2016.11.20 (日)   K2Couple No.0565 

桜山
さくらやま(群馬県)
591m
情報不足で地図もなく 。。。 ウロウロ

コース最大標高差 : 410
コース累積標高差(+) : 620
コース累積標高差(−) : 620
コース沿面距離 : 7.5 km
行動時間 : 3'40"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  267段の階段を登って山頂へ
  11:25 = 神川町 = 12:05 三波川二区コミュニティーセンター
 Cセンター 12:10 ... 12:20 金丸登山口 ... 12:30 久々沢分岐 ... 12:45 りんご園 ... 13:10 車道クロス ... 13:50 桜山 【L】 14:10 ...
 14:20 日本庭園 ... 14:25 第一駐車場 ... 14:30 引き返す ... 14:35 大沢分岐 ... 15:15 大沢登山口 ...(車道)... 15:50 Cセンター
 Cセンター 16:00 = 神川町 = 16:35

  桜山公園
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)
桜山の場所


「明日は桜山で冬桜見物だから、心おきなくお休みしなね」
と言い残して私は先に寝た。
目を覚ますと、晴れ予報だったのに家の周囲は濃霧に煙っている
こんなことは、年に一度あるかないかの珍しいことですよ。
これじゃダメでしょよ、やる気失くすな〜。

おいちゃんは、宇多田ヒカルちゃんのdownloadで夜更かしをしたらしい。
そんな訳で、起きるのを待ってたら11時ですもん
遅すぎだし。

 ありゃまっ 霧にむせぶ朝
 神流川土手から雨降山桜山方面            ▲ 三波川地区から桜山

藤武橋を渡って、神川町(埼玉県)の土手沿いを走る
お昼頃だというのに、桜山に向かう車が多く鬼石でプチ渋滞です。

桜山のアクセス道路を過ぎ、植木の手入れをしていた人に許可申請。
三波川二区コミュニティーセンターの広い駐車場に置かせてもらいました。
おいちゃんは、上の駐車場からチョロっと桜見物のつもりだったらしい。
だから手ブラな訳 (^^;

で、スタートは正午を過ぎちゃいました。
K2Cとしては、ありえない時間 (^^;

 三波川二区コミュニティーセンター

久々沢橋手前から桜山アクセス道(下り専用)をポコポコ登る。
すぐに、金丸登山口の表示あり。

滑る舗装道路をちょっと登り、左に諏訪神社を見れば山道らしくなる。
登山道は、尾根道と久々沢経由との分岐になる。

直進しましたが、尾根道の方が気持ちいいかなと心変わりして。
戻って左に登りますね。
桜山を周回して、帰りはこの分岐に出てくるのだ。予定では

 金丸登山口
 諏訪神社     ▲ 尾根道(左)と久々沢経由(右)の分岐
お茶の木 ヤブコウジ サザンカ サザンカ クサギ

最初は緑が多かったけど、徐々に黄葉が見られるようになりまして。
登って行くと、山側に何かの施設とリンゴ園が見えますね。

次第に道が細くなり。
一人がやっと通れるトラバース道になったり。
左に城峯山が見えたり。
ま〜とりわけ変わったところはありませんけど (^^;

 木々の背は高く         ▲ ずっと車道の下のトラバース道
 でました紅葉               ▲ ダンコウバイ
 何だか気持ちのよい道            ▲ 植林地帯も横目に見て
                           ▲ 派手な紅葉ではないけれど ・・・

すぐ上が車道になっていますので、車の音が聞こえてくるのが難点かな。

分岐に出ました。
右は急な階段。
左はゆるやかな道。
(と書いてある)
どうする ?
迷わず、ゆるやかな道にしましょう

 落ち葉を踏んでゆるゆると           ▲ 緩急登山道選択の分岐
 黄葉を透かす昼下がりの光          ▲ でっかいカエデの葉っぱだよん
ノコンギク カシワバハグマ ゴンズイ アベマキ コセンダングサ

桜山アクセス道を横切り石段を上がって、いよいよ公園内に入ります。
車道はカーブしているので、桜山観光帰りの車に轢かれますよ
気をつけて渡りましょうね。

黄色が舞う優しさに、誰もが詩人になれるとき。
公園内には真っかなもみぢも際立って、それはそれは綺麗です。
ショッキングれっど (^^

 素晴らしいもみぢの木だった            ▲ 車道をクロスする
 秋の日のヴィオロンのため息の             ▲ ショッキングレッド
 彩やかな紅黄の錦           ▲ 孤軍奮闘のヤマツツジ
クリ ガマズミ センボンヤリ リンドウ ノハラアザミ
センブリ ヤクシソウ リュウノウギク アキノキリンソウ ナギナタコウジュ

ロマンチストは放っといて。
紅葉した林を眺めながらゆるゆる登ると、ひょこんと広場に出ました。
何だここに出るのか〜。
えっ ここって来たことないと思うけど

・・・ 御意
で〜また階段を登ります。

 来たことあるような             ▲ 初めてでしょよ
 山頂周回道がいくつもあって訳わからん               ▲ 山頂へ
 ヤマツツジいっぱい             ▲ 長い階段登り
 城峯山              ▲ 冬桜と紅葉
 元気な冬桜花            ▲ 守ってあげたい冬桜花
 賑やか           ▲ 山頂直下のドウダンツツジ

ここまでは若いカップルさんと女性二人に出会っただけでしたから、急に賑やかになって調子狂いますね (^^;

山頂近くなると、冬桜の木も多くなります。
とりあえず山頂へ行って来ましょうかね。

いつものように山茶花と桜の写真を撮って ・・・ 満足  

 冬桜おみごと              ▲ 出店の下で
 白い山茶花            ▲ こちらは高貴なピンク
 山頂らしい              ▲ 可憐すぎて
                                ▲ 可愛いすぎて

出店の下のベンチに腰掛けて、遅いランチにしました。
下の町がぼんやり霞んでいます。

ここも国際的な観光スポットになりましたね。
外国人の姿も見かけましたよ。

食事のあとは、下山道を探さなくてはいけません。
何処を下れば良いのか、地図がないのでリンダ困っちゃう

 霞む鬼石の町並み        ▲ 分岐を探しながら日本庭園に向かう
 御荷鉾山             ▲ プチ尾根を歩いて
 秩父の山            ▲ ほんのり恥じらい
                           ▲ 日本庭園まで来てしまいました
 イヌタデ            親子三人お幸せに

久々沢ルートの周回コースを探しながら歩いたのですが。
それらしきものはなく、日本庭園まで来てしまいましたの (^^;

第一駐車場に向かっていたら。
午後2時半なのに、まだまだ多くの車が駐車待ちで並んでいましたよ。

ふと標識を見ると、久々沢・金丸ハイキングコースのご案内見っけ
林道ちっくな道。
楽勝〜。

 久々沢ハイキングコースへ

その道を進むうちに、また桜山に行ってしまうような気がして戻る。
(家に帰って調べてみたら、そのままもっと進めば分岐があったらしい)

途中にあった大沢分岐を下った先に、久々沢分岐があるんじゃないか?
おいちゃんは、隣の尾根に向かってどんどん下って行っちゃいますよ。
私がちゃんと下調べをしてなかったから、ご機嫌ナナメなのだ (^^;

そっちじゃない気がするんだけど、半ばヤケ、諦めムードな私です。

 置いてくな〜          ▲ 右側は自然林で色彩やか

昨夜、参考になる地図を見つけたので、プリントアウトしようと思ったけど。
プリンターの設定が間違ってたようで、出来なかった。
そのことをおいちゃんに言ったのに ・・・
ヒカルちゃんに夢中で、聞いてくれなかった訳で

仕方なくあとを追うわたし
絶対違うと思いながら歩いた。このままでは大沢登山口に下りちゃうよ〜。

何で勝手にどんどん行っちゃうのよ
秋の日はつるべ落としなのに、ザックなしヘッ電なしだからさ。

 冴えない植林地だし

尾根から大沢川に下るポイントで、道のないヤブ尾根を下ろうと言い出す。
薄いヤブでも藪は藪、断固として拒否。
遠回りでも、登山道を歩くことにしました。

このルートはあまり歩かれてなさそうな道で、途中からはジメジメ滑るし崩壊気味の細い道になり嫌になってきた。
惨めな登山道を下っているうちに、少し不安にもなってきたし
でも下に車道が見えて、無事登山口に着いた。

 ここから尾根通しに下ろうと言い出す
 下り出しは良かったけれど           ▲ 大沢登山口は怪しいし
ヒメジョオン シロヨメナ セイタカアワダチソウ ハキダメギク

 下山した大沢口は紅葉が凄かった        ▲ 三波石とともに名高い冬桜ってか
 竹林の緑のもみぢが新鮮           ▲ ガマズミさん ありがとう

車道(桜山アクセス道)に出れば、日が暮れても安心です (^^
どんだけ遠回りしても、駐車場には帰れますからね。

まだまだ桜山へ向かう車が、どんどん登って行きます。
そんな車を見ながら、とことこ♂トコトコ♀。

みかん畑が見えればあと少し。
明るい内に、駐車場に帰って来ました。

 カラスウリを片手に、落ち葉を蹴りながら              みかん畑を見て


 里山と侮って行動計画のすり合わせを怠り、地図も持たずに遅い時間に適当に山勘で歩いた桜山。
 装備も百均ミニザック(食料と水のみ)いっこだけで、おいちゃんに至ってはも不携帯で完璧な手ぶらですから (^^;
 山に入るからには、どんなとこでもヘッ電は必携というのがおいちゃんのポリシーなのに。
 結構、気分的に疲れましたわ。
 帰りも道路は渋滞していたので、鬼石町内を縫って神川町経由で帰って来ました。