2019.09.22 (日)   K2Couple No651 

長七郎山
あかぎ ちょうしちろうやま(群馬県)
1,579m
雨覚悟の赤城で ・・・ 晴れた

長七郎山 覚満淵
コース最大標高差 : 105 10 およそ
コース累積標高差(+) : 175 20 およそ
コース累積標高差(−) : 175 20 およそ
コース沿面距離 : 3.0 km 1.6 km およそ
行動時間 : 1'50" 1'50"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS(長七郎山)、YAMAP(覚満淵)です  ほんのり秋色に色付きはじめる覚満淵高層湿原エリア
  7:00 = 前橋 = 8:15 小沼駐車場
 小沼駐車場 8:25 ... 8:45 小地蔵分岐 ... 9:00 長七郎山 【BF】 9:20 ... 9:45 小沼水門 ... 10:15 小沼駐車場
 小沼駐車場 10:20 = 10:25 赤城VC

 赤城VC(覚満淵入口)10:25 ... 10:35 覚満淵桟橋 ... 10:55 分岐 ... 11:10 ベンチ 【L】 12:00 ... 12:15 赤城VC

 赤城VC 12:20 = 前橋 = 14:05

      長七郎山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである(経緯度線は20秒間隔)


 きょうは赤城山が見えています             ▲ 前橋市街地は快晴

今週は台風17号の影響で、あまりパッとしない天気のようです。
しかし、眼を覚ますと何やら明るい空模様なので、ちょっと歩く気になった。
とりあえず赤城山に行く。

来週 9/29に開催されるらしい、第9回まえばし赤城山ヒルクライム大会。
きょうはトライアルなのか、沿道にはチャリの若者が大勢繰り出していた。
ゴールは赤城山観光案内所です。
トレッキングより全然ハードみたい。

大会当日も好天に恵まれるといいですね (^^

 ヒルクライマーたちの車列が続く
 ヒルクライム大会のゴール地点(新坂平)           ▲ グリーンシーズンの黒檜山

赤城の何処に行こうか
姫百合駐車場でも決まらずスル〜、新坂平p
も大洞p も赤城VC もスル〜。
車で行ける最高点まで来ちゃった (^^;

小沼の駐車場は、未だ4台しか停まってなかった。
地蔵岳は夏休みに孫たちを連れて登ったので、何気に長七郎山へ。
どっち廻りにするかも決まらないまま、足は勝手に歩いてる。
結局足任せ

天気予報が嘘のように、爽やかな青空が広がっていた
おいちゃんは、ウェストポーチだけの遊び人風。

 嘘みたいに青い空
 ゆるゆると出動    ▲ 展望地(鳥居峠からの道合流点)から黒檜山
 登山道流出の危機               ▲ 小地蔵分岐

大雨のせいだろう。
土砂が流出し、浮石がゴロゴロ転がる無残な登山道になっていた。
最近こういう場所が多く見られ、将来が危ぶまれる。

小地蔵の分岐を過ぎたら、以前と変わらない穏やかな道になった。
登山道がこのまま維持されますように、願わずにはいられない。

途中の切り開きから、日光方面の山並みがシルエットになっている。
はらっぱ教授の山座同定講義に耳を傾けて (^^;

 小地蔵分岐から上は歩きやすい登山道
ヤマトウバナ ノハラアザミ キオン
アキノキリンソウ ツリガネニンジン ヤマトリカブト キノコ
                                       ▲ 北に、日光方面の山並み
 広い山頂に5名様(自分たちも含めて ^^;          ▲ 秋空にはススキが似合うね
 私ん家はあの辺りだけど ・・・         ▲ 薄っすらでも見えて嬉しい富士山
 秋風に吹かれて v            ▲ 雲の上の浅間山です
ニガナ ヤマラッキョウ 三等三角点 滑空してた

山頂周辺に花は少なく、山岳展望に特化してランチというか朝食。
小さな山だけど、空きっ腹を抱えて登ってきた。
突然の出撃だったので、コンビニランチでしゅ。

風は穏やかですが少し肌寒いので、ダラケは封印して撤収する。
きょうは今シーズン初めてフリースを持ってきたが、着るほどでもなく。
暑くもなく寒くもなく、最高の登山日和だった。

一段下った茶色の広場で、紅葉を探してウロウロしたりする暇人。
少し色付き始めているような。

 西側も浮石多く
               ▲ 山頂下の茶色い広場からは、荒山(正面)と地蔵岳(右手)の眺めが良い
 地蔵岳          ▲ 土砂の流失が目立つ登山道
 おとぎの森のメインストリートに出て           ▲ 標識は整備されています

昨年の秋と同じように、紅葉見物の帰りにだらけた粕川源流域に寄り道。
あの時は素晴らしい紅葉だった。

マルバダケブキ ゴヨウツツジ紅葉
ドウダンツツジ キオン
 荒々しい粕川源流
                                      ▲ 小沼の静かな湖畔から

小沼水門で追いつくと、はらっぱがベンチに腰掛けていた。
何してんの

黒いヘビが道路を横断中なんだけど、真ん中で伸びて動かないのよ
跨いで行けばいいじゃん。
ムリ 私には絶対無理だよ〜。

ヘビのせいで道はいつまでも通行禁止状態なので、右の林間湖畔道へ。

 気持ちの悪いものを見てしまった

ヘビがいなかったとしても、私はこっちの湖畔道が好き。
砂利の林道より、木々を縫って歩ける土の優しい道だもん。
最後は砂浜に出るし。

穏やかな湖面の水際に沿って砂浜を歩く。
ナナカマドやメギの赤い実が可愛いいし、山側には秋の花やススキ。

出発時に比べると、小沼上空に雲は思いっきり張り出してきていた。
崩れなければいいけどね。

 湖畔沿いの道
 センチメンタル小沼             ▲ 地蔵岳のアンテナ群
 こんな静かな小沼は滅多にない          ▲ 駐車場の車はちょっと増えて
スギゴケ ノコンギク ナナカマド ウツボグサ
尾花隠れ メギ ゴマナ ドウダンツツジ紅葉


 覚満淵でのんびり歩きの仕上げ 

小沼から覚満淵に廻ってみます。
時間に余裕があれば、覚満淵散策は必須だよね。
花が多いし、東端北側の高層湿原ちっくなエリアの雰囲気が素晴らしい。

覚満淵はその殆んどが中間湿原的なヌマガヤ群落であるが、ここで最も大切なところは、北側から半島のように張り出した部分である。ここはミズゴケとツルコケモモ群落で、泥炭の厚さ2.5〜3mくらいあるといわれ、高層湿原化していると思われるところである。赤城山は植生的に表日本型の地域であるが、ここにミズゴケやツルコケモモの湿原が形成されることは例外的で貴重なものである。 (覚満淵案内標識より)

 空はもう秋( ビジターセンターから小地蔵 )         ▲ 県立赤城公園ビジターセンター
 覚満淵を時計廻りに          ▲ 整備が済んで立派な遊歩道
 対岸から見る覚満淵桟橋歩道        ▲ 誰かが呼んでるけど知らない人
ゲンノショウコ マムシグサ イタドリ ゴマナ
ミズヒキソウ ナギナタコウジュ ハキダメギク ダイコンソウ ノコンギク
トネアザミ タムラソウ ヒョウモンチョウ ワレモコウ 紅葉越しに
 覚満淵の上に五輪尾根                ▲ アケボノソウ

覚満淵東端から、分岐を鳥居峠方面に登り。
それからビジターセンター方面に分岐して、外側周回路を歩いてみる。
最初の分岐を下れば、お気に入りベンチに出る。

きょうはカップヌードルで暖まる予定ですが。
準備はおいちゃんに任せて、はらっぱは周辺の散策に行って来るよ。
ウメバチソウやアケボノソウをゲットして、写真を撮って来た (^^

 お〜い!3分経ったぞ〜           ▲ 最近お気に入りのベンチ
サラシナショウマ ウメバチソウ アケボノソウ

覚満淵の風景を楽しみながら、カップヌードルやパンのコンビニランチ。
食後のだらけた姿を、通りがかったカップルさんに目撃される (^^;
一旦は通り過ぎたものの、奥様が戻ってみえた。

「の〜んびり山歩道」Couple さんだった。
先日kazu様のblog を拝見して、断片的に記憶が残ってるようなあいまいさ。
初めてお会いしたとは思えない、とっても気さくなお二人でした。

まだまだお若いぴちぴちカップルさんと、長いことお話できて嬉しい。
爽やかな共感が残りました (^^

 初対面ですけど意気投合
 嬉しい出逢いの余韻を残しつつ撤収           ▲ リンドウ様 おそろいです
カップヌードル セルフで全員 アキノキリンソウ リンドウ
コウゾリナ キンミズヒキ 白いカワラナデシコ