2015.10.04 (日)                        K2Couple No.0513

八幡平
はちまんたい(秋田県・岩手県)
1,613m
霧に浮かぶ高層湿原の草紅葉

コース最大標高差 : 75
コース累積標高差(+) : 175
コース累積標高差(−) : 175
コース沿面距離 : 4.9 km
行動時間 : 2'15"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  一瞬のガスの晴れ間に八幡沼を望む
 松川登山口(三ツ石山)p 6:35 = 7:05 見返峠無料p
 見返峠無料p 7:15 - 7:30 見返峠分岐(トイレ棟) 7:40 - 8:10 源太分れ - 8:25 避難小屋陵雲荘 8:30 -
 8:45 八幡平山頂 8:50 - 9:00 めがね沼 - 9:15 有料p展望所 9:25 - 9:30 見返峠無料p
 見返峠無料p 9:45 = 10:50 道の駅かづの(昼食) 11:40 =(小坂樹海ライン)= 12:35 十和田湖展望台(発荷峠) 12:40 =
 12:55 休屋/乙女の像 13:10 = 13:25 奥入瀬渓流散策 15:05 = 16:10 酸ヶ湯公共駐車場(車中泊)

    八幡平の場所
  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

 八幡平の平をタイラではなくタイと読むのは、八甲田山などに多い「岱」と同義語であるからだろう。
 タイとは山上の湿地帯の意で、あるいは古語の「田井」から来たのかもしれない。
 東北地方では山上の湿地を御田とかタンポとか呼ぶ例が多い。

 八幡平の最高点は一六一四米の三角点のあるところだが、特別に峰と称するほど際立ったものではない。
 茶臼、安比、畚、杣角、それらの山々の間に拡がる高原状の山地を指して、八幡平と呼んでいる。
 中でも最高三角点を中心として、東は源太森、南の見返峠までの地域は、殆んど平坦な原と言っていい。
 広大な高原のあちこちに、素朴な山の湯、風致のある地沼、北方独特の樹林が散在して、一大楽園を展開している。

 しかし八幡平の真価は、やはり高原逍遥にあるだろう。
 一枚の大きな平坦な原ではなく、緩い傾斜を持った高低のある高原で、気持ちのいい岱を一つ横切ると見事な原始林に入ったり、一つの丘を越すと
 思いがけなく沼があったりして、その変化のある風景が面白い。

                                                                        
  深田久弥 『日本百名山』 より抜粋



ぐっすり眠って、夜中の12時に目を覚ます。
嬉しい星空です。
明日の好天を予感して二度寝。

明るくなって目覚めますと、次々と車が集結してくるではありませんか。
同行者が待ち合わせているらしく、賑やかです。
著名な登山口なのかもしれません。

朝の駐車場の気温は7℃。
標識にある三ツ石山って、どんな山なんだろ?

 登山口駐車場の朝
 やっぱり上はガスってますね            ▲ 予定通り見返峠へ

3度目の樹海ラインを登って、八幡平登山口の見返峠に向かいますね。
今のところ期待を裏切るガス。
下は晴れてるのにね〜 (^^;

滝を見かけたので、車を停めて写真を撮って。
昨日お世話になった藤七温泉は、やっぱりボ〜っと霞んでおりました。

 無名滝なのかな

            ▲ 藤七温泉通過


峠の無料駐車場には、すでに何台も車が停まっています。
20台くらいかな。

駐車場の気温は2℃だった。
こりゃ冬だ。

辺りは相変わらずガスガスですが、その内晴れることを念じて出発。
見回しても人影はなく。

 登山口へ

平らな石が整然と固められたコンクリートの道が続きます。
分岐を左に分けてしばらく登ると、トイレのある分岐に着きました。
ここが見返峠のようです。

案内板「八幡平の山なみ」を見ると、ここから岩手山が見えるらしい。
左はガマ沼を経て山頂、右は高層湿原を経て源太分れです。
トイレを拝借して、分岐を右に下って行きます。

 整然とした歩道           晴れてればね〜
 八幡平自然探勝路マップ             ▲ 見返峠のトイレ棟

 ここの下から藤七温泉にかけて、急な崖が地肌を見せています。
 こうした地滑り(滑落崖)地形は、山頂部の平らな台地とともに八幡平地形の特徴らしい。

アオモリトドマツ(オオシラビソ)の針葉樹林帯に伸びる木道は、濡れて滑るので慎重に下ります。

その先は一気に開け、草紅葉の高層湿原は気持ちよかった
尾瀬ヶ原のミニ版って感じですかね。
枯れたキンコウカの葉っぱが、どこまでも続いています。
尾瀬のアヤメ平ちっく。

 木道の下りは滑る
        ガスに浮かび上がるオオシラビソ、キンコウカの草紅葉、池塘そして真っ直ぐ伸びる木道
 明るい感じの池塘           ▲ 池塘じゃなくて沼だね

T字路分岐が源太分れ。
右は源太の森ですが、行きませんよ。
次回があれば、その時のお楽しみに取っとく (^^

左にコースをとり、私達は山頂方面に向かいます。

 源太分れ
 しっかりした標識           ▲ 自然探勝路mapを拡大
                               ▲ 広々として寒々として、でも心温まる時間

本日初めて人との遭遇。
前からカップルさんがやって来ました。

山頂を廻って来ましたかっておいちゃんが声を掛けると、笑顔で$ж£◎
ありゃ外国からのお客様でしたよ。
お互いに言葉が通じないまま笑顔だけ残して、寂しい別れ。
きょう初めてお会いしたのが外国人だなんて縁起がいい。
(意味不明)

駐車場にあったあの車の方々は、一体何処へ消えちゃったのでしょうね ?

 高層湿原の説明
 ありっ、川が流れてるぜ          ▲ 八幡沼から流れてるのかしら
 八幡沼の一角か              ▲ ガスは薄いぞ

おっと青空発見、小さいけど。
そういえば、少しずつ明るくなってきたような気がする。
と思うそばからガスが襲ってきたりして ・・・
一喜一憂とはこのこと。

湿原の中で、これだけ見えれば充分だよね。
もう少しガスが濃いほうがfantasyかもなんて、自棄な気分にもなる訳で。

 滑り止め付き木道は嬉しい     ▲ イワショウブ         ▲ 青空だ〜

湿原を闊歩して暫くすると、木立の中に避難小屋(陵雲荘)がありました。
とっても綺麗な小屋です。

テラスに吊り下げられた鐘を鳴らして、広大な八幡平に私たちの小さな存在を知らしめる。
空しいアッピールだけどね (^^;

 避難小屋
 鐘を鳴らして八幡沼を眺める             ▲ 避難小屋内部

八幡沼のほとりを登っている途中で、何気にパ〜っと明るくなりました
お〜やった〜、これは嬉しい展開ですよ。
群馬高崎から、はるばるやって来たご褒美だ。

眼前には、八幡沼全体が細長く広がっています。
上の展望台に駆け登って、ちょうど居合わせたカップルさんと歓声を上げていたらまた消えてしまって狐につままれたみたい。

見ました?
見た見た確かに見ましたよ ささやかな共有に歓喜する。

 避難小屋をあとに
                                       ▲ 八幡沼にうっとり〜

4人揃って僅かに登れば、展望台のある山頂に到着です。
お会いしたカップルさんの写真を撮ってあげました。
(これ小さな親切運動)

展望台の上からは、晴れてれば素晴らしい景色が広がるのでしょう。
きょうは、何処かわからない山が薄っすらと見えるだけです。

まっいっか 不完全燃焼。

 展望なし台
 せめて写真に納まる              ▲ あたしも (^^
葉っぱ マイヅルソウ ヤマハハコ チングルマ オオカメノキ ナナカマド

復路は、めがね沼&鏡沼を廻って帰りますね。
歩道のように歩きやすくなっております。

文字通り二つ並んでるからめがね沼だね。
めがね沼も鏡沼も、火口湖のように深くえぐれた底でした。
八幡平って火山なんだよね〜。

 まるで庭園みたいな道              ▲ ナナカマド
 鏡沼           ▲ 沼を見下ろし呑気歩き

往路の途中に合流し、あとは勢いで駐車場へ。
簡単なトレッキングでしたが、八幡平はこれでお終い。

有料駐車場は山なみ展望に優れた場所になっており、こんな天気でも奇跡的に岩手山が見えていました。
鳥海山なども見えるようですが、きょうは無理だ。

 有料駐車場から岩手山           ▲ 有料駐車場はガラガラ

有料駐車場と無料駐車場の間にも、立派なトイレ棟がありました。

振り返ってみたら、きょうも山ごはん食べなかったね〜。
このコースでは食べる間もなく終わっちゃうし。

さて、次の目的地十和田湖に向けて移動しますね。
これから天気回復するのだろうか。
このあと晴れたらガッカリだよね。

 無料駐車場へ

車に乗り込み走り出した途端に、濃いガスに丸ごと包まれるのでした。
あ〜晴れなくて良かった
了見のmax狭いK2隊でした (^^;

紅葉のアスピーテラインを下り蒸ノ湯温泉を遠目に眺め、後生掛温泉に寄り道して鹿角市へ。

鹿角市の街路樹は、珍しいナナカマドの木です。
赤い実がたわわに実って綺麗でした。

 引き込まれそうなガス
 八幡平アスピーテライン              ▲ 蒸ノ湯温泉
 後生掛温泉は車が溢れていた            ▲ ナナカマドの街路樹

道の駅かづのに寄り、久しぶりにチャンとした食事を摂りましょう。
って、パワーアップ期待の肉料理ですけど (^^;
せっかくだから、この地の名物きりたんぽはいかが? やめとく

お腹を満たして十和田湖へ。
小坂から樹海ラインを走ってみよう。

 かづの牛一口ステーキ定食

  十和田湖へ

樹海ラインは、紅葉のこの字もなかった
発荷峠第一展望台から十和田湖を見下ろし、休屋エリアに寄って乙女の像までピストンする。

天候に恵まれず、乙女の像も風邪引きそうだし遊覧船の客もまばらです。
ちょっぴり寂しい北の湖という風情。

 乙女の像           ▲ 遊覧船も哀愁を漂わせて

  奥入瀬渓流へ

奥入瀬渓流はシーズン入りすると車両通行止めらしい。
子ノ口に駐車して散策ののちバスで戻ることを考えていたのですが、まだ通行可でした。
と言うことは、まだ紅葉してないってこと (^^;

まずは銚子大滝や雲井の滝、千筋の滝をぶらぶら見物。
次は、石ヶ戸バス停に車を停めて屏風岩まで遊歩道を散策しました。
紅葉の絶景という訳にはいきませんでしたが、奥入瀬渓流の雰囲気に浸ってプチ満足ということで。

 銚子大滝
 10%黄色 90%緑              ▲ 千筋の滝
 雲井の滝            ▲ 苔むした岩を流れる
 ちょっと勢いよく           ▲ ワンポイントアクセント
                             とうとうと流れる渓流に佇み
ヤマアジサイ トリカブト コマユミ オニアザミ アキノキリンソウ サラシナショウマ

消化不良の十和田湖、奥入瀬渓流をあとに、酸ヶ湯をめざします。
ここからは至近距離です。

山道に入ってからお店が心配になり、ナビ検索してみたらコンビニなし。
今晩と明日の食料を求めて引き返します。
は売ってなかったので、お稲荷さんとパンを仕入れて再出発。

ここから酸ヶ湯までの道のりは、紅葉真っ盛りでmax綺麗でしたね。
日差しがあったら気狂うかも (^^;

 日差しなくても充分綺麗
                           ▲▲ 紅葉ドライブを楽しむ

八幡平といい八甲田といい、ドライブラインが紅葉のピークでした。
今年は例年より季節の歩みが早いようです。

酸ヶ湯の少し手前、何台もの車が停まってるので私達も寄り道してみる。
地獄沼という紅葉の名所らしく、あの人もこの人もカメラを向けていました。

さすが名所、霧に霞んだ紅葉と湯気が漂う沼のコラボレーション good。

                               ▲ 酸ヶ湯じごく沼

目的地の酸ヶ湯には4時過ぎに着きましが、周辺は車の洪水です。
温泉どうする? きょうは汗もかかなかったし ・・・ いいか?
御意

公共駐車場のトイレに近いベストポジションを確保しました。
綺麗な建物が付帯した立派な駐車場です。
写真撮るのすっかり忘れてました (^^;

 酸ヶ湯公共駐車場 (翌日下山時の写真)

まずはインフォメーションセンターを見学して、八甲田山のお勉強です。
山上の紅葉はピーク過ぎとの情報、自動車道路辺りがピークかも。

仙台から来られたカップルさんが、隣で車中泊します。
感じの良いお二人と少しお喋りをして、意気投合しました。
明日はよろしくお願いします (^^
きょう登ったと言う茨城の男性も交えて、寒い中の立ち話が続きます。

 インフォメーションセンター内部
         ▲ 明日予定している景色ですよん ( インフォメーションセンターに貼ってあった写真を転載 )