2016.01.03 (日)                        K2Couple No.0523

竜ヶ岳
りゅうがたけ(山梨県)
1,485m
ダイヤモンド富士 2016

コース最大標高差 : 580
コース累積標高差(+) : 715
コース累積標高差(−) : 715
コース沿面距離 : 8.9 km
行動時間 : 5'00"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 新年の夜明け ダイヤモンド富士
  2:45 = 上里SIC(関越道・圏央道・中央道・東富士五湖道路)河口湖IC = 5:00 本栖湖キャンプ場p
 本栖湖p 5:30 - 5:45 登山口 - 6:20 マイナーピーク - 6:50 東屋(石仏) 7:05 - 7:40 ダイヤモンド富士 7:50 - 8:00 周回道分岐 -
 8:10 竜ヶ岳 8:35 - 9:20 東屋 9:25 - 9:50 マイナーピーク - 10:10 登山口 - 10:30 本栖湖キャンプ場p
 本栖湖キャンプ場p 10:45 = 11:20 白糸の滝 12:00 = 雁坂トンネル = 秩父 = 15:25

    竜ヶ岳の場所
  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


 新年明けましておめでとうございます
 穏やかな最高のお日柄に恵まれ、とっても暖かいお正月を迎えました。

 年末年始を賑やかしてくれた孫達も帰り、きょうは2016登り初めに臨みますね。
 私たちが山登りを始めた頃に計画したものの、遠いのでなかなか思い切れず延び延びになってた竜ヶ岳 です。
 簡単に登れる竜ヶ岳は、ダイヤモンド富士が見られる山としていつの頃からか注目を浴びるようになっていました。
 今回は、その富士山頂のダイヤモンドを鑑賞するのが目的です。

 年が明けて既に3日目ですが、私たちにとっては2016初日の出。
 そのためには早朝出発にするか現地車中泊にするか迷ったけど、暖かいとはいえ本栖湖の最低気温は零下だしね。
 結局ぐずぐずして朝の出発になりますが、夜型パターンになっているので寝付けません (^^;

 寝過ごしたらいけないと思って炬燵でウトウト、小学生の遠足みたいに2時に目が覚めちゃって
 熱い紅茶をポットに入れて予定より早く出発します。

関越道の上里SAが、年末からスマートICになったので至極便利です。

関越道、圏央道、中央道、富士五湖道を繋いで、河口湖ICまで2時間。
高速道のおかげで、15年前と比べたら格段に近くなった。

そこからR139で、暗闇の本栖湖Pに向かいます。

 関越道はガラガラ

暖かい夜でして、現地の気温マイナス3℃。
今年は記録的な暖冬で雪は降らないし、きょうも3〜4月の陽気だとか。
有難いようなつまらないような。

本栖湖キャンプ場の駐車場は想像以上に車が多く、既に出発準備中の人たちのヘッデンの光が交錯しています。
中央部は広くガラ〜ンとしてましたが、初めての駐車場なので勝手がわからず私たちは一番奥まで入りました。
元旦、2日は混雑するとは思ってましたが、きょうも多かった訳で

 本栖湖の駐車場に☆つけました (^^;

車から下りたら満天の星
綺麗です。

真っ暗闇をヘッデン点けて出発します。
るたんちゃんのレポのおかげで、キャンプ場内を迷うことなくクリアーです。
トイレも途中で済ませてきたのでスルー (^^

 キャンプ場内トコトコ

 登山道に入るといきなりの階段ですよ。
 足元に5cmくらいの霜柱を見ながらジグザグに登って行くと、オレンジ色に染まる朝焼けの稜線が樹林越しに見えます。
 道はカチンコチンに凍っていて、気を抜くと時々ずっこけたりします。
 途中で暑くなってきたので衣類調整。

後ろから来る人に道を譲ってそしてまた追い越したりして、何気に馴染みのちんたら集団が前後して登って行きます。

マイナーピーク(見晴台)に着いて、綺麗な富士山にホッとする。
素晴らしいダイヤモンド富士の予感 (^^

 雲ひとつなく快晴じゃん             ▲ 霜柱がもこもこ
 山頂が見えてきました               ▲ 御正体山

マイナーピークから僅かに下っての登り返しになります。
辺りは徐々に明るさを増し、足元も心配なくなったのでかもしか登山終了。
明るさに比例して、空の青さも鮮やかになりますね。

本栖湖を見下ろし、御坂山塊を眺めてスズタケの道を行く。
肌を切る寒さもなく、呑気に高度を稼ぎましょう。
息抜きに振り返れば、でっかい富士山がこの上なく整った姿です。

▲ 凍ってますが雪はない

       ▲ 富士の高嶺も雪が少ない訳で
                                      ▲ 雄大な富士周辺

ほぼ中間点の東屋にとうちゃこ。

大きくて端正な富士山を見ながら、ホットドリンク休憩します。
汗かきのはらっぱは、早くもシャツを着替えることに


 東屋             ▲ 休憩する人たち
 しっかり守られている石仏と竜ヶ岳             ▲ 富士山とアセビ

ここからは高い木がありませんので富士山を振り返りながら、急斜面をジグザグに登ります
ダイヤモンド富士がいつ現れてもスタンバイOKです (^^

まだ6時半過ぎなのに、三脚をセットしてるカメラマンが大勢います。
それぞれの拘りがあっての場所決めなんでしょうけどね。
私は少しでも上に行こうと、足を止めずゆっくり登りました。

 東屋がだいぶ下になった             ▲ 朝霧高原方面
                  ▲ 周りの雲が焼け始めましたが、山頂にも怪しい雲が出現 ・・・
 もうそろそろかな         ▲ 雲が邪魔なんですけど (^^;

遂にその時がやってきましたよ

でも、さっきまでなかった意地悪雲が邪魔なんだよね〜。
ダイヤモンド富士がダイヤモンド雲になりそうで心配です。

スッキリとした日の出ではありませんが、何とかダイヤモンドらしい輝きが拡がり始めました。
まわりから 「あけおめ〜」 の黄色い歓声が飛ぶ
肉眼で楽しんだり、カメラ画面を覗いたり、オートにしたり絞り優先にしてみたり短期決戦忙しいです。

 ダイヤモンドが富士山頂にドンピシャです
                         ▲ ダイヤモンド半分0.5カラットくらい出たかな
                        ▲ 美しくも激しく 炸裂するダイヤモンドの如く
 無心に撮る人たち          ▲ あけおめ〜の掛け声

意気込んで臨んだわりには、気に入った画像が残せなかった
仕方ないよ、安物のコンデジで知識のないカメラ操作だもん ・・・ なっとく。
根拠のない期待が膨らみすぎたみたい。
でも、はらっぱに素敵なダイヤモンドをプレゼントできました yasuagari

ダイヤモンドの余韻を引きずる人たち、ご来光の荘厳さに心打たれてもぬけの殻っぽくなってしまった若者たちが、それぞれの感動を胸に山頂をめざして登り始めますよ。

 素晴らしかったよね〜

北側の周回登山道と合流してすぐに、八ヶ岳や南アルプスが登場します。
南アは結構白いですが、八ヶ岳は雪が少ないようです。

山頂からはどんな展望が待ってるのか楽しみで、おいちゃんを残して先に山頂へ向かいますね。
おいちゃんは山岳写真撮影に没頭中 (^^;

 奥秩父の山も遠くに
 白峰三山と鳳凰三山           ▲ これは八ヶ岳ですね
 御坂山塊の西端            ▲ 西湖と三ツ峠山

ダイヤモンド富士タイムが終わって下ってくる人も多いけど、登って行く人はもっと多くて山頂は大勢の人で溢れています。
何か山の上って気分じゃないよね。

一通り展望を楽しんだところで、おいちゃんの行方を捜索。
探すのが大変で、迷子になりそうな山頂でした。

二人で端足峠方面に少し下り、静かな藪の中から南ア展望に酔いましょう。
山頂に戻ってもランチに身が入らず、超簡単に済ませちゃった。
登山道の氷が溶けて泥濘にならないうちに下りますね。

 山頂は満員御礼状態 (^^;
 毛無山稜線と雨ヶ岳            ▲ 南アルプス大展望
                                       ▲ ずらっと一直線です
                               ▲ 赤石岳と悪沢岳
                              ▲ 南アの雄 白峰三山
                         ▲ 甲斐駒は鳳凰三山に隠れてた (^^;
 山梨百名山らしい            ▲ 喧騒の山頂をあとに

はらっぱが珍しく山座同定に失敗、仙丈と思ったのはアサヨでした。
雲が上空の風に棚引いているような面白い形です。

で、帰りはどうする?
周回登山道を下るほうが早い?
北側は急だし凍ってないかな。
ピストンの方が展望いいかも知れないし。

 不思議な雲形         ▲ ダイヤモンドはらっぱ (企画倒れ)
 周回したほうが良かったかも            ▲ 富士山展望まんぷく

往路を戻ることにしましたが、登山道がまだ凍っていて滑るのです。
軽アイゼンを付けるほどでもないしね。
足元ばかり見て、景色を見る余裕は余りなかったような
考えてみれば、景色ったって富士山ばっかりだけどね (^^;

帰りも東屋でドリンク休憩。
ピストンでなく周回してたら、楽しい新発見があったかも (ちょっぴり後悔)。

 凍った登山道をソロソロ           ▲ 東屋で名残惜休憩
 マイナーピークはスルーして           ▲ 本栖湖のかなたに南ア
 キャンプ場内の案内板           ▲ キャンプ場の管理棟かな

10:30 駐車場に戻りました。
ちょうど5時間の新年登山でしたね。

広い駐車場には中の列もできていましたが、閑散ちっくで静か過ぎ。
出足も早いけど引き上げるのも早い、ダイヤモンド富士登山と知りました。

このまま帰るのはもったいないので、白糸の滝にでも行ってみるか。
俺は小学校の修学旅行で行ったことあるから、覚えてないけど案内するよ。
そうしよ そうしよ (^^;

静岡県富士宮市に入り、朝霧高原を走って白糸の滝へ。

 広い駐車場から竜ヶ岳

観光協会の綺麗な駐車場(環境整備費¥500)に停めました(^^
他の民間(¥200)は、激しい客引き合戦展開中。

富士山周辺は湧き水に関わる名所が多い。
白糸滝の下ではマガモが数羽日向ぼっこをしていて、イブキボウフウに似た花がまだ咲いていました。
今頃になって、富士山頂に雲なし

 白糸の滝エントランス          ▲ 富士は高いな大きいな
 音止の滝    ▲ 白糸滝に行くには、お土産屋さんを通る仕掛け
                          ▲ 名瀑百選の中でも一番人気だとか
 左の本流を除いて、ほとんどが富士山の湧き水            ▲ 白糸の滝と富士山

白糸の滝から本栖湖、精進湖に取って返して北上します。
往路は高速でしたが帰りは一般道で、混雑もなく無事に家に着きました。

朝3時前に家を出て、帰ってきたのが午後3時半。
いつも一人で運転するおいちゃんに感謝しつつも、隣でウトウト舟漕ぐ私。
雁坂トンネル料金所で目を覚まし、秩父の山中でサルに遭遇。

慌てて崖の金網をよじ登るあんた、今年の主役なのよ がんばりっ。

 朝霧高原のパラグライダー
 笛吹市石和から白峰三山            ▲ 今年はよろしくね (^^

  おまけに竜ヶ岳伝説を ( 出典 : 山梨県の観光案内 ) ・・・

    伝説 PART1  富士山が噴火した時、真っ赤に焼けただれた溶岩が本栖湖に流れ込んだ。
              湖水は煮えたぎり、湖の主の竜は熱さに耐えきれなくなった。
               ついに湖から 逃げ出し、小富士に駆け昇った。
              以後、この山を竜ヶ岳と呼ぶようになった。
    伝説 PART2  延暦19年(西暦800年)、湖底に住む竜が富士山の大爆発を村人たちに告げ、村人は小富士の山頂に登った。
 
               噴火の難を逃れた村人たちは、それから小富士を竜ヶ岳と呼び、信仰の山となった。