2021.07.03 (土)   K2Couple No.0720 

小烏帽子岳
こえぼしだけ(長野県)
2,043m
花目当ての遊び歩きでした

コース最大標高差 : 315
コース累積標高差(+) : 505
コース累積標高差(−) : 505
コース沿面距離 : 9.2 km
行動時間 : 6'10"
* 距離と累積標高差は YAMAP GPS data です  ガスが切れた小烏帽子岳
  7:00 = 藤岡IC/上信越道/佐久IC = 8:35 地蔵峠P

 地蔵峠P 8:50 ... 9:05 キャンプ場 ... 臼窪湿原 ... 9:50 中分岐 ... 10:45 小梨平 10:50 ... 11:40 稜線分岐 【偵察】 12:00 ...

 12:15 小烏帽子岳 12:20 ... 12:25稜線分岐 【L】 12:45 ... 13:05 小梨平 13:10 ... 13:45 中分岐 ... 14:00 鐘分岐 ...

 ツツジ平 ... 14:30 リフトtop ... 15:00 地蔵峠P
 地蔵峠P15:10 = 浅間サンライン = R18碓氷バイパス = 富岡 = 17:40


 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)
                               烏帽子岳の場所


沖縄県で梅雨明けし、梅雨前線は北上してきた。
長雨の影響で、関東南部では土砂災害が発生したことをあとで知った。
内陸の当地では、青空が広がるほどの天候に恵まれる。

今週はゆっくり休養と決め込んでいたが、青空に慌てて支度をする。
小諸地方は晴れ間が覗く予報になったので、またしても浅間詣で。

花の多い烏帽子岳に決めて、遅まきながら家を飛び出した
軽井沢近辺は濃いガスの中を走り、佐久に入るとまあまあの空模様です。
八ヶ岳や浅間連山の姿はなかった。

 下仁田IC付近は完璧青空だったが
碓氷橋では 横川SAを過ぎると 佐久平SA付近 佐久市から浅間の姿なし
 8時半に地蔵峠着            ▲ 駐車場は空いている

先の台風で傷んだキャンプ場への道は、綺麗に舗装されて歩きやすい。
雨覚悟で多目に着込んだのが裏目で、キャンプ場で半袖姿。
風はないが高原の清々しさは感じられる。

中分岐までの道は花がないので、臼窪湿原の木道に入ってみる。
が、花は殆んど見当たらない。
池の平湿原と同じように乾燥化が進んでいるのだ。

 キャンプ場のバンガローエリア
 キャンプ場から湯の丸山        ▲ ウマノアシガタが揺れる中をポコポコ
車道のヒメウツギ 地蔵峠のアヤメ 咲いてないけどアザミ ヒヨドリバナ
ウマノアシガタ ニシキウツギ グンバイヅル アカツメクサ
ハコベ シロバナヘビイチゴ ヤマオダマキ ミツバツチグリ
シモツケ(蕾) タカネニガナ オオヤマフスマ

戻って、湿原を大廻りする 「ドウダンツツジの小道」 を行く。
前に一度歩いたことがあるけど、全く記憶に残っていない。

思ったより明るい散歩道ではあったが、期待の花は少なかった
誰もいなくて何気に物騒なので、熊鈴を付けるおいちゃん。
北海道でクマの被害が報じられたばかりなので、慎重になるよね (^^

 ナナカマドの花が満開
 気持ちが良い落葉松林             ▲ 大岩の間を行く
ナナカマド ツルアジサイ ササバギンラン ギンリョウソウ

ちょっと遠廻りして中分岐着。
ここまで花が少なかったので、帰りは鐘分岐経由にしようと合意する。

雨後の湯の丸捲き道は所々で糠っていて、靴が汚れるよね (^^;
富士山も八ヶ岳も見えないし。
何か物足りない。

所々で道を埋め尽くす花の残骸があり。
見上げてみれば、サラサドウダンの花がいっぱい咲いていた。

 中分岐
 サラサドウダン          ▲ 花を探しながら地味な捲き道
 小梨平(鞍部)とうちゃこ            ▲ 座り心地満点
ガマズミ シロバナニガナ サラサドウダン マイヅルソウ ウスユキソウ
ツマトリソウ ネバリノギラン コケモモ マタタビ イワカガミ
 烏帽子岳はガスの中          ▲ グンナイフウロの道を登る
                         ▲ グンナイフウロは稜線まで延々と咲いている
 この辺りは花の道                ▲ 稜線直下
 見下ろせばお花畑         ▲ 赤みがかったレンゲツツジが多い
グンナイフウロ キバナノヤマオダマキ ヤグルマソウ オオヤマフスマ
ウマノアシガタ ニガイチゴ ▲▲ ハクサンチドリ
ベニバナイチヤクソウ ミツバツチグリ クロマメノキ コケモモ ウルシ
ミヤマヤナギ シャジクソウ ゴゼンタチバナ ウスノキ スズラン
 稜線直下から小烏帽子岳          ▲ 遠くに小梨平を見下ろす
 稜線分岐から烏帽子と反対方向へ偵察       ▲ こっちはレンゲツツジとハクサンチドリの道
                        ▲ またガスった小烏帽子を見て、戻ることにする
 ハクサンチドリの群落                ▲ コマクサ
 小烏帽子岳直下のガレ場          ▲ 何んにも見えませんけど
シュロソウ テガタチドリ イタドリ 今週も会えたねコマクサさん
コキンレイカ(まだ蕾) クロマメノキ シラタマノキは少し平たい ミヤマハンショウヅル

稜線に上がってから別行動だったので、ランチのタイミングを逸する。
小梨平に下ってゆっくり食べよう。

おいちゃんはもう餓死寸前で、小梨平までは無理だと言う。
朝起きてから いっこだけのおいちゃんが、必死の抵抗に打って出た。

仕方ないので稜線分岐で食べることにするが ...
コンビニ食料調達を忘れたので、メイン抜きの菓子類ばっかで (^^;
糖尿予備軍の人には、ちょっと可哀そすぎたランチメニュー

 菓子類だけの緊急ランチ

 烏帽子から下って来た人たちに続いて下山          ▲ 湯の丸様は姿を見せなかった
 口の中が甘すぎて、小梨平で水分補給  ▲ 立派な案内板(きょうも湯の丸山に登る元気はない)
 平坦道を中分岐まで戻り     ▲ またまた口直しの水分補給( と言うかウガイ )
 鐘分岐へ登り返す           ▲ 鐘分岐(遭難防止の鐘)

鐘分岐から牧場内に入ってみたけど、足元は悪いし灌木類がうるさいのであっさり脱出。
登山道沿いの展望デッキで、湯の丸山や角間山、四阿山を眺める。
ちょうど山頂がガスから出ていた。

東屋をスル〜して、再び牧場内に入ってそれぞれに徘徊してみるが。
足元に目ぼしい花は咲いていなかった。
レンゲツツジは終盤ながら。
絵にしてみれば、まあまあ綺麗だったような (^^

 上信越高原国立公園 湯の丸高原
 展望デッキから桟敷山       ▲ 展望デッキに立って湯の丸様を眺める
 東屋で休む訳ではないけど座ってみるはらっぱ       ▲ ここから、再び牧場内に入ってみよう
 ツツジ平を徘徊する     ▲ レンゲツツジ最盛期の訪問は叶わなかったな
誰の仕業かな
笹にマシンガンホール
角間山と遠く四阿山
展望デッキにて
レンゲツツジ
 第一リフトトップに帰着            ▲ ゲレンデをジグザグ下り
              ▲ きょうは花見客の姿なく、牛さんもゆっくり寛いで(後方は先週遊んだ篭ノ登山)
シャジクソウ グンバイヅルだらけ ハクサンフウロ アイイロニワゼキショウ
イオウゴケ(モンローリップ) ウツボグサ ニッコウキスゲ アヤメ
 はらっぱの耳は、虫にかじられてパンパン           ▲ ガラガラ駐車場 お疲れさん