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■ 3:35 = 前橋 = 4:20 姫百合 |
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姫百合 4:45 ... 5:05 ふれあい十字路 ... 5:25 荒山風穴 ... 5:40 荒山高原 5:45 ... 6:10 火起山 ... 6:20 竈山 ... 6:30 人面岩 ... |
6:45 鍋割山(日の出待)7:05 ... 7:15 【BF】 7:40 ... 8:00 火起山 ... 8:20 荒山高原 ... 8:45 ふれあい十字路 ... 9:05 姫百合 |
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姫百合 9:30 = 前橋 = 10:35 ■ |
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鍋割山の場所 |
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
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激走!富士山一周 156キロ ウルトラトレイル・マウントフジ (UTMF) の再放送をTVで見た。
累積標高差が8000m近いという、体力の限界に挑むトレランだ。
昼に次いで夜も眠らず走り続ける市民ランナーの気概は、感動なくして見ることができない凄まじさだった。
ランナーの数だけドラマが生まれる。
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それに触発されて、「暗い時間帯にヘッデン点けて登ろう」 と言うおいちゃんの提案に乗ることにした。
明日は天気が良さそうだから、鍋割山頂で初日の出を拝むってのはどう。
「元旦でもないのに初日の出はおかしいでしょよ」 となったが。
そこは 「マイ初日の出」 と言うことでお茶を濁した (^^;
2時間ほどの仮眠をとり。
3時に起きて慌しく家を出るとき、何故か星がひとつも見えなかった
姫百合駐車場では雲間から月が覗いてたので、少し期待が持てる。
思ったほど寒くはなく、マイナス4℃。
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▲ 前橋市街もこの時間帯はガラガラだ |
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▲ 姫百合駐車場に一番乗り |
▲ 雲が切れてお月様が微笑む |
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登山口の積雪は殆んどないが、ガシガシに凍っているのでゆるゆる登る。
ヘッデン歩きは何回か経験しているから、特に不安はないけど。
自然と足の運びが速いような (^^
夜間のカメラワークは余り経験がなく。
オートの設定なのでシャッタースピードが遅く、ボケまくり大会です。
ストロボを使うと雰囲気が壊れるので、そのままでOKにする (^^
ときどきストロボ
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▲ ふれあいの十字路 |
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ふれあいの十字路を過ぎると雪道になり、やや歩き易いか。
今年は雪が極端に少ない。
が、こういう年の春先に豪雪になったりする異常気象が油断ならない。
頼りない月の光も届かず、真っ暗闇は即ち景色がないということで。
ただただ歩きに専念しますよ
二人のヘッデンの光が、木々に交錯して面白い。
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▲ たまにお月様が照らしてくれる |
▲ ふれあいの十字路の上は雪道になり |
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岩ゴロを過ぎ傾斜が緩やかになると、荒山高原は近い。
最後にたっぷり雪の道を上がれば、静寂感が押し寄せる広い高原に出る。
風音もなく、ジ〜という耳鳴りだけが聞こえる (^^;
ちょっと休むことにした。
甘くて美味しいどら焼きを半分こして、ドリンクタイムです。
風は全くないのに、暗闇に紛れて高原の冷気が忍び寄ってきた。
お化けが出そうな暗闇
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▲ 静寂の荒山高原に着いた |
▲ この木の横で一休み |
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▲ 鍋割稜線に上がります |
▲ 動物たちの世界 |
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▲ 光臨を発するおいちゃん菩薩 |
▲ いつの間にか火起山 |
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▲ ヘッデンのLEDで色が変わるよ |
▲ 一隅を照らす |
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▲ 幽玄で神秘な霧氷 |
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▲ 緊急時連絡ポイント (前橋市消防局) |
▲ 竈山もスル〜して、のっぺらぼうの人面岩 |
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鍋割稜線に上がってから。
天候回復どころか、ガスがだんだん濃くなってきたような気がする。
繊細な霧氷が眼に映る場面多し。
ヘッデンの光の中に、何か白いものがキラキラ舞い降りてゆく。
雪じゃないし、ダイヤモンドダストほど冷えていないし何だろっ。
綺麗だ〜。
ぼんやりと周囲の景色が見えるようになって、夜明けが近いことを知る。
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▲ キラキラ光る不思議なものが |
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▲ 繊細な霧氷林に引き込まれちゃいそう |
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▲ ずっと見ていても |
▲ 飽きない美しさ |
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霧氷の素晴らしさに眼を奪われている内に、山頂に着いちゃった (^^
もちろん二人だけの世界ですが。
若干風が冷たい。
6:45 山頂着
6:55 赤城山の日の出時刻
計算どおりのドンピシャタイムだったのはいいけど、日の出が
無駄と知りながら、未練たらしく 「マイ初日の出」 を待った。
ガスさえ消えれば、絶対晴れてる筈なのだ。
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▲ 鍋割山頂 |
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▲ 山頂の仏さま |
▲ 暖かければここに寝転がって |
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▲ 待てど暮らせど出ないお日様 |
▲ 鍋割標識 |
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▲ エビの尻っぽ |
▲ サンゴ礁 |
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山頂をウロウロして、30分くらいなら待とうと思った。
このまま撤収したら、初日の出ミッションは未達に終わってしまう
しかし、きょうのガスはそんな簡単には取れそうにない。
岩の隙間に設えられたベンチに座って様子見するも、寒くなってきたし。
これじゃ、いくら待ってもキリがない。
来年は元旦に来ることを心に誓って、帰る事にする。
予報が完全に裏切られたというか、山の天気は人任せにするなってこと。
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▲ 霧はあるけど |
▲ キリがない なんちゃって
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下山です
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▲ 登山道の雪は斑ハゲで |
▲ 霧氷を観賞しながら撤収 |
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山頂から下って登り返しに脇道があり、東の展望が良さそうなので。
カップ麺でも作って、もう少し未練の時を過ごそうと思う。
ザックを下ろしたら、白いものがいっぱい付いていた。
拡大してみると、トゲのような形をしている。
そうか、上からキラキラ降っていたものの正体がわかったよ。
超軽い霧氷のカケラが、ハラハラと舞っていたのだ (^^
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▲ ガスを吹き飛ばしたいおいちゃん |
▲ 雪のように降っていたのは ▲ 霧氷の断片だった |
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▲ 楽しい一日だった |
▲ それって、期待外れの時の最近の口癖だよね |
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▲ 雪庇無残 |
▲ 火起山でも何でも全てスル〜 |
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▲ いつまで待ってもガスガスでやる気しね |
▲ 雪庇も厳しさや美しさがなくボヨ〜ン |
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▲ 展望無残 |
▲ 楽しかったよね〜 ダメ押し |
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ガスが薄くなることを祈りながら、遂に果たせぬままズルズル荒山高原着。
楽しい鍋割山だったが、ちょっと残念な稜線だった
ここもスル〜。
カモシカ山行は、冬より夏の暑いときの方がいいんじゃないかい。
夜間にここを歩いたら、納涼効果あるよきっと。
御意。
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▲ 最後のお遊び |
▲ 往路で撮影 (ストロボ発光) |
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▲ 足元の悪い岩場の途中で荒山風穴 |
▲ 風穴入口の温度計 |
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▲ 私は素敵な霧氷に会えて良かったよ |
▲ 姫百合駐車場は未だ暇そう |
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本日鍋割に登るにあたって、おいちゃんが心に秘めてきたミッションは。
山頂から 「マイ初日の出」 を観賞することだったが。
予期せぬガスに妨害され、為す術もなく結果的に遂行不可能となった
トムクルーズには、絶対なれないってことだよね。
姫百合駐車場に下山したら、kazu様 がお迎えに来てくださいました (^^
じゃなくて、これから鍋割山に登るのだそうです。
天気はこれから回復基調 ・・・ 日の出は終わっちゃったけど楽しんでね
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▲ 赤城のkazu様とバッタリ |
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