2018.04.01 (日)   K2Couple No.0594 

岩宿遺跡 & 琴平山
いわじゅくいせき ことひらやま(群馬県)
196m
カタクリ群落と桜並木、ラストチャンス

コース最大標高差 : 55
コース累積標高差(+) : 125
コース累積標高差(−) : 125
コース沿面距離 : 3.5 km
行動時間 : 3'05"
* 距離と累積標高差は CASHMIR 3D により計測 ▲ お花見ベンチで哲学中 (^^
  9:15 = 10:20 岩宿の里
 岩宿の里 ... カタクリ群生地 ... 11:10 稲荷神社(稲荷山)... 11:25 岩宿ドーム(遺構保護観察施設)...
 11:45 岩宿博物館 ... 12:15 桜並木 ... 12:50 琴平山 ... 13:00 響太鼓 ... 13:25 岩宿の里
 岩宿の里 13:30 = 14:20 玉村梨ノ木山古墳 14:45 = 15:00

    岩宿遺跡の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


 坂東大橋(利根川)を渡って埼玉県から群馬県へ          ▲ 予想外に空いてた駐車場

本当はカタクリの絨毯を見たくて行ったのですが。
残念 終盤でした。

駐車場に着いた時、遅い時間なのにすんなり入れてまだ空いてたのよ。
嫌な予感が当たっちゃった。

それでも、色々な花に会えて楽しかったですよ。

まずはカタクリの群生地へ向かいますが。
私たち二人は、取っ付きから草花に引っかかっちゃいました 
他の人は皆んなスルーでしたが。

 カタクリの群生地へ ・・・
 逆回りの団体さん            ▲ 花びらが可愛いスミレ

例年なら、今の時期がカタクリ満開なのでしょう。
ツアーの団体さんも来られていました。

まず目に入ったのはカキドオシの絨毯、そしてタチツボスミレさん。
肝心のカタクリは、絨毯だった面影を残してはいるものの。
所々に可愛く咲き残ってるだけ。

アズマイチゲも同じような状態です

カタクリの最盛期には、まだ咲いてなかっただろうアマナやヒトリシズカなどが見られたことは嬉しかった。

 かたくり群生地の名残
アマナ クサノオウ カタクリ
キランソウ カキドオシ アズマイチゲ ホトケノザ
花大根 ハコベ くり ヒマラヤユキノシタに紋白蝶
 幻のカタクリ群生地          ヒマラヤユキノシタとラッパ水仙
シロバナタンポポ クサボケ オオイヌノフグリ ヒトリシズカの団塊咲き

遊歩道から一端車道に出て、稲荷神社へ登ります。
ずっと石段が続く道。

神社の裏が、稲荷山の山頂(186m)だよ。
訪れる人も少なく、シュンランがひっそりと咲いていましたよ。
下山(?)したところにある、遺構保護観察施設の岩宿ドームへ。

 稲荷神社の参道                稲荷神社
コヒガンザクラ 稲荷山頂 コンコン シュンラン ヒヨドリさんですか?
 岩宿遺跡の碑         ▲ 岩宿ドーム入口 (無料だよん)

岩宿ドーム内で、岩宿遺跡のビデオ上映にてお勉強
続いて鹿の川沼へ向かいますね。sugusoko

途中の岩宿人広場には、旧石器時代の住居が再現されていて。
広場の芝生では、小さいお子さんの家族が楽しそうにお弁当タイムでした。

次は岩宿博物館に寄り、ちゃんと歴史勉強して古のロマンに思いを馳せる。
おいちゃんが生まれた年に遺跡が発見されたらしい。
それまでの日本史定説を翻す発掘で、日本にも旧石器時代に人類が居住したことが明らかになった。

 岩宿人の広場
観光周遊バス 芝の広場 岩宿博物館 対岸に桜並木

旧石器時代のロマンのあとは、AI産業革命時代のお花見ですよん
沼沿いに続く桜並木を、のんびり散策しました。
水面の花筏が綺麗だった。

少ないながらもそこそこ賑わう花見客に紛れ。
堰堤のベンチに腰掛けて、おやつ休憩。
今シーズン最初で最後のお花見気分は、淡々と ・・・ (^^

 立派な桜並木          ▲ 桜並木より稲荷山と博物館

ここまで来たら、琴平山(196m)にも登りましょう。
こちらには、正真正銘自然のカタクリが咲いていましたよ。
山頂は木々に囲まれ展望はなく、三角点が暇そうにしていました。

 琴平山頂      ▲ 登山道          三等三角点
タチツボスミレ カタクリ
ヤマツツジ シデコブシ

駐車場の広場に戻ると 来たときのカラオケ大会は終わり、和太鼓の演奏が始まっていた。
お揃いのハッピを纏った女の子ばかりの笠響太鼓でしたよ。
2曲聞き惚れて、何気に勇壮な気分にさせられる。

きょうは、チンドン屋さんの街廻りは中止になったんだって
熱中症で倒れちゃったらしい (^^;
暑すぎるよね〜 日本列島

 笠響太鼓              ▲ 女子隊の熱演

家に帰る道すがら、春爛漫モードの古墳のそばを通ったので寄り道。
いつもは素通りですが、きょうは花に誘惑されてね (^^

春景色に華やぐ古墳の周りには、スミレがいっぱい咲いていました。
地元の小学生♀二人がやって来たの。
訊けば、自転車で近隣の桜巡りをしているらしい。

物怖じしない、素直で可愛い桜追っかけ女子隊。
二人は田舎の畦道をチャリンコで、にこやかに古墳をあとにしたのでした。
きっと、生涯の仲良しになるんだろうな

 玉村 梨ノ木山古墳
古墳のタチツボスミレ コスミレ ノジスミレ 周りは緑一色
花桃 花桃彩やか