2015.12.12 (土)   K2Couple No.0521 

大小山(妙義山)
だいしょうやま(栃木県)
314m
        大坊山 286m 大小山 314m
この時期定番の里山歩きに誘われて

コース最大標高差 : 280
コース累積標高差(+) : 690
コース累積標高差(−) : 690
コース沿面距離 : 7.9 km
行動時間 : 6'20"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 南尾根分岐点より大小山

  6:40 = 前橋南IC/北関東道/足利IC = 7:45 大山祗神社

 大山祗神社 8:10 ... 8:45 大坊山 8:55 ... 9:05 長林寺分岐ピーク 9:10 ... 9:35 石切り場ピーク 9:45 ... 9:50 お休み処 ...

 10:00 越床峠 ... 10:10 休憩 10:20 ... 10:25P1 ... 10:55P2 ... 11:10P3 【L】 12:05 ... 12:30 妙義山 ...
 12:50 大小山(天狗岩)... 2:55 展望台 13:05 ... 13:15 南尾根分岐 ... 13:30 休憩 13:40 ... 13:50 やまゆり学園 ... 14:30 大山祗神社

 大山祗神社 14:50 = 太田桐生IC/北関東道/伊勢崎IC = 16:20


   大小山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)

                                                                       標高map by Kashmir3D


師走と言うだけあって、師も走れば庶民も走る
我が家も雑事に追われて、裏妙義以来山から遠ざかっている訳で。

赤城の霧氷を見たいけど、今週末は異常な暖かさで期待できそうもない。
しかも土曜日はおいちゃん仕事だし (^^;

 北関東道から赤城山

金曜の夜になって、大小山へのお誘いをいただきました。
この秋鼻曲山で知り合ったNKさんからの突然のメールです (^^
帰宅したおいちゃんと相談して、せっかくのお誘いだからと参加を決定。

待ち合わせ場所の足利大山祇神社では、既にNKさんご夫妻と同行のT女史が待っていました。
参加者はもう一組です。
宇都宮在住のご夫妻の到着を待って、和やかに全員顔合わせです。

 里山の斜面が朝日に照らされて
 大山祇神社駐車場から足利市街地         ▲ 大坊山はちょっぴり秋の名残り

まずは石段を上がって、大山祇神社にお参りしましょう。
天気予報は好転して、すっきり秋晴れ。
これから奥宮の参道を辿って大坊山へ。

あっ  忘れてた。
きょうはおいちゃんの新しい靴の履き初め式なんですよ
今までと同じ、我が隊お気に入りのLOWAです (^^

 大山祇神社             ▲ 思い思いに参拝して               LOWA TAHOE PRO

広い参道を登って開けた場所からは、足利の町と太田金山が見えます。
金山は低い山ですが、平野部にもっこりと目立つ存在ですね。

更に登ると石灯篭があり、なだらかな道を過ぎれば石段。
その上が大坊山ですよ。

落雷で消失する前は、ここに大山祇神社があったそうです。
早速三脚を準備して、全員の集合写真を撮っていただきました。
きょう一日よろしくお願いしま〜す。

 大山祗神社奥宮の参道
 広い高台です           ▲ 総勢7名さま勢ぞろい

師走とは思えない暖かさで、すでに汗だくですよ
ここでシャツ1枚になります。

西側の展望が良い。
遠く浅間山が見えるのですが、ちょっと薄ぼんやりです。
北関東道からスッキリ綺麗に見 えていた赤城山も、黒檜や地蔵の山頂に雲がかかっててイマイチです。
袈裟丸山は綺麗に見 えているのに、遠くの皇海山や日光白根山も男体山も見えません。

 浅間山遠望

 ゆっくりね〜            ▲ 50mほどイワイワ下り

大坊山から露岩丸出しの道を下って登り返せば、長林寺への分岐のあるピークに着きます。
気持ちの良いピークですが、広がる景色は大坊山と同じな訳で (^^;

ここからも小さなピークをいくつか越えるアップダウンが続きます。
下っては登り、暑いです

 落ち葉を踏んで            ▲ 長林寺分岐ピーク
 イワイワ稜線              ▲ ベンチもあるよ

最後のピークは採石場の上です。
山を削っている採石場側は絶壁ですので、注意喚起のトラロープ付き。

砕石現場で働く音を耳にしながら、こっちはのんびり山遊びですよ。
前回来た時にお会いした、関野建材工業社長さんのことを思い出していた。
あれから7年経ったけど、どうしてるかしら。

 足利の山は岩が多い

            ▲ 採石場を見下ろす
 大小山方面          ▲ 大坊山と長林寺に下る尾根

採石場上のピークは細長くなっていて、西側ピークに居残ったNKだんな様がもう一方のピークにいる皆んなを撮ってくださった。

ここから少し下った採石場側に休憩処「番屋」が整備されていました。
前回来た時はなかったね。
関野社長のおもてなしでしょうか。

しかし、きょうは誰も居なくてひっそりしていましたし、お店は「しばらく休業します」の貼紙。

 採石場の西側ピークから望遠で

 お休み処「番屋」のテーブル          ▲ 鳥居や社もあって本格的
 さようなら           ▲ 落ち葉カサカサ急下り

ここから落ち葉と岩の歩きにくい結構な下りをこなして、十字路になっている越床峠に降り立ちます。
大沼田町に下るエスケープルートですね (^^;

写真を撮ってスルー。
最高峰妙義山までは、小ピーク3コ(仮にP1、P2、P3)を越えるアップダウンですよ。

 やや紅葉ちっく               ▲ 越床峠
ヤマツツジ ヤブコウジ アブラツツジ コウヤボウキ ドウダンツツジ

ゆるゆると登って行きます。
右側の町から拡声機の声が聞こえてきますが、何処からなんだろ?。
この時期ですから花はなく、ひたすら落ち葉を踏みしめて登ります。

時々後ろを振り返ったり、周りの木々を見上げたり。
枯れてる木も遠目には黄葉の残る綺麗な山肌に見えるんですよ。

P1にローソク岩15分の標識がありますが、ここから派生する尾根の先にあるんでしょうね。
行ってみる?
行かない。

 P1 に登る途中でちょっと休憩
 P1 から妙義山          ▲ 大坊山から辿った稜線
                               ▲ P2 からの下り出し
 しんがり隊            ▲ なにやら岩場の気配
 うきうき             ▲ 本日の核心

P2P3のコル付近から少しずつ露岩が目立つようになり、記憶に残る例のエリアに入るようです。

特に険しいという訳でもありませんが、ほどほど慎重に通過。
今は見所のない季節でもありますので、何気に楽しめる場所ではあります。

 とりゃ〜                 ▲ 終了

妙義山の手前ピークP3に到着。
風も穏やかだし日差しもあるし、ここでお昼にしましょうか。
そうしよ そうしよ (^^

小広い尾根に陣取って、ランチタイム
歩いてる時は暑かったけど、休んでいると濡れた背中が冷たくて。
シャツを着替えましょう。
皆さんから煮物やトマトやお漬物など、たくさんいただいちゃいました
ご馳走さま。

 お昼休みですよん

 唯一ロープがあった場所               ▲ そして登る

ここから少し下って登り返しもゴツゴツの登山道になって、覚えているようないないような岩場です。
こんなんだったっけか

おいちゃん体調悪く、脈が踊って遅れ気味ですよ。
先に行っててくれ〜。

 ちんたらゆるゆる

小さなアップダウンを繰り返して、足の筋トレ効果抜群です。
ようやく最高峰妙義山に王手。

阿夫利神社から登ってくる道が、山頂で合流していました。
記念写真を撮ってもらって、全員の意見が一致 「スルー」。

ここから急な道を下って登って、大小山(?)の山頂です。
またまた集合写真を撮って、阿夫利神社コースの展望台に下りましょう。

 大小山妙義山の山頂に大手              ▲ 妙義山です
 下る      ▲ 大小山 (おそろシャツのピンクレディーズ)

大小山ってピーク名がややこしいね。

国土地理院地図の大小山には妙義山の標識があるし。
少し下ったP282には大小山の表示があるものの、以前は鷹巣山だったし。
もっとも、大小山はその昔鷹巣山と呼ばれていたらしい。

大小の文字はP282の中腹に付けられていますが、大天狗小天狗の大小なので天狗岩とも言われているらしい。
大小山(現在の標識) = 鷹巣山 = 天狗岩 っという認識です。
真偽のほどは定かではないですけど (^^;

 足利市観光協会のハイキングマップより

大小山から下って、阿夫利神社への下山ルートに入る。
途中の展望台から「大小」の文字を見上げるためです。
ほんのわずかなピストンですけど。

これって、妙義白雲山の「大」の字に発想が似てるよね。
大の字は櫓を組んでるけど、こっちは直接岩に貼り付けてるみたい (^^

 展望台にて           ▲ 大天狗さま/小天狗さま

分岐に戻り、南尾根ピークで展望小休憩。
南尾根を下っても、「大小」文字を眺めるポイントがあります。

おかげさまで、きょうはずっと快晴に恵まれました。
ねぇ 空気はいいし、仕事してるより健康的でいいでしょよ。

 南尾根分岐点から妙義山

あとは下るだけなのですが、これが超単調な道なのですよ。
途中でおやつ休憩してやまゆり学園に下りましたら、閉まっていました

そして野菜畑を眺めたり、よそん家の庭を覗き込んだりしながら、アスファルト道を駐車場へポコポコ。
ちょっと遠回りしちゃったけどね。

住宅地から駐車場への最後の坂道を登るのが、きょうの核心かもです。
車道のショートカットを挟んでも、最後はヨレて帰って来たのでした。

 下ります
 車道歩き              ▲ 駐車場に戻る


 温泉に寄る話が持ち上がったのですが、会社からおいちゃんに救援要請 があったので直帰します。
 お世話になった皆さまとは、この駐車場でお別れします。
 ありがとうございました。
 それにしても、きょうは穏やかで暖かい一日でしたね



   ☆ レポ作成に当たり、NKさまからいただいた画像をたくさん使用しています。 この場を借りてお礼申し上げます。