|
|
|
■ 7:30 = 8:55 坂丸林道登山口PS |
|
坂丸林道登山口PS 9:10 ... 9:55 坂丸峠 ... 10:10 丸山捲き道 【L1】 10:25 ... 10:55 長久保の頭 ... 11:20 父不見山 ... |
11:40 長久保の頭 ... 11:45 【L2】 12:15 ... 12:25 林道出合 ... 12:35 コース復帰 ... 12:50 坂丸峠 ... 13:15 坂丸林道登山口PS |
|
坂丸林道登山口PS 13:25 = 13:45 道の駅万葉の里 13:55 = 14:50 ■ |
|
|
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
父不見山の場所 |
|
|
細長い神流湖がようやく終わってバスが万場に近づくころ、左手にゆるやかな三角形の山が見えてくる。
これが父不見山で、地形図にはテテミエズとふりがながついているが、地元ではテテメエジと呼んでいる。
山名については、平将門が戦死したとき、その庶子福田太郎丸が父を見ることができなかったのを嘆いたところからとか言われている。
また棄老伝説もある。
なお、父不見とは山頂の名ではなく、北面に広がる採草地のことだともいう。
ふるさとの裏山という感じの地味な山で、神流町側より埼玉県側から多く登られている。
全国の5万分の1地形図中、峠の数がもっとも多いのが「万場」。
このコースも峠の風景を楽しみたい。
上毛新聞社『群馬の山歩き130選』より
|
|
おいちゃんが会社の帰りに修理屋さんに寄って、車に積んであったアイゼンを引取ってきた (^^;
「明日は何処かな」ってアイゼン片手においちゃん
せっかくだけど雪のない山に行くのよ。suman
遠くは嫌だし雪山に行く元気がないので、まだ未踏の群百の山をチョイスしていたのでした。
「何それ」「何処にあるん」「そんな山に行くなんて信じられん」 とか、「何か見所あるの」 とかブツクサボロクソ。
はいはい取り立てて見所はございませんが、何もなくてもいいんです、一度は登っておかないとね。
「何のためにわざわざアイゼン取りに行ったかわからん」 ご機嫌ちょっとななめ
地形図をまじまじと眺めて、「山道より林道車道歩きのほうが多くねっ」とか「標高差も距離もあるけど大丈夫かいな」とか。
結局、大幅にコースを変更して、小平集落からの大周りではなく坂丸林道から山頂ピストンというお気楽バージョンになった。
距離も所要時間も当初の半分程度ですよん (^^
|
|
フォレスターがまだ入院中なので、今週もはらっぱの車で出動です。
登山口までちゃんと行けるか不安を抱きつつ、万場に向かいます。
道の駅万葉の里でトイレを借り、地図と睨めっこしながら神流川橋を渡る。
左折するも工事中で行き止まってしまい、おじさんに訊いて林道に入る。
激狭の林道森戸線は不安いっぱい、林道坂丸線に合流して少し安心する。
そして何とか目的地に辿り着きました。
はらっぱの車にもナビは付いてるけど、使ったことがないので上手く利用できな かったの (ナビのリモコン絶不調だし)
|
▲ 林道坂丸線の登山口 |
|
|
|
|
▲ 登山口にあった案内板 |
▲ 降霜の結晶 |
|
|
マイナーな山にしては、登山口に立派な案内板がありましたよ。
もちろん人の気配なし。
登り初めは広い未舗装の林道です。
道には霜が降りて、まるで雪が降ったように白くなっていますね。
トレラン用の標識やリボンがいっぱいあって、迷うことはありません。
リボンがいっぱいありすぎて、下山時に道間違いましたけど (^^;
|
▲ 林道を行くはらっぱ |
|
|
|
|
▲ ススキの枯れ尾花が朝日に輝く |
▲ 渋い標識 |
|
|
|
|
▲ トレランの道標 |
▲ もしかしてふてくされちっく |
|
|
|
▲ 神流川を隔てて西上州の山々 |
|
|
林道からショートカットの登山道に入りますが、落ち葉が深くて歩き辛い。
ガサゴソガサゴソ音をたてて登ります。
トチの葉っぱや、ハウチワカエデ、ミズナラなどですね。
鉄塔の真下を過ぎた頃から、西上州最高峰の赤久縄山が見えてきた。
いくつかの峠を経て御荷鉾山に連なっています。
西上州はまだまだ何処にも雪がありません。
西御荷鉾山てっぺんの禿げ地に、「丸に大」文字が見えます。
|
▲ 大の字わかりますか
|
|
|
|
|
▲ ガサガサSOUND |
▲ 送電鉄塔 |
|
|
|
北斜面の登山道ですので、カチンコチンに凍っています。
立派な霜柱もできていました。
おいちゃんは未だ気分乗らず
帽子忘れて黄色いタオル、普段着のシャツにセーター姿でトボトボ。
ズボンのポッケに手突っ込んだままやる気ない訳で。
おいちゃんの好きな寂しい静かな山だからね ガンバ。
|
▲ まだエンジンが掛からないようです |
▲ 霜柱 |
|
|
|
|
▲ 中身があった |
▲ 綺麗に手入れされた植林地 |
|
|
|
▲ 峠直下の標識 |
▲ 坂丸峠 |
|
|
|
白い道に深爪の足跡が付いています。
きょうの一番乗りは鹿さんのようでした。
この後も登山道に鹿の足跡を所々で見ましたよ。
いつの間にか坂丸峠に着いたようです。
直下に峠の標識があり、峠にも標識と石祠がありました。
峠は十字路になっており、直進はちょっとの下りで埼玉県小鹿野町森戸へ。
右折すれば尾根伝いに矢久峠、左折すれば父不見山でございます。
この付近でも、林道が入り組んでいました。
|
▲ 峠の標識 |
|
|
|
|
▲ かんなmountain run&walk |
▲ 窮屈そうな石祠 |
|
|
|
木の名前には疎い二人ですから、植林帯で勉強しながら歩く
この木は檜だよね。
こっちは杉だね、と木の葉っぱを見比べながら。
丸山の捲き道で、木漏れ陽の暖かそうな場所を見つけて休憩。
倒木ベンチに切り株テーブル (^^
|
▲ おやつ休憩 |
▲ 杉と檜の違いわかるかな |
|
|
|
ここから少し登ると、右側の樹林越しに両神山が見えてきました。
先週の宝登山より近いので、随分と大きく見えます。
何処から見ても立ち木が邪魔をしてますけどね (^^;
捲き道を気分良く闊歩して、またしても落葉に埋もれる林道に突き当たる。
約100mの登りをこなせば長久保の頭に到着します。
本日の最高点です。
|
▲ 自然林は日差しが嬉しい |
▲ 両神山 |
|
|
|
|
▲ 長久保の頭で |
▲ ちゃんとした道標 |
|
|
|
長久保の頭から、思っていたよりも下りますのでガッカリ。
80m下って父不見山に登り返します。
登り途中で振り返りますと、御座山の肩に白い頂が見えていました。
それは八ヶ岳でした。
本日のハイライト。
|
▲ 長久保の頭を振り返って |
▲ ん? 白い峰が見える |
|
|
|
▲ 御座山の肩に八ヶ岳の硫黄岳と根石岳・天狗岳です |
|
|
|
▲ 山頂に王手 |
▲ 着きました |
|
|
父不見山頂は展望がないので、証拠写真を撮ってすぐに退散します。
陽も当たらず寒いしね。
登って来た道をそのまま引き返す、何とも無駄なピストンの定めだす。
ランチは、長久保の頭から摩利支天方面へ少し下った刈払い展望地で。
この山では貴重な、日差したっぷりスポットですから (^^
そこからは城峰山や武甲山が見渡せ、城峰山の左奥には本庄・児玉方面の町並みが望めました。
|
▲ また下って登り返す |
|
|
|
|
▲ おなじみ城峰山 |
▲ 武甲山と大持・小持山 |
|
|
|
|
▲ ピストンした父不見山 |
▲ はらっぱ特製の巻き寿司 |
|
|
帰りは登った道をそのまま戻るのでルンルン歩きです。
と思ってたら、あれっ見覚えのない場所を下っているような。
おいちゃんに 「こんなとこ歩いたっけ?」と訊ねながらもズルズル下る。
二人共記憶にない落ち葉が堆積した林道に出た。
間違ったっぽいところに心当たりがあるので戻るのが鉄則ですが、今の世の中GPSという心強い味方があるのだ
|
▲ 林道を行くことにする |
|
|
おいちゃんがGPSで確認すると、直角に曲がらなければいけないところを直進しちゃったらしい。
等高線の感じからコースに合流しそうなので、そのまま林道を歩きますね。
稜線上を見上げたら、赤い服の登山者が見えました。
本日唯一の出会いです。(出会わないけど ^^;)
やがて見覚えのある場所に合流し、ここからは本当のルンルン気分です。
しかし稜線まで林道が入り込んでいるし、どこもかしこもリボンだらけだし。
植林地なので景色はみんな同じに見えるし、やんなっちゃう。
|
▲ ここは見覚えあるな |
|
|
|
|
▲ 落ち葉の道を |
▲ ラッセルして遊び歩き |
|
|
|
|
▲ 何して遊んでるかと言うと |
▲ はらっぱ作 「三人家族」 |
|
|
|
|
▲ けっこう楽しかったかも |
▲ 振り返る人 |
|
|
|
正午すぎても日陰の道は霜も凍土も融けず、朝の白いままでした。
登山口に戻ったら、車が1台増えている。
きっと、山中で見かけたあの方の車でしょう。
あとで知ったのですが、この山は関東百山でもあるらしい
きょうは静かな静かな山でしたが、春になったら賑わうのかな。
|
▲ るんるんお帰り |
▲ 登山口にて |
|
|
|
帰り道で
|
|
|
▲ 元郷集落に咲いていた白梅 |
▲ 春を告げる |
|
|
|
|
▲ 道の駅 「万葉の里」の蝋梅 |
▲ 三波石を縫って流れる神流川 |
|
|
|