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■ 7:55 = 前橋 = 9:20 大洞 |
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大洞 9:35 ... 9:45 句碑の道入口 ... 9:55 秋櫻子句碑 ... 10:20 見晴山p分岐 ... 11:10 新坂平p分岐 ... 11:30 地蔵岳 11:40 ... |
11:45 地蔵岳の肩 【L1】 12:15 ... 12:40 八丁峠 ... 12:50 小沼周回(反時計廻り)... 13:35 展望所(長七郎分岐)13:45 ...
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14:05 鳥居峠 ... 14:20 覚満淵ベンチ 【L2】 14:35 ... 14:55 大洞
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大洞 15:10 = 前橋 = 16:30 慈眼寺 16:45 = 17:00 ■ |
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地蔵岳の場所
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
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近年にない超大型台風が、関東地方めがけて来るという。
我が家でも珍しく対策をして備えたのだが、無事に通り過ぎた。
結果的には、東日本の広い範囲で猛威を振るったことを報道で知る。
15号は風台風だったが、今回の19号は雨による被害が甚大だった。
今後は、わが身のこととして覚悟しなければならない時代が来るだろう。
被災地の現状を目の当たりにすると、山に行く気分にはなれなかった。
生活道路の被災や、山岳地域の土砂災害の心配もあるし。
一方はらっぱは1ヶ月も山から遠ざかっていたから、その心は複雑で (^^;
何処っか行きたいという、ささやかな思いが募っていた。
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▲ 赤城山も秋の装い |
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▲ いつの間にか紅葉も始まっている |
▲ 黒檜山 |
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赤城道路の登りで何時になく車が多いのは。
紅葉シーズンを迎えたからだろう。
特に歩くコースも考えずに来てみたけど ・・・
きょうは控え目に、「句碑の道」を尋ねてみることに決める。
文学に造詣が深いK2隊ではないので、ちょっと不釣合いなコースですが。
秋を味わうには、近道のような気がする訳で (^^
久しぶりの秋晴れの日曜日です。
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▲ 大洞駐車場 |
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▲ お月さまも見ている |
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▲ 大沼越しの黒檜山 |
▲ 赤城神社 |
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我が家にしては遅い行動開始なのに。
大洞駐車場でもだらけまくって、時間がどんどん経ってゆく。
赤城少年自然の家の前まで車道を戻る。
紅葉が綺麗だ。
で、入口標識があったので散策開始ですが。
道は荒れ放題で、文学的な情緒は何処にも感じられない
実はもう一つ入口があって、そこに水原秋櫻子の句碑があった。
こちらから入るのが正解のようだ。
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▲ マユミ |
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▲ 相葉有流の句碑
生きて芽吹きて風倒の楢霧まみれ |
▲ 水原秋櫻子の句碑
啄木鳥や落ち葉をいそぐ牧の木々 |
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水原秋櫻子の句碑から入ってたら、そこそこ感じの良い情景だった。
句碑の道らしい趣があった。
しかし、遊歩道は何度も大雨に曝されて掘れてしまったとみえる。
岩に刻まれた句を読んでみるが、いずれも難解でシックリこないもどかしさ。
芭蕉さんなんか、もっとストレートに心に入ってくる気がするんだけど。
「惨たるや 降られて掘れた 句碑の道」 なんちゃっておじさん一句
アホか 惚れてフラれぇた〜でしょよ 季語もないし (^^;
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▲ 句碑の道は完全に流されて掘れている |
▲ 俳句をひねり出し中 |
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▲ 富田うしほの句碑
迅雷や黒檜の肩のうるし雲 |
▲ 大友華亭の句碑
山咲う牧場の柵を繕える |
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▲ 雨風に 堪えて白樺 秋の雲 by はらっぱ |
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▲ あたしゃ、俳句よりハイク |
▲ 御意 |
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▲ 二人して デタラメ俳句 遊歩道(拍手〜) |
▲ 青空に メグスリノキや 眼に冴やか(また拍手〜) |
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▲ 俳句の道も終わり |
▲ 本格的に地蔵岳ハイクの道 |
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▲ 紅葉や さて紅葉や 赤城山 ... もう止めなよ |
▲ 緊急時連絡ポイント(前橋市消防局) |
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句碑の道は、見晴山駐車場まで続いているらしいけど。
見晴山pの手前で、地蔵岳の登山道に分岐する。
見晴山がらみでは近すぎるので、地蔵岳にしよう
地蔵岳への道は、しばらくポコポコ道ですが。
やがて本気で登るようになっています。(標高差 250m)
その登り途中で、新坂平駐車場からの道を合わせる。
ようやく登山モード
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▲ 新坂平からの道を合わせ |
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▲ 掘れた急登をシコシコ頑張り |
▲ 山頂近くは葉っぱがないっ |
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▲ オオカメノキ |
▲ ツリバナ |
▲ コアジサイ |
▲ ヤマアジサイ |
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▲ メギ |
▲ ヤシャブシ |
▲ リンドウ |
▲ アザミ |
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あっさり山頂に着いて、はらっぱはアンテナの下へ花探し。
今どき、花なんかありっこないよ
はらっぱを好きなようにさせて、山頂に行くと。
何でこんなにいっぱいいるのよ。
大勢の方々が、それぞれに陣取って山ごはんを楽しんでいた。
もうすぐ正午だ。
はらっぱ抜きでテキトーな山座同定
上州武尊と尾瀬の至仏や燧ヶ岳 ・・・
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▲ 山頂に着いた |
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▲ 山頂の電波塔 |
▲ メギ |
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▲ 大沼と黒檜、駒ヶ岳 |
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▲ こんなに人が多い山頂は初めて |
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はらっぱが来るのを待って、小沼側の特等席に移動します。
ちょうど同年輩のカップルさんが、食事を終えて立ち上がったところだった。
「ここが最高ですね」 とご挨拶。
貸し切りです (^^
明るいパステルグリーンの水を湛えた小沼や、外輪の様子が一望できる。
先端に陣取って秋の陽射しを全身に受け、いつものカップラーメン etc 。
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▲ 山頂からマイランチ場所へ |
▲ ここは最高 |
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▲ この景色を眼下にランチタイム |
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▲ 小沼駐車場でしょ |
▲ 八丁峠駐車スペース |
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▲ 小沼に下りまっす |
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さてさてどうやって車に戻るか。
せっかくだから、小沼の紅葉を確認して行きたいよね。
そうしよ そうしよ (^^
小沼側の登山道は、新坂平側と比べて格段に歩きやすい。
まだまだ大勢の方が登ってきます。
八丁峠からの地蔵岳は、まさしく県民市民の山としての存在感がある。
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▲ こちら側の道は良く整備されている |
▲ 八丁峠から小沼へ |
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車道から適当に小沼ルートに入る。
誰にも会わないマイナーなルート取りになっちゃって (^^;
石垣をよっこらしょっとズリ下りた。
小沼の岸に出ると、対岸には大勢の人が見えた。
対岸の紅葉もカラフルで、今まさに見頃を迎えているのかもしれない。
早くあの中に行ってみたいな。
小沼周回、反時計回りです。
1ヶ月前にも同じことしたよね (^^; きょうのが綺麗で華やかだ。
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▲ 小沼に遊ぶ人たち |
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▲ 陽射しを受けて小沼湖畔は炎上中 |
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小沼湖畔を周回して鳥居峠へ向うのに、車道まで戻るのは遠回り。
踏み跡を見つけてショートカットを試みるが、トレースが消えた。
笹薮に突入やむなし (^^;
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▲ この辺から直登できるんじゃない |
▲ トレースなくなっちゃったよ |
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▲ 展望所でドリンク休憩 |
▲ 鳥居峠に下るよ |
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▲ 鳥居峠も車がいっぱい |
▲ 鹿避けクランク通過 |
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▲ 草紅葉の覚満淵 |
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▲ 句碑の道で拾った木の枝をずっと杖代わり |
▲ 高層湿原エリア |
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きょうは一日中風もなく、覚満淵の湖面も穏やかだった。
暑くもなく寒くもない、何をするにも最高の季節です。
いつものベンチで、クロワッサンと非常食のアーモンドチョコを食べた。
のんきに歩いた秋の一日。
落ち着いた覚満淵は、秋の日のフィナーレを飾るに相応しい場所だった。
今般の台風被害は、赤城においては特に見受けられなかった。
赤城山の貴重な自然をいつまでも。
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▲ 散策を楽しむ人が絶えない |
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▲ 終日、良い天気に恵まれた |
▲ 下る車も登る車もひっきりなし |
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