2018.07.15 (日)   K2Couple No.0604 

野反湖
のぞりこ(群馬県)
1,561m
西日本豪雨のあと、いきなりの酷暑

コース最大標高差 : 85
コース累積標高差(+) : 155
コース累積標高差(−) : 155
コース沿面距離 : 2.9 km
行動時間 : 2'40"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  キスゲ群落が広がる野反峠から
  5:10 = 倉渕 = 7:15 野反峠 富士見峠)
 野反峠 7:40 ... 8:20 湖畔 【BF】 8:45 ... 9:15 野反峠 ... 9:30 コマクサ園地 9:35 ... 9:50 野反峠 ... 10:10 弁天山 ... 10:20 野反峠
 野反峠 10:35 = 12:00 倉渕小栗の里 12:15 = 13:10

野反湖の場所


                                ノゾリキスゲは、終盤ながらまだ咲き残っていた

 7月初旬に西日本を襲った豪雨により、はらっぱの故郷広島でも大きな被害が出た。
 広島県は平野部が少ないため、多くは土砂災害によるものだった。
 人的被害も大きく報道され(広島県で死者100人)、慌てて親戚や知人の安否を確認したが幸いに知人は無事だった。
 亡くなったり被災した方々には、お見舞のほか言葉もありません。

連日の猛暑。
昨日やってきた次男家の孫たちは、プールに行くという。
お母さんも一緒に行って、水の中で歩行訓練するといいよと誘われる。
もう水着を何処にしまったのか忘れちゃったし (^^;

それより、私は涼しい山を歩く方がいい。
せっかくの息子の気遣いを断って、おいちゃんと野反湖に行ってみる。
昨日行ったREIREIの報告では、キスゲの時期も終わっちゃいそうだし

皆んなが寝ている間に、そっと家を出ますね (^^

 野反峠休憩舎から、5月末に登った八間山

早朝の快適ドライブで、野反湖には2時間で到着。
20℃だった。

登山者用の駐車場も休憩舎の駐車場も、まだ空きが多く余裕です。
野反峠のベンチから見下ろす野反湖が、暑さを忘れさせてくれる。
この辺りがノゾリキスゲ(ニッコウキスゲの当地名)の群生地でございます。
遠目に染まる黄色い絨毯を、今年も見ることができた。

 仲良し        ▲ 先ずは野反湖畔に下りてみましょう
 見上げる稜線斜面も黄黄黄            ▲ 湖も景色を引き立てる

 早朝貸切御免

       ▲ イブキトラノオも林立しております

 きょうは麦藁帽子のおじさんです            ▲ 野反峠がキスゲの上に
ウスユキソウ ハコネギク マツムシソウ (蕾) シモツケ
ハクサンフウロ イブキフウロ クルマユリ ノハナショウブ
ノリウツギ シナノオトギリ ワレモコウ ノアザミ
イブキトラノオ クガイソウ ハナニガナ シロバナニガナ

まだお客さんが少ないので、気兼ねなく花を撮ったりしてチンタラ歩きです。
こんなにキスゲが咲いているというのに、足元の花を探し回るはらっぱ。

おいちゃんは、野反湖全体の地形図を見せて。
何処歩く?少し頑張ってみる?カモシカ平は無理だからエビ山周回?
家ではプチ優しいけど、山に来ると無茶振りしてくる

気持ちはわかるけど、きょうはミニマム周回ですよん。

 峠から野反湖までのミニ周回
 野反湖と正一小屋下のキスゲ群落              ▲ 釣り人もいるし
                                 ▲ 野反湖畔の木陰で食事&休憩&だらけ
ニガイチゴ 弁天山とオオバギボウシ ミヤマカラマツ ノアザミの蕾
トンボ ヒョウモンチョウ ノアザミに蝶 おいちゃんに蝶

 湖畔から別ルートで野反峠に登り返す            ▲ 花咲く野辺で
 階段を登ると休憩ベンチ              ▲ いい眺めだよん

心地良い風を感じて、キスゲの花と戯れるひととき。
気温はそれほど上がってはいないようだけど、直射日光はキツイよね。
麦藁帽子のおいちゃんは正解のようです。

日本最高所の天然湖は、中禅寺湖 1,269m だそうです。
野反湖は標高 1,514m だけど、信濃川水系中津川のダム湖なのですよ。
標高日本一のダム湖でしたが、揚水発電で知られる南相木湖に抜かれた。

 やっぱプールより山だよね           ▲ 追いかけてくるおいちゃん
ノギラン咲き始め ネバリノギラン ヤナギラン (蕾) イワオトギリ
クロヅル ノゾリキスゲ ヨツバヒヨドリ オニアザミ
チダケサシ ヤマブキショウマ オニシモツケ

野反峠から八間山登山道に入り、コマクサに挨拶して帰ろう。
コマクサも終盤を迎えつつあり。

でも随分と株が増えたような。
シラネアオイと並んで、野反湖の看板娘ですからね。

シラネアオイの群生地に向かう道は、行き止まりの規制ロープあり。
湖から吹き上がる風が気持ち良い場所だった。

木陰でそよ風休憩

 八間山登山口
 コマクサ園地              ▲ コマクサ仲間
 志賀の山と弁天山          ▲ イブキトラノオ越しの野反湖
 八間山から帰って来たっぽい               ▲ 美形ぞろい
コケモモの実 シオガマギク ハクサンオミナエシ ノゾリキスゲ
落葉松ボックリ ウルシ オオバギボウシの蕾  ウラジロヨウラク
イタドリリ オンタデ ヤマユリ
                     ▲ 私たちが帰る頃、観光客やハイカーさんが多くなってきた

コマクサから峠に戻ると、どちらの駐車場も満車で路駐の列あり。
エビ山は無理でも、弁天山までピストンする。
はらっぱも付いて来た。

結局同じ花しか見つからないので、途中の標識で引き返しましょう。
無理は禁物だし (^^

三度目の峠は車がごった返しており、am10:20 帰途に就く。
花を愛でながら適度な運動になったし、避暑もできた。

 野反峠休憩舎駐車場

駐車場に戻ってGPSを確認したら、超小さ目の周回が記録されている。
まあ、こんなもんだな。
気温も朝よりは上がって25℃です。

登って来る車とのスライドで、下りは気を使った。
道の駅六合で温泉と思ったけど、狭い敷地内は車で溢れています。
停められる状況ではないので、そのままスル〜。

帰りも順調に走って、高崎は予報通り37℃。
冷たいうどんを食べて速攻昼寝して。
プール組の帰りを待つ。

この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである
(経緯度線は20秒間隔)