2021.04.30 (金)   K2Couple No.0712 

榛名旭岳
はるなあさひだけ (群馬県)
1,236m
雨上がりの榛名山にて

コース最大標高差 : 135
コース累積標高差(+) : 215
コース累積標高差(−) : 215
コース沿面距離 : 3.8 km
行動時間 : 3'35"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  久し振りだねスルス岩
  7:15 = 8:30 七曲峠 8:35 = 8:40 松之沢県営グランドP
 県営グランドP 8:45 ... 8:55 松之沢峠下 ... 9:05 つつじ峠 【BF】 9:25 ... 9:35 榛名旭岳 9:45 ... 9:55 つつじ峠 10:05 ...
 10:20 松之沢峠下 ... 11:10 磨墨岩(スルス岩)11:20 ... 11:35 磨墨峠東屋 【L】 11:55 ... 沼の原ゆうすげの道 ... 12:20 県営グランドP
 松之沢県営グランドP 12:35 = 七曲峠 = 13:35

     榛名旭岳の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)



 今年の五月連休は天候に恵まれないようなので、コロナ対策の人流を抑える効果が少しは期待できるかも知れない。
 一日中雨模様だった昨日が嘘のように、きょうは朝から青空が広がっている。

 ちょこっと何処かを歩きたい気持ちになるが。
 昨日小雨の中でお婆ちゃん家の庭の手入れに精を出したおいちゃん、またしても腿裏の筋肉痛と腰痛でギコギコ歩き
 私があちこち提案してモーションかけても、何だかんだ理由を付けてその気にならず ...
 最終的に今朝になって、榛名のブラブラ歩きでもして来ようということで、無理やりちっくに誘い出したのであります
 はてさて何処を徘徊しようか、それが問題だね (^^

 それよりも、鯉のぼりの季節を迎えるってのに、広島カープの不調の方が大問題だし (^^
  

我が家に近い関越道で、9年前に高速バスの悲惨な事故が起きた。
4月29日未明に、藤岡JCTの防音壁に突き刺さり大破したのだ。
38人が重軽傷を負い、7人の尊い命が失われた大惨事だった。
当時は御在所岳に遠征していて、その事を山中で登山者から知らされた。

毎朝通勤途上で、事故の悲惨さを改めて思い知らされる場所でもある。
事故現場下に設けられている祭壇は、いつも手入れが行き届いていた。
命日にあたる昨日同時刻に、犠牲者を追悼する式典が行われたらしい。

事故現場で合掌して榛名に向かいます。

 関越道高速バス居眠り運転事故現場の祭壇
 勘違いして七曲峠で準備するが          ▲ 松之沢県営グランドに移動

榛名山では超楽コースの筆頭、榛名旭岳に行ってみましょう。
きょうは、それくらいでいんじゃない

 松之沢峠に向けて車道歩き         ▲ 二連の榛名山RWが動き出した
ムラサキケマン フデリンドウ 車道脇でも
 車道からつつじ峠へ          ▲ つつじ峠標識と三峰山
 アケボノスミレ               ▲ エイザンスミレ
ヤマザクラ ヒゲネワチガイソウ モミジイチゴ
手作り感満載 掻き分けても撮る根性 クサボケ フイリフモトスミレ
 

つつじ峠周辺のツツジ群は、まだまだ固い蕾だった。
きょうの暑さはハンパなく、衣類調整したり遅い朝食を摂ったりする。

旭岳まではなかなかの急登ですが、標高差は100m足らず。
笹の登りやすい道を過ぎれば、山頂直下の岩道に至りまして。
切り立って狭く、気持ちの落ち着かない山頂に立つ。
展望は抜群。

 ニワトコ            ▲ まだ記憶に新しい道
 岩混じりの斜面を登り           ▲ 最後は階段状の急登
                              ▲ 榛名旭岳から相馬山
 山頂から榛名富士             ▲ 樹間に浅間山
 雲の谷川連峰と上越国境線        ▲ 尾瀬の至仏山と上州武尊山
 磨墨岩(スルス岩)を見下ろす             ▲ 遠く霞む関東平野
 帰りまっしゅ             ▲ ムシカリ(オオカメノキ)

 車道をクロスして後半戦へ           ▲ 階段の多い外輪稜線
 榛名最高峰 掃部ヶ岳と榛名湖        ▲ 案内表示は親切過ぎるくらいあるし
 フデリンドウ             ▲ ニオイタチツボスミレ
ミツバツチグリ クサボケ ツクバキンモンソウ
ニオイタチツボスミレ タチツボスミレ フモトスミレ エイザンスミレ
チシオスミレ サクラスミレ スルス岩上の烏天狗さま

外輪稜線をポコポコ歩いて、スルス岩の基部を廻り込むと。
独りの若者が、岩に座って休憩していた。

登るんですか? はい
梯子とロープで上に登ると最高に怖いですよ、って話しかけてくれる。
考えてみれば、我が隊もスルス岩には永いことご無沙汰だった。
心配そうな彼には笑顔を返しただけで、心して上をめざした。

▲ スルス岩へ最後の鉄梯子              ▲ 烏天狗さまに合掌して仲良しになった
                                        ▲ スルス岩からの眺望
                 ▲ フデリンドウ&ニオイタチツボスミレ&ミツバツチグリの磨墨コラボレーション
 磨墨峠の上にある東屋       ▲ スルス岩展望をおかずに、ランチにしよう
 ダンコウバイの咲き柄               ▲ スルス岩全景

ランチ中に、みちほちゃん してみたら相馬山界隈にいるらしい
風穴だか何だか穴に潜って(潜らされて)、ビショビショになったって。

場所的に近いので会いたかったけど。
お仲間と一緒らしく、無理も言えないし今回は諦めることに。
はらっぱの予感通り、みちほちゃんはやっぱり榛名にいたんだね。

ゆうすげの道を縦断したけど、花の「は」の字もなく何なんって感じで。
適当に歩いた藪道にも花がなく、徒労に終わる。

 ゆうすげの道から榛名富士と烏帽子ヶ岳
 花のない沼の平から相馬山     ▲ 駐車場に戻ったら、風ビュ〜ビュ〜吹いてきた

 ひょっとしたらと期待した花だったけど、やっぱり時期尚早フライングの巻。
 しかし、たっぷり時間をかけて榛名歩きを楽しんだ。
 総時間 3’35” の内訳は、のんびり行動時間 2’25” まったり休憩時間 1’10” だった (^^;
 おいちゃんが、これだけの時間草むしりに専念したら ...きっと3日くらいは立ち上がれないだろね。

 高崎に下りたら26℃の暑さ
 ところが、陽が落ちてから急激に冷え込みが厳しくなり。
 明日は入れ替わった寒気のせいで、高緯度、高標高の地では季節外れの雪になるらしい。
 この天気 ... 何だかなぁ。