2020.01.04 (土)   K2Couple No.0661 

湯の丸山
ゆのまるやま(群馬県・長野県)
2,101m
   湯の丸南峰 2101m 湯の丸北峰 2099m
烏帽子のつもりが湯の丸様

コース最大標高差 : 370
コース累積標高差(+) : 440
コース累積標高差(−) : 440
コース沿面距離 : 6.6 km
行動時間 : 4'20"
* 沿面距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  ときどき青空が広がる湯の丸山北峰にて
  8:00 = 藤岡IC/上信越道/小諸IC = 9:20 地蔵峠

 地蔵峠 9:40 ... 10:05 中分岐 ... 10:50 小梨平 10:55 ... 12:10 湯の丸南峰 12:15 ... 12:25 北峰 【L】 12:50 ...

 13:00 南峰 ... 13:30 鐘分岐 ... 13:40 中分岐 ... 14:00 地蔵峠

 地蔵峠 14:20 = 15:00 長男家 15:15 = 佐久平SIC/上信越道/藤岡IC = 16:30

  湯の丸山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


昨日3日の号外 
今年の初仕事は、お墓参り&初詣&藤岡庚申山で散歩の三本立て
何か公園内をブラブラ歩いてたら、nanacoちゃん に会いました。
ご主人と二人で、グルグル10km以上も歩いてトレーニング中。
我が家とは心構えが違うことに、感心しまくりのバッタリ でした (^^

 庚申山総合公園散歩中に 新年バッタリ

                   ▲ 浅間連山の周りを、雲が輪になって遊んでいる (佐久小諸JCT)

今年の正月三ヶ日は、好天に恵まれました。
そろそろ始動したいと思い、例によって浅間界隈にターゲットを絞ります。
楽な小浅間は雪がなさそうだし、籠ノ登か烏帽子と決めて出発。
だらけた正月時間につき、家を出たのは頑張っても8時

浅間連山は雲にまみれてグチャグチャですが、何気にカッコイイ感じです。
浅間サンラインからは、霧氷に飾られた裾野が広がっていた (^^

地蔵峠に向う車の列に紛れて、オールドライアクセス。
湯の丸スキー場の第一ゲレンデは、雪があるのに営業してなかった

 浅間サンラインから霧氷景色
 烏帽子の尾根も霧氷祭り              ▲ 地蔵峠駐車場

                   ▲ キャンプ場から臼窪湿原方面を眺めると、頑固なガスに霧氷林

地蔵峠から見渡せば、烏帽子岳よりも籠ノ登山の方がガスが薄そうな。
籠ノ登にしようかな等と思いながら、足は烏帽子に向いていた (^^;
頭と足が連動していない、令和2年の開幕です。

昨夜は降雪があったと信じて、スノーシューやワカン持って来たのに。
降った形跡は全くなく、トレースバッチリなのでツボ足で充分 (^^
新雪歩きの夢は叶わず

午後から好転する天気予報だけど、無情なガスが途切れなく押し寄せる。
何だかな〜。

 基本的には晴れてるのにガス
 雪舗装された登山道は楽チン            ▲ 快調に中分岐スル〜

湯の丸を捲く水平道は雪の回廊となり、最高に歩きやすい
展望はガスに消されますが、時折射し込む恵みの太陽が嬉しい。
烏帽子稜線もちょろっと見えたりするし。

ちょうど富士見スポットに差し掛かったときに、見えました〜秀麗富士。
今年も端から縁起がいいぜよ。
しばし二人で足を止めて、富士山撮りまくり大会です (^^

富士山は何処だ〜  眩しくてコンデジ画面が超見にくい。

 歩きやすい雪道    ▲ ときどき烏帽子の山影が浮かび、期待を持たせる
ノリウツギのドライバージョン          ▲ 富士山、明けましておめでとう
 烏帽子は相変わらず愛想なく           ▲ 湯の丸を見上げれば青空
 探し物は何ですか          ▲ 落葉松は寒々と規則正しく
                                        ▲ 小梨平で作戦会議

少し期待して大いなる落胆も抱いて、湯の丸・烏帽子のコル小梨平着。
もともと「鞍部」と呼ばれていた場所に、固有の地名が欲しくなって。
勝手に「小梨平」 と命名したのが2011年6月のことだったが。
【REPO】
10年を経て、ようやく周知の地名になりかかっているのが何気に嬉しい

烏帽子方面のガスは、一向に晴れる気がないらしい。
振り返って湯の丸山は、ガスの間に見事な青空がサ〜っと流れてゆく。
これはいつものことで、地形的なものかも知れない。

ここまで来て、烏帽子から湯の丸に転換したことが過去にも2回あり。
今回もそのパタ〜ンver.3 という訳で。

 地名に採用したズミの実 (小梨)


 ということで、あっさり烏帽子を諦め湯の丸に転戦 

 来た〜来ました青空の熱烈歓迎           ▲ 傾斜がハンパなく
 シャクナゲ              ▲ 落葉松ボックリ

ときどき振り返って眺める烏帽子岳。
見えそうで見えないじれったさ。
登り始めからずっと、こんな気まぐれな烏帽子さんだった。

小烏帽子ピークに一瞬人影が見えたけど、あっちは寒いだろうな。
あの稜線も風の通り道なのよね。
こっちは余裕の青空で、烏帽子組に同情のエ〜ルを送るのであります。

 烏帽子は全然ダメみたいよ           ▲ ダメ出しされた烏帽子岳

登り始めこそノートレースだったけど、すぐにハッキリしてきたし。
一気にペースアップ

先週と違って、きょうのおいちゃんは絶好調。
休養充分だもんね (^^
冷気が身体に悪いらしく、ネックウォーマーをマスクにして登ってた。

途中でパンと紅茶休憩をして、グングン高度を稼ぐ湯の丸西面の急登。
緩斜面のダラダラ登りより、案外楽に思われる。

 おいちゃんも快調に登る
 霧氷に惹かれ            ▲ 青空に引き寄せられ

もしもこれが新雪だったら、もがけど登れぬ雪地獄になるのですが。
きょうは、そんな心配もなく。
岩や段差も隠れているし、トレースに乗って最高のコンディションだよ。

やがて前方の青空がだんだん大きく広がって。
山頂が近い様子がありあり。
楽しいな (^^

 そろそろ登頂の予感            ▲ 風も強くなってきたしね
 おっ 烏帽子が見えてきた                ▲ とうちゃこ〜

ちょうど2年ぶりの湯の丸ショットを1枚。
2年前もきょうと同じく、烏帽子岳をやめて湯の丸山に転戦したのだった。
その時は、烏帽子より湯の丸の方が、霧氷が綺麗に見えたから。
【REPO】

ガスの流れが速く、晴れたり翳ったり息をしているが、概ね青空に恵まれ。
山頂には2人♂ と単独さん♂ がいた。
風は冷たく、駐車場でマイナス6℃くらいだったからここは何℃だろね。

北峰が近いから行ってみようか。
そうしよ そうしよ (^^
湯の丸山の三角点は、南峰より2m低い北峰(2099) にありますよ。

 湯の丸南峰山頂 2101m
 この程度の寒さ           ▲ 浅間釜山と前掛山ズーム
                              ▲ 北峰まで行ってみましょう
 北峰に向うおいちゃん              ▲ 霧氷と浅間山
 烏帽子岳を突っつくはらっぱ         ▲ 真面目に生きてきたおいちゃん
                      ▲ 湯の丸北峰から、角間川を隔てて美しい烏帽子岳
                               ▲ 湯の丸山三角点にタッチ
 北峰の岩陰で暖ったかランチだよん         ▲ 下に見えるのは鹿沢の桟敷山
 北峰の霧氷さん             ▲ 富士山は健在でした

北峰の岩陰に沈殿して、暖かいランチがありがたい (^^
ようやく、天気予報通りの青空が見える時間も多くなった。
ピー缶の青さには及ばないが、深〜い青色が覗く瞬間。
時は正午過ぎ。

ガスの間の展望を楽しみながら、南峰経由で地蔵峠に下ります。
あとは下るだけの楽チンルート。

 風も大分収まりました
 浅間山を見て           ▲ 標識をなでなでして下山           昔懐かしいピー缶
 気を許すとガスの急襲を受ける           ▲ 下山路から北峰と角間山

それなりの斜面と見て、誰もいないことを良いことに尻セードしてみる。
ありゃっ、全然滑らない訳で
まあ今年は受験生がいるので、スベらない年ということで歩きますね v

今年の初登りも無事に終了しそうで、2020初陣は無難にこなしました。
良い一日になりました。
湯の丸さま ありがとさん (^^

今年も、健康に留意して楽しい山登りができますように。

 白梅かと思ったら、霧氷の可愛いいたずら            ▲ 滑らない尻セード

鈍い鐘の音。( 昔は遭難防止の鐘と言ってたね )
先行したおいちゃんが鳴らしていたのだ。

地蔵峠から長男家に して、お年玉を届けに。( お正月に来なかったので )
♂三人が留守番中で、久々のお茶をして早々に引き上げたの。
受験が終わったら、群馬のおばあちゃん家に遊びにおいでね

上信越道では対面通行箇所で渋滞があったけど、あとは順調に帰れた。

 あの鐘を鳴らすのはあなた              ▲ ふかふかの雪
キャンプ場 マユミ ツリバナ 駐車場から籠ノ登
 浅間サンラインの帰り道  ▲ お年玉配達便と行き違いに届いた孫娘からの年賀状