2019.09.14 (土)   K2Couple No.0650  

篭ノ登山
かごのとやま(群馬県・長野県)
2,228m

    東篭ノ登山 2228 三方ヶ峰 2040

中秋の浅間で展望三昧、花ボチボチ

コース最大標高差 : 225
コース累積標高差(+) : 390
コース累積標高差(−) : 390
コース沿面距離 : 5.7 km
行動時間 : 4'40"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  東篭ノ登山頂から水ノ塔山と浅間山

  6:05 = 藤岡IC/上信越道/小諸IC = 地蔵峠 = 7:30 兎平 (池の平駐車場)

 兎平 7:45 ... 8:50 東篭ノ登山 【L1】 9:15 ... 9:55 兎平 10:05 ... 池の平湿原 ... 10:30 鏡池 10:35 ...

 10:50 三方ヶ峰 【L2】 11:10 ... 11:45 雲上の丘 11:55 ... 12:05 雷の丘 ... 12:25 兎平
 兎平 12:45 = 13:20 野菜の店 13:30 = 軽井沢・碓氷バイパス = 15:00 高崎市鼻高展望花の丘 15:25 = 16:10

     篭ノ登山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


世の中は三連休につき、上信越道を行き交う車は多くちょっと窮屈です。
皆んな何処に行くんだろうと思ってしまいます。
私たちは、ちょっくら浅間ですけど (^^;
軽井沢ICから佐久IC辺りで、車の数はめっきり少なくなり
浅間山を正面に余裕の走りでございます。

見上げる空には雲ひとつなく、山岳展望の期待が高まる。
山際のスカイラインもクッキリ。

 佐久小諸JCTから浅間連山

兎平の池の平駐車場(¥500)には、10番目くらいの到着で。
山岳展望を期待するには、朝早い出発が必須です (^^

駐車場に待機しているボランティアさんは、綺麗な白ヒゲのおじ様。
花のことにはめっぽう詳しく。
いろいろとアドバイスやら知識をご教授いただきました

秋の空気は澄んで、気温7℃という涼しさです。
キリッ。

 池の平駐車場 (後ろは東西篭ノ登山)

勝手知ったる籠ノ登山界隈に、ことさら新鮮さはありませんが。
秋晴れに浮かれてやってきました展望の山。

樹林帯はやがてイワイワになり、道端の名残花を探しながらチンタラ登る。
駐車場から山頂まで、標高差は170m しかありませんから。
すぐに樹林帯を抜けて展望が開けます。
このお気軽さが、篭ノ登山のセールスポイントのひとつです (^^

 ピーカンの篭ノ登山              ▲ ガレ場の登り
 秩父の山から北アまで見渡せる            ▲ 富士山は端正に美しく
 池の平湿原を背中に           ▲ それぞれのルートを登る

いやぁ全部見えるね。
先客はお一人様♂だけの静かな山頂にとうちゃこ (^^

とりあえず広い山頂をウロウロ。
頚城や志賀の山が並んでいますが、谷川や日光はちょっと逆光気味です。
展望写真や花の写真を撮ってから、岩に腰掛けてお弁当を食べますね。
寒いと思って暖かいものを持ってきましたが、カップラーメンはお持ち帰り。
登りで汗ばんでしまいました。

 山頂が見えた         ▲ いつもの景色だけど素晴らしい
オンタデ ハクサンフウロ キオン シラネニンジン
ハナイカリ アキノキリンソウ オヤマリンドウ マツムシソウ
ゴゼンタチバナ(実) コケモモ(実) クロマメノキ(実) マイヅルソウ(実)
ノアザミ タムラソウ ミネウスユキソウ エゾスズラン(実) イワインチンいっぱい

                                         ▲ 北アルプス大展望
                                ▲ 穂高から槍ヶ岳へ
                        ▲ 八ヶ岳(その中央に南ア北岳) と中央アルプス
 浅間山              ▲ 根子と四阿山

お弁当を食べて、またウロウロしていたら。
おいちゃんがいきなり行動開始、私のザックを片手に下りて来て曰く。
何かあるかもしれないから、西篭にも行ってみよう

ムリムリッ
きょうの私の膝では無理だよ〜。
待ってるから、独りで行って来てもいいよ。

少し人も増えたので、展望を脳裏に刻んで下ることにした
来たときに比べ、北アが雲で汚れてきていた。

 烏帽子、湯の丸方面
 山頂をあとにします          ▲ あの池の平外輪を周回したい


 おまけの池の平へ 

兎平まで下ってちょうど10時。
駐車場の車は3割程度の入りで、如何に人気のない時季かが分かる。

トイレを借りて、改めて池の平トレッキングにリスタートですね。
まだ人出が少なく、貸し切り専用ちっくな湿原巡りです。

監視員のようなおじ様(この人も立派な白ヒゲ)に声を掛けると。
またまた花に詳しい方だったので、弟子入りしました (^^
監視員ではなく山岳ガイドさんで、明日の下見に来られてました。

付かず離れず歩く。

 池の平入口で引っかかる
                           ▲ 花は少ないけど全くない訳ではない
 花の師匠に弟子入り         ▲ 東篭ノ登山頂も人が増えた様子
 池の平湿原から外輪に上がりますが         ▲ その前に鏡池はちょこっと秋色
ハクサンフウロ乱れ咲き エゾリンドウ オヤマリンドウ ヤナギラン
ツリガネニンジン ワレモコウ ハナニガナ
ウメバチソウ マルバダケブキ無残 ヤマラッキョウ ウド
 三方ヶ峰へ            ▲ コマクサ咲いてるかな
咲いてっこないし ヤマハハコ シャジクソウ クジャクチョウ
カラマツボックリ アサマヒゴタイ エゾカワラナデシコ ナナカマド
オトギリソウ咲き残り ニガイチゴ シラタマノキ ハクサンフウロだらけ
コケモモ咲き残り コケモモ(実) メイゲツソウ
イブキジャコウソウ タチコゴメグサ

逆廻りのハイカーとのスライドが多くなってくる。
家族連れや年寄りparty が多い。
我が隊も古稀超えか (^^;
気のせいか、急に足が重くなってきたような

2時間くらいの間に、雲が下から湧き上がってきていた。
これはこれで良いもんだが、真っ青の空も素敵だった。

 見晴岳に続く階段            ▲ 東篭ノ登山と水ノ塔山
 雲上の丘をポコポコ歩き          ▲ 池の平外輪巡りも最終章
アキアカネ カワラナデシコ ゴマナ ハンゴンソウ
 満車にはならないらしい     ▲ 12時半帰着、朝より10℃ほど気温が上がった

 鼻高展望花の丘 

高崎市内のコスモスが咲きだしたようなので、帰りに寄ってみる。
おいちゃんが半世紀以上前に卒業した高校のすぐ近くだ。
規模はそれほど大きくはないけど、ピンクや黄のコスモスがいっぱい。

入場は無料ですが、芋掘り体験や売店などあって律儀です。
地元の方々の苦労が報われる季節到来という感じで、ほのぼのとしてた。