2016.01.31 (日)   K2Couple No.0526 

赤城 鍋割山
なべわりやま(群馬県)
1,332m
赤城山の癒しエリアで雪遊び (^^

コース最大標高差 : 310
コース累積標高差(+) : 515
コース累積標高差(−) : 515
コース沿面距離 : 6.1 km
行動時間 : 4’20”

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 鍋割頂稜から地蔵岳と荒山
  7:30 = 前橋 = 8:30 箕輪姫百合
 姫百合 8:45 ... 9:20 ふれあいの十字路 ... 9:45 荒山高原 10:00 ... 10:20 火起山 ... 10:30 竈山 ... 10:40 人面岩 ...
 11:00 鍋割山 【L】 11:20 ... 12:00 尾根下る ... 12:30 荒山高原 ... 12:50 ふれあいの十字路 ... 13:05 姫百合
 姫百合 13:15 = 前橋 = 14:25

     鍋割山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


サッカーの応援に明け暮れた数日間だった。
AFC U-23選手権 カタール2016(リオ五輪アジア最終予選)です。
サンフレッチェの浅野拓磨君が、最後の最後にファイナル日韓戦で2ゴールしたので感涙の嵐

土曜日は天気も良くなかったし、おいちゃんは仕事だったので山はパス。
きょうは貴重な晴れ予報だから、何処かで雪遊びして来よう。

しかし昨夜はそんな訳で寝たのが夜中の2時過ぎだったので、朝早く起きれる訳がなく、結局近くの赤城山へ行くことになったのでした。

 浅野君のシュート (出典 日刊スポーツ)

                                      ▲ 前橋市から見る榛名山

家を出る時の気温は4℃で暖かい朝です。
道中少し霞んでるものの、浅間山や八ヶ岳が見えている。

赤城道路に入ると、大雪の名残りで圧雪道になった。
いつも姫百合駐車場から上は凍ってるけど、下で凍ってるのは珍しいね。
姫百合pは次々押しかける車で満車寸前でしたが、うまく停められた
駐車場でも−1℃の暖かさ。

 赤城神社の大鳥居の中に鍋割山              ▲ 大雪の名残り
 姫百合駐車場はほぼ満車          ▲ 地蔵岳は霧氷バリバリかも

きょうはこの冬初めての雪らしい雪を楽しみます。
駐車場真ん前の登山道は綺麗に舗装されたようなトレースだったので、林道を歩いて奥の登山口から登ることにします。

凹んだトレースはありますが、きょうは私達が一番乗りらしくフカフカ道 (^^
ツボ足なので手間取っちゃいますけど、新雪を歩くのは気持ちいいよね。
積雪は45cm位でしょうか。

姫百合pからの踏まれた登山道に合流すると、歩き易いこと嘘のようです。
調子に乗ってルンルンで歩いたら汗が 上着を脱ぎますね。

 ここから入りましょう
 さくさくズボズボ            ▲ 雪舗装道路に合流
 そして光明が射してきて            ▲ ふれあいの十字路

上空は尾根を渡る風切音が凄かった。
ひと時も休まずゴ〜ゴ〜と唸り声を上げ、特急列車が走ってるようです。

風穴に着いて寒暖計を見たらマイナス1.5℃。

 岩が隠れているので歩きやすい             ▲ 荒山風穴の寒暖計

ここからシコシコ頑張って、ポッと荒山高原の一角に出ます。
思ったより風が少なくって良かった。
はらっぱが、雲の上に浮かぶ超薄の富士山見っけ。

おいちゃんの本日の予定は、荒山の霧氷と鍋割山の雪庇見物でしたが ・・・
どうやら荒山の霧氷は空振りのようですので、鍋割山に限定。

鍋割山の木々の梢には白いものが見えて、ちょっぴりテンション
何と言っても期待以上の青空が嬉しい。
ほっとドリンク休憩して腰を上げますね (^^

 青空いっぱいの荒山高原
 鍋割山方面            ▲ 鍋割山登山道の霧氷

鍋割頂稜線を捲く登山道は風がなく、燦々と輝く冬の太陽を全身に浴びる。
サングラス忘れたので眩しい (^^;
荒山を振り返りながら登りましょう。

前を歩いてる男性が霧氷の写真を撮ってましたので話しかけたら。
ありゃまっ、まさかまさかのインレッド様 ではありませぬか
鍋割山では一番お会いしそうにない方にお会いしちゃいました。

 捲き道の終わりから地蔵岳と荒山               ▲ あっせあっせ

インレッド様は写真撮影にいそしんでらっしゃいますので、私達はお先に。
昨年の秋ようやくお会いできたばっかりなので、まだ信じられません。

小躍りしながら稜線を歩いて、火起山を通過。
この辺りの景色は限りなく悠久ちっくで、癒し系のお勧めスポットでしょう

本来の白さを取り戻した浅間山も、この先ずっと付き合ってくれます。

 火起山へ

              ▲ 三角点通過

             ▲ 開放的な火起山・竈山稜線は、赤城屈指のリラクゼーションセラピーエリア

 真っ白くなった浅間山 (手前榛名山と渋川市)              ▲ 竈山でっす
 鍋割へ下ります                ▲ もっこり
 青空に背伸びする霧氷           ▲ 小さいけど雪庇

竈山から下って行くと小さな雪庇が現れて、写真を撮りながらちんたら。
霧氷も雪庇もミニ版でしたが、一応おいちゃんの目的達成 ということで。

霧氷の先には、人面岩がほんのり雪化粧していました。
この時は自然の顔で、少しうつむいているような悲しげな顔です。
同調するはらっぱ (^^

 うつむく人面岩&はらっぱ               ▲ 鍋割山の霧氷

鍋割山頂はそこそこの人出でして、寂しくもなく賑やかでもない。
顔見知りの方はいないようです。
浅間山を眺め、西上州の山並みの上には遠く奥秩父の山も見えています。

山頂のど真ん中に場所確保して、ランチタイムでございます。
展望抜群の鍋割山ですが、少し霞んでおりました。

インレッドさん来ないなあ
何処行っちゃったんでしょね。

 山頂に着いて
 二等三角点         ▲ あんたはお地蔵さんですか ?

  下山です

 帰ります               ▲ まだ霧氷が
 うさぎさんの運動場だね            ▲ 霧氷と太陽の攻防戦

帰るときも青空と霧氷は健在です。

雪庇ができる稜線にしては風もなく、積もる雪もこんもりもっこり穏やかな表情で平和そのもの。
はかなくも神秘的な雪景色、そこに人は安らぎを覚えるものらしい。
寂れた山村 もれる灯 別れ 酒 ・・・ これおいちゃんの雪のイメージ   

 雪は人を平穏にする          ▲ 冬眠する潅木を包むマシュマロ
 あれっ イタズラされてるよ            ▲ うつむきながら笑ってるし
                                   ▲ 見納め

人面岩まで戻ってきましたら、インレッドさんが追いついて来られた
山頂は人が多いから、敬遠して何処かバリルートかなと思ってました。

山頂で食事してきましたよってニコニコ。
え〜。
多分インレッドさんの近くに居ながら、全然気がつきませんでしたよ (^^;
私たちの目は二人とも節穴かも

また見失わないうちに写真に納まって、ここからは一緒に下りますね。

 はい〜 お見合い写真です

谷川方面は雲が多くて見えません。
志賀方面や武尊山は何とか見えていました。

インレッドさんとお話しながら、時間がコチコチ早回りしますよ。
ほんとに楽しい鍋割稜線のひと時でした (^^

 竈山を越えて              ▲ 上州武尊山

そしていつの間にか捲き道に下る雪庇の場所に着きました。
尾根上にトレースが付けられています。
このルート面白いよ。

いつだったか、この尾根を下ると早いよって聞いたときに、等高線も緩らかそうなので下ってみたいと思っていた尾根です。omoidasita

きょうは心強い味方を得て、ミニ雪庇の張り出した尾根ルートを下りますね。
雪の積もった冬限定のルートを、インレッドさんにくっついて行きます。
置いてくな〜

 待ちなはれ〜
 すぐ下に夏道が見えるし         ▲ 撮影ポイントも教えてもらって
 落ちても大丈夫だよ              ▲ 何してんでしょね

先人のつけたトレースはすぐに途切れてまして、あとは新雪を踏んで下る。
幸い立ち木が多いので、木に掴まりながら快調に下ります。
尾根の下から声が聞こえ、見下ろせば夏道を歩く人の姿が数人。

 意外に踏み抜きが少ない                ▲ 改めてツーショットですよん
 お気楽な斜面に変わり              ▲ ウサギの気分で

短い距離なので、ゆっくり下っても30分くらいで終了ですね。
もちろん吹き溜まりっぽい深雪もありまして、腿がすっぽり嵌っちゃいます。

どうでした?
最高に楽しかったです〜。
この尾根下り、インレッドさんからの素敵なプレゼントでした

 処女雪踏んで              ▲ はらっぱ嵌りました

荒山高原に下りて、登山道に合流。
ここからもいろんな会話を交わしながら、ビッタシくっついて下るのでした。

先週ここを登ったみちほ隊、kazu隊、はなはな隊は、本日地蔵岳に登っているようでしたね。
そして、荒山高原の下りではトラベエさん とすれ違ったようです。zannen
この時期皆んな赤城ですね (^^

インレッド様 お邪魔虫 しちゃいましたけど、ありがとうございました。
おかげさまで楽しい山行になりました。

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