2021.03.27 (土)   K2Couple No.0707 

妙義 さくらの里
さくらのさと(群馬県)
725m
きょうは近くで自粛山歩にする

コース最大標高差 : 245
コース累積標高差(+) : 375
コース累積標高差(−) : 375
コース沿面距離 : 3.9 km
行動時間 : 3'40"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です ▲ 妙義 さくらの里でランチはいかが
  8:05 = 富岡 = 8:55 パノラマパーク 9:00 = 9:10 妙義神社 9:30 = 9:35 金鶏橋P
 金鶏橋P 9:55 ... 10:20 大人場 ... 11:30 一本杉 11:45 ... 11:50 さくらの里 【L】 12:30 ... 12:35 一本杉 ...
 13:10 大人場 ... 13:35 金鶏橋P
 金鶏橋P13:50 = 14:30 富岡(二郎ちゃん家)15:15 = 15:55 小串カタクリの里 16:30 = 16:35 七輿山古墳 16:55 = 17:15

  さくらの里の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


薄曇りの晴れ日を迎えて、近くの山でさえ霞んでいます。
コロナ感染症が地方に拡散して、第4波が懸念される昨今なので。
きょうは自粛気分で、人の少なそうな妙義でも歩いてみることにする。

妙義山へのアクセスは、今までR18経由だったけど。
富岡市経由で田舎を走った方が信号も少なく、時間的には早いようだ。

昨年と同じ金鶏橋からさくらの里までのピストンで、馴染みの花を見に行く。
近くの山は、のんびり出掛けられるのが良い (^^

沿道はコブシや桜が満開です。

 富岡市街地から妙義山
 妙義山が近づいてきた       ▲ パノラマパークに寄って白雲山を眺め
                        ▲ 金鶏山と金洞山の凹部分が目的地です
 久し振りの妙義神社に枝垂桜を見に来た           ▲ 国指定文化財 総門
                    ▲ 人の姿も殆どなく、総門の周りの枝垂桜をゆるゆると楽しむ
トキワハゼ  オオイヌノフグリ カタクリ 八重咲のツバキ
 ワビスケ キブシ タチツボスミレたち

道の駅みょうぎ、パノラマパーク、妙義神社とちょこちょこ寄り道して。
金鶏橋のPSに着いてみれば、1台の車もない。

例によって、出だしから花撮りに励むはらっぱ。
いよいよ花の季節到来ですよん (^^

おいちゃんは、金鶏橋の下を流れる沢に下りて行ったきり行方不明。
それぞれに好きなことをしてる感じかな。

 金鶏橋 駐車スペース
 シュンラン見っけ             ▲ 白いエイザンスミレ

上流の様子は分からないけど、緩やかな沢で水量も少ないので。
特に問題なく詰められそうなことを、はらっぱに報告する。

安全なん
わからんけど、ひょっとしたら難儀なところがあるかも
それより、沢にハナネコノメがいっぱい咲いてるかも知れないし。
単純に大人場経由でピストンするのも、芸がないなあと思ってさ

却下

 沢を偵察する
 ニオイタチツボスミレ       ▲ 登山道から外れて沢を見ながら歩く
シュンラン拡大  コクサギ ヒナスミレ カタクリ
アブラチャン  タチツボスミレ 朝寝坊のアズマイチゲ ユリワサビ

遊び歩きしていても大人場に着く。
登山コースガイドの看板の前で、4人partyさんが歓談していた。

ちょっと仲間に入れていただいたら。
足利からみえた超ベテランの、ヤマレコユーザ dumpchan 御一行様だ。

一本杉まで同行していただきましたが、何気に置いてかれた (^^;
ときどき後ろ姿を見ながら、あとを追っかけるいつものパタ〜ン。

 ユリワサビ
 小さな小さなハナネコノメ             ▲ ハナネコノメ接写

妙義の中でも特にマイナーなコースなので、他には誰もいない。
足利隊に出会ったのも不思議なくらい。

妙義中間道(自然歩道)は第4石門で崩落事故があったので通行止め。
そのために、コース取りが半端なく制約を受けている。
周回コースを考えるのが難しい。
石門群は妙義登山道の要衝なのだ。

 立派な案内板 「妙義山」              ▲ ダンコウバイ
                              ▲ 再びハナネコさんエリア
 先行するdumpchan隊          ▲ ハナネコの遅れを取り戻す

コース最高所の一本杉に着いた。
結構な暖かさに汗ばんでくる。
足利隊はここで一本立てていたので、追い付けた (^^

おいちゃんは空き家の軒先テラスに腰掛て、ズボン下を脱いでいる。
そりゃ暑かったろうね (^^;

さて、どうする
一本杉は陰気臭いし花粉症なので、さくらの里に下りてランチにしようぜ。
そうしよ そうしよ (^^

車道に下りて、石門方向に歩く足利隊とはここでお別れ、ありがとう

 西上州(鹿岳・四ツ又山)
キブシ カキドオシ ラッパスイセン
 石門群              ▲ 金鶏山 筆頭岩
 オオイヌノフグリ群落             ▲ カテンソウ群落

さくらの里誘導車道をショートカットして、裏口から入りますね (^^;
車道を行き交う車やバイクは多いけど、さくらの里は開店休業状態。
だって、未だ全然咲いてないんだもん。

さくらの蕾で埋まった広大な敷地を見下ろして、ごはんですよ〜。

様子を見に来る車が入ってくるけど、すぐに出て行く
ぽっかぽか春の陽気に誘われて、気持ちの良い日向ぼっこ。

切り捨てられたソメイヨシノの枝に、何故か花が付いている不思議

 1本だけ咲いてた河津桜
カテンソウ拡大 カキドオシ タネツケバナ 子福桜 ソメイヨシノ
アカネスミレ ▲▲ コスミレ アセビ 河津桜

さて車が迎えに来ない以上、これから下りて車を迎えに行かなくっちゃね。
一本杉まで車道を戻るのも面倒いので、山の中をショートカットする。

さくらの里から車道をクロスして、踏み跡をガサガサ登ると。
一本杉の下に出て、最後は藪をかき分けて。
はらっぱは一本杉の根っこに直登、おいちゃんは石垣を捲く。
こんな些細なことで、最高に得した気分になれる幸せ

 車道を横目に登山者専用ルート             ▲ ひょっこり一本杉
                       ▲ 登って来た道をそのまま下るのをピストンという
 桟橋が新しくなったような       ▲ 妙義荒船佐久高原国定公園 白雲山

大人場の手前で。
ちょっと沢に下りてみると言って、おいちゃんが消えた。
早く帰って来いよ〜。

この辺りの沢はチョロチョロ程度の水ながら、水辺にツルネコノメさん。
ハナネコノメも咲いていたが、赤い葯は黒くなっていた。

( 小豆色の葯が割れて黄色い花粉が現れ、そのあとに葯の裏側が出て黒色になるらしい )

 沢に下りて撮ったハナネコノメ
▲▲ アズマイチゲ ホソバノアマナ ツルネコノメソウ ヒナスミレ
 ひっそりと大人場                ▲ ヒナスミレ

登るときにずっと気になっていたヒトリシズカさん
見つけることができなかった (^^;
何処に咲いていたか、確かな記憶がないのだ。

帰り道は二人がかりで、ヒトリシズカ捜索隊を結成。
道端にはなかったけど、少し道から外れた所にギッシリ咲いていた
名前の通り、こんなとこにひっそりと咲いていたんだね。

 大勢だけど ヒトリシズカ            ▲ 三つ巴のカタクリさん
ヒメカンスゲ テンナンショウ ヒトリシズカ
 後ろに御用心           ▲ 淡いピンクのエイザンスミレ
白いエイザンスミレ モミジイチゴ ウグイスカグラ

金鶏橋のPSは、朝と変わらず我が家の車だけがポツンと1台。
一日中貸し切りだったのかな。

野鳥のイラストに反応する。
山中で小鳥の囀りは聞いたけど、姿は殆ど未確認

動かない花でもピンボケが多いのに、小鳥は無理に決まっているが。

これから、会社の同僚の家に遊びに行きます。
したら不通だったけど、野良仕事に精を出してるのだろう。
行ってみて留守だったら、丹生湖の桜でも見て帰ろうという訳で。

 少しは小鳥の勉強しなさい

二郎ちゃん家を訪問するのは、実に20年以上ぶりのことになる。
どんな所だったか記憶が途切れて、しっかりは思い出せない。

いきなり訪問すると、案の定広い畑で孤軍奮闘していた。
隣家に生まれ育った悦郎さんご夫妻 も来ていたので、賑やかに過ごす。
会話を遮るように、キジが独特の鳴き声を上げた。
イノシシも遊びに来るよ。
ちょっとやばいよ。

野菜を分けて貰って。
ありがとね

 野菜をお土産に


 そしてまたしても帰り途上で、小串のカタクリの里に寄ってみる。
 先々週に来た時には疎らに咲いている程度だったが、きょうは満開ちっくな勢いが斜面いっぱいに広がっていた。

ワビスケ ハナダイコン ミズバショウ ネコノメソウ

そして更にまたまた帰り途上で。
七輿山古墳に寄って、シーズン初の本格的な桜見物にうっとり。
とき既に4時半なので、雲に隠れた陽は傾き。
桜色に染まる前方後円の小高い丘は、夕闇迫る静けさの中にあった。

くすんだ桜色はちょっと残念だったけど。
墳丘に登ってみれば、迫る桜花に埋もれて春の息吹が伝わる。
駆け足で廻ったので、久し振りに味わう快い疲労感でビールが旨い (^^