2018.09.03 (月)   K2Couple No.0610 

那須 茶臼岳
ちゃうすだけ(栃木県)
1,915m
最高到達点 1,755
TUWV卒業30周年OB山行 第19弾
OB山行で那須に集うのは16年ぶり

コース最大標高差 : 370
コース累積標高差(+) : 190
コース累積標高差(-) : 490
コース沿面距離 : 5.8 km
行動時間 : 3'10"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 牛ヶ首から茶臼岳山頂
 湖森館 8:20 = 8:35 コンビニ 8:45 = 宇都宮IC/東北道/那須IC = 9:55 那須RW山麓駅
 山麓駅 10:40 《那須RW》 10:45 山頂駅 ... 10:55 茶臼岳分岐 ... 11:15 休憩 11:25 ... 11:35 牛ヶ首 11:40 ... 11:50 無間地獄 ...
 12:10 硫黄鉱山跡 【L】 12:40 ... 12:45 峰の茶屋避難小屋 ... 13:40 峠の茶屋県営p ... 13:50 山麓駅
 RW山麓駅 14:10 = 14:20 鹿ノ湯 15:10 = 那須IC/東北道北関東道/駒形IC = 17:15

  茶臼岳の場所
  この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔

那須湯元温泉 鹿の湯 (¥400)

【参加者】 8期 8人 美恵子、小笠原、前田♂♀、根岸、三原、相原♂♀
9期 6人 石野、ケンチヨ♂♀、富川奥♀、原田、桃谷

♂3×3、♀3、♀2 の各部屋は、それぞれの朝を迎えた。
特に涼しいという訳ではないが、曇り空のまあまあの天気です。

細かい雨の中、各車コンビニでランチ食料を仕入れ。
東北道で那須ICに向かう。

那須RWはガラガラ空きだった。
15名団体に一人足らず、個人切符をJAF割で購入したけど。
これが、最後に強運を呼び込んだのだった。

10:40 のゴンドラ(定員111名)に乗る。

 湖森館の朝、出発前
 空きが目立つ那須RW 駐車場              RW山麓駅と茶臼岳

茶臼岳の山腹を時計回りして、山頂経由で戻る計画です。
秋の花リンドウが最盛期を迎えている。

相変わらずお日様は顔を出さず、涼しく快適な山歩きができそうですね。
暑くもなく寒くもなく
ゆるゆると那須を楽しむ訳で。

石野君は独りで朝日岳ピストンするので、皆んなと別れて先行する。
気をつけてね~。

▲ だだっ広い茶臼岳登山道
 多少のアップダウンはあり            ▲ エゾリンドウ咲き乱れ
 紅葉時季には、素晴らしい斜面です            ▲ 渡る風が気持ち良く
 ドリンク休憩        ▲ ケンチヨの夏冬コレクション 2018
ヤマハハコ シラネニンジン アキノキリンソウ シラタマノキ
エゾリンドウ ウラジロタデ ホツツジ

 牛ヶ首に到着              ▲ 噴火しないでね

紅葉の時季には真っ紅に染まるトラバース道でドリンク休憩し。
牛ヶ首の分岐に立てば、周りの景色が一変する。
最近ご無沙汰のアルペンちっくワールドが、今更ながら素晴らしい

簡単にこんな素敵な世界を味わえるのが、那須の魅力ですね。
この山域の紅葉の素晴らしさは百も承知ですが。
登山者や観光客が集中し、激混みのため足が向かないのも事実。

 先を急ぎますよ          ▲ アルペンチックな登山道を行く
 無間地獄で硫黄の香り              ▲ 足早に通過して
 姥ヶ平のひょうたん池を見下ろしながら            ▲ ガスが出たり切れたり
                                  ▲ ちゃんと付いて来てくださいよ~
                           ▲ まだ若かりし16年前のOB山行でも、那須を歩き廻ったっけ
                         ▲ 硫黄鉱山跡(茶臼岳分岐)でランチしながら、石野君の姿を探す
 おいちゃんの大好きな硫黄エリア          ▲ カリヤスモドキ揺れる朝日岳
                          ▲ 朝日岳の雄姿と峰の茶屋避難小屋

朝仕入れてきたコンビニランチだけど。
富川奥♀のフルーツが振舞われて、超豪華版に変身したのだった。
リンゴでしょ、ナシでしょ、そしてブドウも
ボッカ要員の桃谷君にも感謝しよう。

時間的にも年齢的にも、無理して茶臼岳経由はOB山行に相応しくない。
雨も降ってきたしね。

ゆるゆるとエスケープルートを取り、峠の茶屋に下ることにした。
往復で買ったRWチケットが無駄になっちゃうけど諦めよう (^^;

 茶臼岳周回は断念

石野君の朝日岳

皆んなと別れて朝日岳に登った
運悪くガスに悪戯されて、茶臼岳や峰の茶屋避難小屋は見えなかった。
土産話を抱えて、ランチ場所に急ぎますよ。

合流すると、ちょうどランチが終わったばかりだったので。
朝日岳の報告をしながら急いで食べて、party に復帰した。

 朝日岳登頂         ▲ ガスに隠れる剣ヶ峰方面の展望

 峰の茶屋避難小屋に数人いた               ▲ あとは下るのみ
 楽チンな下山道             ▲ プチお花畑もあったし

空を覆う雲、湧いたり切れたり気まぐれなガス。
傘をさしたりたたんだり。

下山道は気楽な散歩道となり、花の写真を撮りながら朝日岳を眺め。
茶臼岳経由がなくなったので汗も出ない (^^

下山中間点で休憩して、登らなかった茶臼岳に別れを告げる。
あれっ 青空が出てるぜ。

 昔とルートが違っているようだった     ▲ テルテル坊主が泣いても、山の子は泣かない
 下山道中間点から青空覗く茶臼岳           ▲ 峠の茶屋県営駐車場近し
イオウゴケ ゴマナ テンニンソウ ノリウツギ
マイヅルソウ(実) ダイモンジソウ ナナカマド ホソエノアザミ
ダイコンソウ ゲンノショウコ カリヤスモドキの穂 イヌタデ

峠の茶屋駐車場からは、車道をショートカットする道を下る。
良く整備されているけど。
RW山麓駅まで10分の間、滑りやすい石の坂道が延々と続いてた (^^;

山麓駅は雲の下なので、どんより生気がなく。
駐車場にはやっぱり車が少ないと思ったら、きょうは月曜日だったのだ。

ダメもとで、RW山麓駅で往復券の払い戻しを申請してみると。
手数料を取られたものの、¥460 めでたく回収できたのでした
団体扱いの場合、払い戻しはできないらしい。

 とうちゃこ

那須湯元温泉に下り 殺生石の鹿の湯に立ち寄る。

千三百年の歴史を誇る白濁の温泉が心地良く。
41℃~46℃の湯を順繰りに楽しんで、硫黄臭を沁み込ませたのだった。
46℃は、じっと浸かったまま動けなかったけど

湯上りに、来年のOB山行の打合せをちょっとして解散となった。

 湯温別湯船 (鹿の湯HPより)                ▲ 鹿の湯へ

有意義な二日間だった。
富川、川田両君の追悼登山も無事終了したし。
彼らも那須の空の彼方で、喜んでくれてることだろう。

雨や台風で危ぶまれた天候も、そこそこ霧雨程度で済んで良かった。
少し色付きかけた田園風景を車窓に眺めながら、群馬高崎へ。

幹事さまや皆さまには、今年もお世話になりました。
またいつか何処かでお会いするまで ・・・ ごきげんよう

 栃木の田園風景