
上3人が男兄弟の末っ子ですから、女といえども怖いもの知らずです。

 いえ〜い        ▲ 遊び終わって黒檜や大沼を眺める

このお地蔵さん、みんな首が取れちゃったのよ。
え〜何で?
何でかね〜。

さてっと、帰りますよ。

 お兄ちゃんザック背負ってよ

おじいちゃんっ子のRENRENは、帰りも手をつないでルンルン。
でも下りはダッシュです
階段の隙間に落ちないでよ〜。

ぎゃ〜、く〜ちゃんが嵌った。
でも怪我はなさそうです。

 地蔵プロムナード              ▲ ダッシュ作戦

下りでは、うちの子供達より小さな子供さんが登って来られましたよ。
優しいパパとママが一緒でいいね。
こっちはジジババと一緒だ。

わいわい騒ぎながら八丁峠に着きました。
お約束の小沼に下ります。

 しっぱい

小沼畔で残りのランチ休憩と思っていたのに、唯一のベンチは音響装置に占領されていました。
テントも張って、何かイベントのリハーサルなのかな。

子供達は靴を脱いではしゃいでいます。
水遊びがお気に入りの様子ですが、危なっかしくて落ち着きません。

もうやめてよ。

ずっと遊んでいたい気持ちを説得して、覚満淵に移動します。
覚満淵なら安心だと思ったのですが ・・・ まさかの事件が

 深い方に行かないでよ
 何やら音楽関係の合宿?          ▲ はい、水遊びはおしまいね
ウツボグサ コバギボウシ イケマ ヒメシロネ ヒメシロネ
ヤマハハコ ノハラアザミ マツヨイグサ ゲンノショウコ

本当は長七郎山を一周するつもりだったのですが、展望も期待できないので覚満淵の散策に切り替えたのです。

9時を過ぎたので、人が徐々に増えてきました。
水際を歩くのは気持ち良いです。
ただ、落ちないように注意しないとね。

川ではミズスマシを追いかけたり、何かの虫を探し始めましたよ。

 真ん中歩きなよ
 何かやらかしそう          ▲ 石をはぐったりしてますけど

最初のベンチでは、カップルさんが寛ぎ中。
二つ目のベンチが空いていたので、お店を広げますね。

持ってきたもの全部を開いても、kurea君はじっとしてません。
見えなくなるほど遠くまで、どんどん木道を走って行ってしまいます。
で〜走って戻るの繰り返し。
末っ子♀まで真似するし。
このエネルギー、何か有効に使う手はないものでしょうか。

 覚満淵の桟橋を行く
 オレ旅に出る           ▲ 旅から帰ってきました
 おじいちゃんと研究会        ▲ 泳いでいたカモも ビックリ飛び上がる

そろそろ帰ろうかと片付け始めたときに ・・・
きゃ〜 くうちゃんが落っこちた〜 
驚いて振り返ると、CRIM君が桟橋の橋げたに掴まって這い上がっているところです。
やられた〜。
しかもちょうど団体さんが通りかかっていて、しっかり目撃されちゃった
団体さんはレアな瞬間を目撃して、滑稽な土産話をお持ち帰りです (^^;

 勢いよく走ってきて落ちたらしい

引率者として失格の烙印、恥ずかしくて顔を上げられなかった。
訊けば、足が側木に引っかかって頭からダイビングしたらしい。
本人曰く 「一回転したので池には足から落ちたんだよ」
どうでもいいけど、怪我がなくて良かったよ。
全身ズブ濡れなので、上衣だけ脱いで裸で帰る惨めな結末
こんな事件が、末孫娘の山デビューを飾ったのでありました。

am10時に帰路につき、家に帰ったらまたまた38℃。
赤城山+15℃の酷暑

 水がしたたるCRIM君
チダケサシ ノアザミ タマガワホトトギス ダイコンソウ
キンミズヒキ アブラガヤ キツネノボタン ヤマトウバナ
コオニユリ マツムシソウ アカバナ