2021.06.12 (土)   K2Couple No.0718 

水ノ塔山
みずのとやま(群馬県・長野県)
2,202m
     水ノ塔山 2202 高峯山 2106
展望の水ノ塔 / しゃくなげの高峯

コース最大標高差 : 260
コース累積標高差(+) : 595
コース累積標高差(-) : 595
コース沿面距離 : 7.5 km
行動時間 : 7'10"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 梅雨入り前の青空を謳歌
  6:15 = 安中 = R18碓氷バイパス = 8:05 車坂峠高峰高原ホテルP
 車坂峠高峰高原ホテルP 8:25 ... 湯の丸高峰林道 ... 9:05 高峰温泉(水ノ塔山登山口) ... 9:20 うぐいす展望台 9:25 ...
 10:45 水ノ塔山 【L1】 11:20 ... 12:15 高峰温泉 ... 12:20 高峯山登山口 ... 13:00 粒ヶ平 ... 13:45 高峯山 【L2】 14:20 ...
 14:45 粒ヶ平 ... 15:10 展望台 15:15 ... 15:35 車坂峠高峰高原ホテルP
 車坂峠高峰高原ホテルP15:45 = 浅間サンライン野菜の店 = R18碓氷バイパス = 妙義 = R254富岡 = 18:05

    水ノ塔山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)
                                   標高map by CASHMIR 3D


明日から梅雨空に突入するらしいので、青空トレッキングに出掛ける。
群馬長野県境に位置する浅間山は、アクセスも良いので行きやすい。

休日割引の適用外になっている高速道は、意地でも使わない相棒 (^^
R18経由でも、軽井沢から浅間サンラインに入れば楽勝だ。
浅間サンラインの牧歌的風景も、きょうは霞んでいて長閑な風情で。

ルンルン走る

 朝の内は曇り勝ち(安中市から妙義山)
                       ▲ 浅間サンラインに薄っすらと影を落とす八ヶ岳連峰
 浅間連峰 高峰高原 高山植物園らしい       ▲ 白樺が公園の雰囲気を醸し出している
 ヤマツツジ               ▲ レンゲツツジ
マイヅルソウ コイワカガミ ツマトリソウ ミツバツチグリ
                         ▲ 八ヶ岳の右には、霧ヶ峰の上に見える中央アルプス(高峰高原ホテルより)
 人出はそこそこで、青空はまだない        ▲ 金峰山・瑞牆山を従える富士山

高峰高原のぶらぶら歩きなので特に行く当てもないが ...
強いて言えば、高峯山のアズマシャクナゲを見に来ました。

いつものように、湯の丸高峰林道を歩き出します。
気温は14℃程度で。
カラッとした清々しい気候が、高原ちっくな気分を盛り上げる。
9時頃には晴れ間も期待できるらしいので、
のんびりと花を探しながらの、ある意味贅沢なトレッキングです。

 爽やかな朝の高原歩きは至福タイム
 スキーゲレンデはショウジョウバカマで埋め尽くされ        ▲ 北には、遥か上信越国境の山並み
           ▲ タンポポ咲く高峰林道を行くと、ちょっと青空が広がりそうな水ノ塔山~篭ノ登山のミニ稜線
 コイワカガミが上から見てるし            ▲ ミツバツツジは満開

高峰林道の清々しさが、ちょっと寒くなってきたおいちゃん。
半袖のインナーを長袖に着替えてたけど。
陽射しを受けるようになると暑くなり、また着替えてる暇人です。

青空の広がりが約束されている水ノ塔山を見ている内に、登りたくなった。
まあ行けるところまでと決めて、高峯山登山口はスル~。
高峰温泉に向かいます。

 高峯山登山口          ▲ シロバナヘビイチゴの大群落
ハクサンイチゲ スズラン ミツバオウレン 暇そうな鳩 シロバナヘビイチゴ
ショウジョウバカマ ショウジョウバカマ イワハタザオ コヨウラクツツジ ニガイチゴ
ムシカリ(オオカメノキ) ヤマガラシ コイワカガミ アズマシャクナゲ ミツバツツジ

高峰温泉前には、県外NO車が数多く並んでいた。
長引くコロナ自粛に嫌気がさして、主に首都圏からやって来るのだろう。
束の間の開放気分を、大いに味わってくださいな (^^

温泉の正面が水ノ塔山の登山口で、昨冬以来の入山です。
グリ~ンシ~ズンとしては、実に7年ぶりであります。

篭ノ登山まで周回する気力は、既にない訳で

 高峰温泉からスタート
                               ▲ こんな感じでイワイワルートを楽しめる素敵な山です
                             ▲ ワンサカ咲きのツガザクラさん
ミツバオウレン コイワカガミ ツバメオモト ツガザクラ
新緑 イワハタザオ キバナノコマノツメ ツマトリソウ
                                 池の平湿原の上に乗鞍岳と北ア南部
 穂高と槍と大天井があるの見えないかな~           ▲ こんなにデカい岩だったっけ
 積雪期は岩が隠れて楽チンなんだけど     ▲ 後方に見えるのは、そもそもの目的地 高峯山
岩間のツガザクラ コケモモ準備中 ウラジロヨウラク 木印のミツバオウレン

岩塊折り重なる登山道であることは、もちろん記憶にあるけど。
こんなに大きい岩だったとはね。
コースの左側は、100m下の高峰林道に落ち込んでいるので。
間違っても転落はできないし、大岩が崩れたら林道はひとたまりもない。

心配性のおいちゃんは、はらっぱを口うるさく山側に誘導する。
はいはい (^^

 昔はこういうとこ大好きだったけどね         左に落ちると高峰林道まで直行

 山頂のアズマシャクナゲさん こんにちは          ▲ それほど広くはないけど独占
                       ▲ 浅間本峰と黒斑山そしてASAMA2000スキー場
                         ▲ 山頂から西の展望 浅間黒斑から西篭ノ登山まで(詳細は昨年2月のレポで)
                              ▲ 水ノ塔山頂から東西篭ノ登山&湯の丸山方面
 あんまり行くと危ないよ         ランチテーブルには事欠かないし

山頂でまったり30分もランチ休憩した。
薄雲に遮られる直射日光もほどほどで、爽やかな風が気持ち良かった。
慢性的な寝不足なので、少し眠りたかったけど無理みたい (^^;

心配された大岩の下り。
手足をフルに利用すれば、楽に足が届く範囲でもあり快調だった。

標高を下げると、春蝉の合唱が賑やかだ。
山慣れないお嬢さんたちには、蛙の声に聞こえるらしい

 下山しますね              ▲ 孤高の人
 小岩ゾ~ンのアスレチックにも飽きてきた       ▲ 梅雨入りが近いとは思えない爽やかさ
 花道を下る         ▲ コイワカガミとツガザクラばっかだった
 躓く心配のない笹道では、蛙の声が賑やかだよん           ▲ 高峰温泉には寄りません

 改めて高峯山へGO          ▲ 水ノ塔山は未だ晴れている
 シャクナゲの宝庫に突入     ▲ そもそもだね、きょうの目的はシャクナゲだった
ミツバオウレン シロバナヘビイチゴ マイヅルソウ ヒメタケシマラン
レンゲツツジ咲きそう ウスノキ(蕾) ツバメオモト アズマシャクナゲ


          ▲ 高峯稜線の西斜面は、シャクナゲの広大な自生地(今はアズマシャクナゲが終盤で、これからハクサンシャクナゲの季節を迎える)
 黒斑山もきょうは登山日和            ▲ 高峯山頂のシンボル岩

楽チンに登れる 「花の百名山」 高峯山。
毎年のように登っている気がするが、今年は少し早かったのでやや不発。
咲いている花の種類は少なかった。
一般的な高山の花を楽しむ目的なら、7月8月まで待たないとね。

木陰に潜ってランチ第2弾は、ややいじけ気味
おまけに付けた水ノ塔山がメインになっちゃったので、高峯山は格下げだ。
終日穏やか爽やかな天気に恵まれて、ラッキ~な一日だった。

 クラックにはハクサンイチゲがギッシリ           ▲ 山頂表示板が立つ奥の岩
 雲量多く展望は無理    ▲ 高峯神社奥社に参拝(膝が壊れませんように)
コイワカガミ ウグイスさん タカトウダイ ハクサンイチゲ
イワハタザオ イワハタザオ 三角点
 ムシカリの落花を並べて はなはなハート yabai             ▲ ミヤマハンショウヅル
ハクサンイチゲ スズラン ズミ 久し振りに疲れたび~