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■ 7:00 = 藤岡IC/上信越道/小諸IC = 地蔵峠 【トイレ】 = 8:40 旧鹿沢九十八番観音前P |
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九十八番観音前P 9:00 ... 9:10 渡渉点 ... 9:30 スノーシュー装着 9:45 ... 10:00 夏道離れる ... 10:40 シャリバテ 【L1】 11:05 ... |
12:20 角間山頂稜線到達 ... 12:35 角間山 13:00 ... 13:15 頂稜からお別れランチ 【L2】 13:45 ... 14:30 夏道合流 ... |
14:50 渡渉点 ... 15:05 九十八番観音前P
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九十八番観音前P15:15 = 長野原八ツ場ふるさと館 = 16:45 道の駅倉渕小栗の郷 17:00 = 18:00 ■ |
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角間山の場所
この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔) |
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今週末は珍しく好天に恵まれそうな予報が出ていて。
家を出るときから、雲ひとつない青空。
殆ど人が入らない角間山に行くことにした。
北アの絶景が望めるし、雪原歩きが楽しめる貸し切りの山です (^^
時季的には3月の残雪期がベストですが、呑気なことを言ってられない。
行けるときに行こう。
上信越道から眺める浅間山は、先週と違って手招きをしているよう。
いつものように、地蔵峠でトイレを借りて群馬嬬恋村に下るよ。
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▲ ピーカンの浅間山 |
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▲ 佐久平SIC付近から八ヶ岳 |
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▲ 佐久IC手前で開ける北アの絶景 |
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▲ 佐久小諸JCTからの浅間山(雪が少ない) |
▲ 地蔵峠に向かう車列 |
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▲ 地蔵峠でSOUNDIN |
▲ 嬬恋村に下ると角間山が見えてくる |
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九十八番観音(十一面観音)前の駐車スペースが、いつもの指定席。
2番目の到着ですが、ほぼ同時に4台の車が並びました。
その内の1台は、4人の若者のBCグループです。
支度を整え、九十九番観音(千手観音)まで凍った車道を歩く。
きょうの山行は、スノーシューだけ背負って行くことに。
最近の天候からして、雪質は締まっていないだろうという読みです。
アルミ製ワカンでは心許ない。
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▲ 駐車スペースに4台 |
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▲ 知り尽くした いつものルートで |
▲ 動物のトレース |
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同時にスタートした長野のカップルさんは、登山口でスノーシュー装着。
私たちはツボ足で、たまに踏み抜きながら前に出る。
踏まれたトレースの状況をみると、最近降雪がないようだ。
が、途中から直登予定なので。
適当な所でスノーシューを付けたら、何気に歩きやすかった (^^
調子良く夏道のトレースを追って歩きますね
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▲ 湯の丸山が徐々に頭をもたげ |
▲ スノーシューを付けて直登態勢スタンバイ |
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山側の林が途絶え、開放的な雪原が広がったのでバリスイッチが入る。
ここら辺りから取り付いてのんびり行こうかね。
ラジャー
最初の内は緩斜面なので、お互いに我が道を行きますが。
スノーシューでも10cmくらい沈むので、足の運びが重くなってくる。
腐れ雪とは言わないけど、相当に重い雪質だ
雪原を囲うように林立するダケカンバや落葉松が、空の青と雪原の白さを仕切って屏風絵のように美しい。
そして、振り返れば常にある湯の丸山の三角錐北峰。
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▲ 素晴らしく開放的な雪原 |
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後ろから、「朝は いっこだけ、腹減って歩けねっ」 おいちゃんが騒ぐ。
平らな所が見つからないので、斜面を踏んで緊急ランチとした。
パン&紅茶でパワー復活なるか
斜面に下ろしたザックに座ろうとしたら、スノーシューの足なので
ズリズリお尻が落ちて、あられもない格好に陥るはらっぱ。
取り合えず食えって感じで
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▲ この雪ヤバイよね |
▲ シャリバテを訴えるおいちゃんの声が聞こえる |
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▲ 暫くの間はエネルギーチャージの効果があるかもしれない |
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▲ 籠ノ登や湯の丸に押されて頑張りまっす |
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▲ いよいよ急になり、ジグを繰り返す |
▲ 角間峠の上に乗鞍岳 |
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▲ 噴煙のない浅間山(噴火警戒レベル1になった) |
▲ 金峰瑞牆を従える富士山 |
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▲ 上州武尊山 |
▲ まだですかい |
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残り100m位からスノーシューでの直登は難しくなり、ジグを繰り返す。
スノーシューの斜上は足に負担が掛かるので。
直登も織り交ぜて、疲れたら立ち休み。
風は標高なりに吹いていて、陽射しは暖かいがプチ寒い変なの。
傾斜が落ちたところで気を抜いたおいちゃんが、思いっきし嵌った
スノーシューが抜けないってもがいているけど、見て見ぬフリを決める。
写真は、しっかり撮ったけどね (^^
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▲ リードはつらいよ |
▲ ダハッ 助けれ〜 |
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▲ 角間山頂が見えたぜ〜 |
▲ 遂に到着 3時間半かかった |
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『 山頂はどうでもいいから、頂上稜線(肩)の西端ピークで北ア展望 』
というのがきょうの目標だったけど、山頂直下に出ちゃって
是非に及ばず麒麟がくる最終回 、久し振りに山頂行ってみようか
そうしよ そうしよ (^^
ザックを雪の上に無造作にデポして、空身で山頂ピストン。
積雪で木の枝が低く、登り難い山頂アクセスは空身で臨むのがベストだ。
きょうは素晴らしい山岳展望、しかも360°の大展望が待っている。
二人それぞれの感慨に浸りながら、30分近くボ〜っと眺めていた。
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▲ 山頂に先客ひとり(おいちゃん) |
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▲ 素晴らしいのひと言 |
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▲ 山頂から西方面を見る |
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▲ 山頂から東方面を見る |
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▲ 後立山連峰が輝いていた |
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▲ 頚城アルプス |
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▲ 志賀の山並み |
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▲ 浅間方面 |
▲ 湯の丸山と烏帽子岳 |
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▲ 槍穂高 |
▲ 戸隠西岳 |
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▲ 根子と四阿山は近い |
▲ 村上山の上には浅間隠山 |
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名残惜しい山頂をあとにする頃には、風も収まって願ってもない天気。
ザックを背負って来てれば、ここで大展望ランチができたのにね。
ちょっと後悔の念 (^^
ハッピーな展望をお土産に、山頂をあとにする。
さていつものように、西端の展望台でランチにしよう。
何処だって、似たような景色のランチができるよ。
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▲ うさちゃんトレースと四阿山 |
▲ 午後になって風が収まって来たような |
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頂上稜線を辿ってみると、トレースは夏道通しに角間峠に下っていた。
で、稜線上には踏み跡がなく。
え〜マジですか
次の凸まで歩いてみたけど、先端まで行ったら帰る筋力が残らないかも。
沈んだスノーシューを持ち上げるのが結構つらいのだ。
またまた是非に及ばず、予定を変更して。
少し下った無風雪上で、角間山にお別れランチといたしましょう。
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▲ 頂稜西端方面はトレースなく |
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夏道トレースをクロスして、登山口めざしてゆるゆる下る。
遠回りの角間峠経由夏道トレースを拾った方が早いかもしれないけど。
無垢の雪原にトレースを刻んで下りる醍醐味は棄てられない。
陽射しが強いので、日焼けする感覚が顔に。
毛糸の帽子や手袋を脱いでも全く寒くない、春山ちっくな午後になっていた。
スノーシューは急下りやトラバースが苦手なので、マイそりを持って来たけど、お尻がグズグズ雪に沈んでさっぱり滑らなかった
結構な急斜面なんだけどね、残念だった (^^;
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▲ 下山で〜す |
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▲ とりあえずマイそり直滑降は不発 |
▲ てくてく下る角間山かな |
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▲ 登りで付けたトレースに合流 |
▲ 白樺喫茶はコロナ休業 |
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▲ 落葉松林のそばを下り |
▲ 登山口近し |
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▲ 超穴場で大好きな角間山 きょうはちょっとノンビリし過ぎちゃったかな |
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15時過ぎの下山は、我が隊としては珍しい。
山中では2組のカップルさんと出会い、それぞれに行きずりの交歓。
山を愛する者同士だから、気取らずに気持ちが通じるひとときだ。
駐車スペースには2台残っていて。
帰り支度中に、BCスキーの若者が疲れた様子で帰って来た。
BC初心者らしかったので、そんな風に見えたのかも知れない。
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▲ コンコン平ルートからスキーpartyが下りて来た |
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急ぐ旅でもないので、地蔵峠に上がらず群馬県内を帰ることにした。
嬬恋村内では台風被害復旧工事が盛んで、工事信号待ちが数か所。
挙句の果ては、通行止めのため大迂回を余儀なくされ、浅間山の麓を走ってドライブ気分を味わう。
八ッ場ふるさと館から高崎に抜ける新ルート(新トンネル)を走ってみた。
信号も行き交う車もないに等しく、従来より30分もの短縮は大きい。
次の機会に、こっちに来るのが楽しみです。
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▲ 浅間に向かって迂回路を走る |
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▲ 今にも飛散しそうなスギ花粉 |
▲ 高崎市街地 |
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