2019.01.27 (日)   K2Couple No.0624 

荒山
赤城 あらやま(群馬県)
1,572 m
吹かれて赤城初詣で (^^

コース最大標高差 : 560
コース累積標高差(+) : 620
コース累積標高差(−) : 620
コース沿面距離 : 5.3 km
行動時間 : 4'55"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  立派な雪庇を通過
  8:30 = 前橋 = 9:45 姫百合
 姫百合 10:10 ... 10:30 ふれあい十字路(荒山高原分岐)... 10:55 休憩 11:00 ... 11:40 展望広場 ... 12:00 【L1】 12:15 ...
 12:55 荒山 13:05 ... 13:50 展望広場 【L2】 14:10 ... 14:45 ふれあい十字路 ... 15:05 姫百合
 姫百合 15:15 = 前橋 = 16:20 お墓参り 16:30 = 16:55

   荒山の場所

 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)



                         ▲ ちょこっと雪の榛名は天気が良さそうだけど
                              ▲ めざす赤城はガスガス

昨土曜日は、TVで大坂なおみちゃんフィーバー  おめでとう。
ハラハラドキドキ感動の全豪ファイナルだった。

天気はと言えば、昨日に引き続き強風予報。
午後の回復に期待して、ゆっくり遅めの出発です。

榛名山や荒船山も白かったけど、車は前橋に向かう。
家を出た時には、赤城山も何とか見えていた。
昨夜は前橋でも雪が降ったらしく、屋根に雪を乗せた車が多かった。
我が家では雪も雨も降らず、カサカサの超乾燥状態です (^^;

 名残雪の前橋市内
 赤城大鳥居           ▲ 容赦なく風が吹きつけるよ

赤城に近づくにつれガスは濃くなり、鍋割山以外は見えなくなっちゃって。
南面道路は圧雪で、強風に煽られた木々の雪が舞い上がる。

次第に、「赤城神社に初詣」 の初志が揺らぎつつあり。
ついに日和って、姫百合駐車場に入ってしまったのであります

駐車場は既に満車状態。
タイミング良く下りて来たカップルさんから、荒山の情報をいただき。
駐車スペースも譲っていただきました (^^

 姫百合駐車場

 駐車場の前からスタート            ▲ ふれあい十字路スル〜

雪のない時は、芝の駐車場から登ることが多いのですが。
きょうは姫百合p正面からスタートです。
久しぶりの荒山をめざす。

すでに10時を回ってたせいか、前後に人はなくマイペースで歩けました。
荒山高原経由は遠回りなので、ふれあい十字路から展望広場へ。

取り付きは結構急な上、風の洗礼もハンパなく。
先行者二人の消えかかったトレースを辿る。
駐車場で会ったカップルさんのかもしれない

 林の中でも吹かれる
 鍋割山方面が見えてきた                 ▲ もくもく

やがて雪の付いた木々が現れ、繊細な美しさに見とれる。
ツツジの枝に細かい霧氷。
荒山高原は風の通り道か、常時ゴーゴーと電車の走るような音がしていた。

P1230 を過ぎ、もう一頑張りすれば等高線に沿って楽チンです。
美しい珊瑚のような塊や、霧氷で飾られた林を行く。

 冷たい風が頬を刺しますね               生中で乾杯
                           ▲ 展望ないけど展望広場なんちゃって

展望広場に着いたが展望はない。
荒山高原から登って来る人がいたらしく。
ここからの道はしっかり踏まれて、ずっと歩きやすくなった。
そのまま少し上に登って、風当たりの弱い場所でドリンク休憩です。
熱々コーヒーで温まる。

見上げれば嬉しい青空。
それも束の間のことで、相変わらず電車がゴ〜ゴ〜走っている

 ここでランチは厳しい
 青空だ〜            ▲ 黒ずくめのピース
 風でうねる雪面             ▲ 細やかな雪模様
                                   ▲ 色がない

ときどきの無風地帯を抜けると、いきなり吹かれていじけそうになるし。
何でこんな時に登ってんのよ。


地吹雪がおさまったら、雪庇が発達した素晴らしいエリアが出現。
あるんですねえ荒山にも。
まさか期待してなかったので、プチ嬉しいひとときですよ。

 無風地帯               ▲ Buwaaaa〜
 自然が創る雪の芸術               ▲ 冷凍ズミ
 山頂はまだかい           ▲ まだに決まってるでしょよ
 松の雪が可愛い           ▲ 霧氷の山頂が呼んでる

遠くに青空が出たり隠れたりしていますが。
残念ながら頭上は晴れてくれない。
ガスの流れが速く、一向にお日様が顔を見せない。
出そうで出ない当たりくじ (^^;

白く固まった木々のトンネルを抜けて。
南が開けた場所に出たら、かすかに伊勢崎方面の町が見えていた。

 町が見える                ▲ ホントだ

山頂はまだ遠そうだけど、岩の急登が始まったので近いかも
ロープのかかった岩場を登って行くと、いきなりの青空。
空を見上げて写真撮りまくってた。

動悸息切れのおいちゃんが、ちょっとグレ気味になってきて。
ここで待ってるから行って来い、って言いつつも。
ゆっくり後ろを追って来てた vv
30分も待ってたら、冷凍おいちゃん完成だもんね

 最後の急登                ▲ きれ〜
                        ▲ せっかくの青空もたちまち消えてしまうので慌しい
 何撮ってん           ▲ ツツジの咲きガラ撮ってんの

山頂標識にぶら下がってる筈の寒暖計を見るの忘れた (^^;
けっこう寒かったです。

山頂周辺の写真を撮っているところに、おいちゃんも登って来たの。
おいちゃんのなむ〜写真を撮って下山開始。

下りは心臓の負担が少ないので、人が変わったみたいに速いおいちゃん。
追突されないように、私もダッシュ

 山頂の景色は木ばっかし                  なむ〜

 山頂直下はルートが錯綜して雪深い          ▲ テレマークで下るはらっぱ

調子に乗ってどんどん下って振り返ったら ・・・
おいちゃんが居なかった。

待っても待っても来ないので心配になり。
きょうは調子悪いって言ってたしな〜。
ロープ場所の下から登り返していたら、単独♂さんが追いかけて来た。
あの〜、わたし下ってるんですけど

単独さんの怪訝な顔

 待て〜と言っても聞こえない

ややこしい事情話をしているときに、おいちゃんが下りて来た。
何してたん。

ときどき青空が出るので、待って霧氷の写真を撮ってたんだとか。
良かった
意気込みの割りに、良い写真は撮れてなかった
風で木が揺れてボケボケって言い訳。

 おいちゃん作品                ▲ 寒いし
 最終パフォーマンス              ▲ 繊細な雪の造形

ここからは一緒に下ります。
雪庇を観察して展望広場に戻り、やや風を避けてランチ休憩。

帰りは荒山高原を周回する手もあるけど。
相変わらず電車の音が騒々しいので、荒山高原ルートは吹かれるだろう。
で、ピストンに決定。

基本的には、前橋の天気予報通り晴れてはいるのですが。
山の上ではガスの中で、昼前より更に風が強くなったみたいで。
横から下から吹き上げてくるのだ。

 展望広場に戻ってランチ

ふれあい十字路まで帰れば風も穏やか、ここからはホッカホカなのだ。
もう駐車場には誰もいないだろうね、なんて話ながら歩いていると。

おいちゃんに がかかってきて焦る、会社からか ・・・
鍋割に登って帰る途中だけど、事故渋滞に嵌って車が進まないって
kazu さんからだった。
お気の毒。
( 他人事かい )

 晴れる気配はないっ         ▲ ふれあい十字路から姫百合pへ

駐車場は、青空の下でガラガラだった。
車のフロントウィンドーに、kazu さんのメモが挟んであった。
有難う
ちょっと山が違ったので、お会いできなくて残念でした。

kazu さんの言う通り、道路上には車がいっぱい並んでいる。
パトカーがサイレン鳴らして登って行くし。
過去に何度も赤城通いしたけど、こんな経験は滅多にできない。

私たちは渋滞を避けて、一本下の桜の広場ルートに転換。

 すっからかんの駐車場

順調に走りましたが、渋滞中の南面道路に合流してすぐにまた追突現場。

渋滞の原因は事故ばかりでなく、路面の凍結がハンパなかった。
朝より気温が下がっていて、ブレーキおっとっと滑りまくり斜めまくり大会。
スタッドレスの限界を超えており、どの車も車間をとってノロノロ運転だった。

大沼まで行ってたら苦労したろうから、姫百合pで正解だったよね

 追突事故多発

           ▲ 凍結路面でノロノロ徐行