2021.11.28 (日)   K2Couple No.0733 

桜山
さくらやま(群馬県)
591m
雪の赤城をあきらめて冬桜鑑賞

コース最大標高差 : 410
コース累積標高差(+) : 545
コース累積標高差(−) : 545
コース沿面距離 : 6.3 km
行動時間 : 4'00"
* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です  紅葉を背景に可憐な冬桜花かな
  7:55 = 前橋 = 8:50 さくらの広場分岐(路面凍結のため撤退)= 前橋・藤岡 = 10:05 三波川二区コミュニティーセンターP
 コミュニティーセンターP10:30 ... 10:35 金丸登山口 ... 10:50 久々沢分岐 ... 11:05 りんご園 ... 11:15 久々沢神社(堰堤)11:20 ...
 12:20 展望台 【L】 12:40 ... 13:00 桜山 13:05 ... 13:20 車道出合 ... 13:25 見本庭園 ... 車道歩き ... 13:40 第二駐車場 ...
 13:50 山道(金丸登山道)入る ... 14:10 りんご園 ... 14:30 コミュニティーセンターP
 コミュニティーセンターP14:45 = 藤岡 = 15:10

  桜山公園
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)
       
桜山の場所



 朝起きて赤城山のライブカメラを確認してみる。
 黒檜はガスガスだったが車道は真っ白で、立派な霧氷ができているだろうことは画面から容易に推測される。
 ちょっと寝坊しちゃったけど、赤城に行ってみよう


              ▲ 青空に浮かれて前橋市街地を通過するとき、その心はルンルン霧氷モード
 鍋割山頂は積雪か?     ▲ 滑りながら果敢に攻めるも、結果はUタ〜ン

 鍋割山の天辺が白くなっているのを見ると、そこそこの積雪があったのだろう。
 きょうは雪道を登って霧氷まつりだ
 順調に赤城国際CCの分岐を通過したあとは、気温も下がってちょうど0℃表示。
 更に気温がマイナスになると、VDC(横滑りコントロール)ランプが点滅し、微妙に横滑りを感じる走りになった

 道端は雪で白く立木も霧氷ちっくな装いで、路面が黒く光った感じの中を控え目に40km/hくらいで走った。
 ブラックアイスバ〜ンだ。
 行き交う車は少ないのに、パトカーが出動している。
 未だ姫百合pにも行かないのにこの様子では到底無理と諦めて、さくらの広場アクセス道入口でUタ〜ンする。
 チェーンなしのスタッドレスタイヤだけでは太刀打ちできないと思われた。

 さて下りになると状況は格段に厳しい。
 ABSやVDCが作動して、ブレーキを踏んでも滑るだけで止まるまで冷や汗もんです
 車速を20km/h以下に落として、試しにSUBARU Xモードに切り替えたりして、ゆっくりと安全な場所まで下りた (^^


 のちに、netで他人様のレポを拝見すると。
 道の駅 「ふじみ」 からバスに乗り継いだ人や、自力で頑張って何とか上がった人が結構いたことに驚く。

 一方で、衝突、脱輪、飛出し、立往生が多数発生した一日だったようです (^^;

               ▲ ブラックアイスバーンの恐怖:下り坂はブレーキ踏んでもなかなか止まらず
                         赤城山の裾野からずっと見えていた南八ヶ岳

残念だけど無理はできない年頃 里山で遊ぶことにする
前橋から藤岡経由で、鬼石の桜山公園へ。

昨夜の雪で、浅間は元より小野子三山、子持山も白くなった。
上信越国境稜線は真っ白く輝き、八ヶ岳も雪を頂いて美しい。

 赤城を下りながら前橋市街地と西上州の山

 三波川地区から桜山    ▲ よくお世話になる三波川二区コミュニティーセンター
 先日の月食からいつの間にか半月になってる     ▲ コミュニティー広場の冬桜 「いらっしゃいまし〜」
                     ▲ コミュニティーセンターの広い駐車場に15台くらいいたかな

駐車場で一緒になったとちぎNoの女性二人と、軽く言葉を交わす。
はらっぱの準備が整うのを待って、いつもの金丸ルートにした。
この時期は一方通行になる桜山公園道の出口には、監視員が一人。

特に変わった様子もなく、コンクリの坂を登って寂れた諏訪神社へ。
草ボウボウで荒れた感じだ。

自然林の優しい光の中を、ゆるゆる登って久々沢分岐に出る。
いつも左の金丸ルートを歩いていたけど、きょうは右に行ってみよう。
久々沢地区を経て山頂に至る、未知の道 (^^

 金丸地区では会う人もない登山口
 山道に入って諏訪神社      ▲ 結構な急登だけど明るい林が気持ちいい
 初めて久々沢ルートへ(久々沢分岐を右)      ▲ 殆んど水平移動だけど杉林が鬱陶しい
ノコンギク キツネノマゴ センダングサ サザンカ
山茶花 ヒメジョオン お茶の木の花 ホトケノザ
ドクゼリ ハヤトウリ栽培中 ナンテン 民家の皇帝ダリア

 久々沢ルートは陽当たりの悪い杉林を歩き、下のリンゴ園の脇から車道に出た。
 それらしい山道が見つからない(地形図持ってないし)ので、近くにいたおじ様に道筋を教えてもらった (^^
 車道から離れて久々沢沿いに登ると、言われた通りに久々沢神社があった。
 形式的に(興味本位で)参拝し、すぐ後ろのでっかい堰堤を右岸から高捲く石段を登るようになっている。
 石段には足の踏み場もないほど、小さなちゃっこいハキダメギクが群生していて可愛かった。

 りんご園から車道に出てぽこぽこ           ▲ 桜山公園の案内標識
 久々沢神社に参拝            ▲ でっかい堰堤だな〜
久々沢神社 ハキダメギク コアジサイ 奇跡的に紅葉
ヒヨドリジョウゴ ウリカエデ ツバキ

堰堤を越えた先を、久々沢に沿って杉の植林帯に潜ることになる。
やがて登り一辺倒の丸太の階段が続くのだった (^^;
え〜こんな道やだな〜。

嫌がれば嫌がるほど続く丸太階段の登り。
珍しく陽射しのある丸太に腰掛けて、みかん休憩にする。

 調子良く先行するおいちゃん
 紅葉の「こ」の字もないし          ▲ どっちに行っても桜山公園へ

自然林の金丸ルートに対して、単調な杉の植林地 苦々沢ルート。
余り好きにはなれそうにないけど、一度は登ってみないとね (^^;
もう絶対来ないかも。

大岩の上にどっしりとした石像が立っており、地元の偉人かと思ったが。
よく見れば、御嶽山座王大権現(御嶽大神)とかで格が違うようだ。
何か木曾御嶽山に関係する威厳のある霊神碑らしい。
なむ〜。

 久々沢ルートは苦々沢ルートという認識です      ▲ 何だかでかい石が転がってたり石像があったり        御嶽山座王大権現 
 あちこちに標識はあれど         ▲ 全ての道は桜山公園に通ず

杉の植林帯からようやく脱出して、明るい雰囲気が懐かしいような (^^;
桜山公園の何処に出るのか謎だったけど、いきなり山頂下に出た。
お目当ての冬桜や紅葉が未だ見当たらない場所に、展望台があり。
埼玉県の市街地の上に筑波山が見えている。

朝ご飯もまともに食べて来なかったので、二人とも腹ペコちゃんで。
思わず東屋風の展望台にしけこんで、展望ランチにする。
風もそこそこ吹いていたので、暖かいものが美味しい。

 山頂部に脱出
 予約なしても貸切り展望台          ▲ 展望台から筑波山が見えた
 山頂に向かう       ▲ 殺風景な林からいきなり紅葉全開で
                           ▲ 楚々と咲く冬桜に満足の写真撮影

小鳥の群れが、一本の木に群がって騒いでいる。
近いし絶好のチャンスだったのに。
賑やかな親子連れがバタバタと下りてきたので、一斉に飛び立った (^^;
ガックシ。

まあ今日は冬桜鑑賞が目的だからね、気にしない。
ただただ静かに景色を楽しみたいだけ。

 木に群がる小鳥を追って            ▲ 見下ろせば冬桜
 上毛かるた           ▲ 懸崖の冬桜なんちゃって
 城峯山      ▲ 冬桜鑑賞特等席( お店はコロナ休業 )
 やっぱり山頂に行ってみる              ▲ 赤い山茶花
 白い山茶花             ▲ ピンクの山茶花
 山頂のベンチ           ▲ 山茶花の中の紅葉
                            ▲ 芝生広場から見る御荷鉾山
 何処へ行くのか 風の吹くまま気の向くまま            ▲ 雨降山と御荷鉾山

帰りは金丸ルートを下ることにしていたのに。
深い考えなしにブラブラ。
芝生広場や俳句の道を辿って、気付いたら車道に下りちゃってた (^^;

プチ迷子のK2Cは、金丸ルートの取付きが何処だったか忘れたし
結局、車道をポコポコ下って第二駐車場を横目に更に下って。
狂い咲きしたヤマツツジを見て、金丸ルートに入る。
桜山公園の遊歩道は、網の目のように入り組んでいるので迷子注意

 何気に車道に下りちゃったし            ▲ 車道をポコポコ帰り
 ムラサキシキブ               ▲ ダンコウバイ
 金丸ルートが車道をクロスする階段           ▲ 金丸ルートの下り取付き
                  ▲ 久々沢ルートより金丸ルートの方が歩きやすいし明るい自然林がよい

美味しいみかんを買って帰ろうとしたけど
みかん狩りは営業してるが、店売りは時期的に終了してました。

桜山公園と言えども下から登れば、赤城黒檜レベルの標高差で。
公園内は道が多すぎて。
何処をどう歩けば何処に出るのか、まだ完全には頭に入っていない

 桜山公園標高map by KASHMIR3D