2018.10.28 (日)   K2Couple No.0616 

トレッキング湯沢T
とれっきんぐゆざわ(新潟県)
630m
清津渓流を見下ろす散歩道

コース最大標高差 : 80
コース累積標高差(+) : 210
コース累積標高差(−) : 210
コース沿面距離 : 7.8 km
行動時間 : 5'15"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 黄金色の情景に夢みる乙女心

  6:05 = 6:30 前橋赤城邸 6:45 = 前橋IC/関越道/月夜野IC = 三国トンネル = 8:15 八木沢登山口

 八木沢 8:30 ... 9:20 大峰の原水 9:25 ... 9:35 見晴らし岩 ... 9:50 渡渉点 10:10 ... 10:45 猿飛岩 ... 10:55 見返り岩 ...
 11:10 フィトンチッド広場 ... 11:20 見返り岩 【L1】 12:05 ... 12:15 猿飛岩 ... 12:55 大峰の原水 13:00 ... 13:45 八木沢 【L2】
 八木沢登山口 14:35 = 三国トンネル = 月夜野IC/関越道/駒寄SIC = 16:35 前橋赤城邸 17:35 = 18:05

    トレッキング湯沢Tの場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


いよいよプロ野球の日本シリーズが始まった
セのチャンピオン広島カープと、パの覇者ソフトバンクとの決定戦。

昨日27日から始まったのだが。
両チームとも決定打がなく、手に汗握ってTV観戦の末に延長引き分け。
でも、第2戦のきょうは、カープが頑張って先勝しました
兜の緒を締めて、福岡に乗り込みます。

 広島東洋カープ、セリーグ三連覇 おめでとう

おいちゃんが、私でも歩けそうな場所を提案してくれました。
毎日紅葉情報と天気予報のにらめっこ。

春の雪割草以来の上越国境越えです。
新潟の貴重な晴れを狙って、きょうは湯沢に紅葉狩り遠征ですよ。
前日に赤城隊を誘って、バタバタ出かける慌しさです (^^;

来週の新潟はずっと天候不順だし。
最近の冷え込みで、紅葉が終わっちゃうかもなので。

 紅葉真っ盛りの三国峠越え          ▲ 苗場ドラゴンドラも活況を呈し

月夜野ICから三国街道を走り。
だんだんと綺麗になっていく山並みを眺めながら。
道の駅「みつまた」に近い駐車場をめざします。

群馬の上空には雲があったものの、新潟方面は雲一つない秋晴れです。
やったね

 湯沢町八木沢登山口駐車場

河岸工事現場に近い登山口pは広く、案内板も充実しておもてなし広場。
ポツンと先客の1台はフォレスター。
隣に並べました (^^

準備をしていると、ハイカー満載のマイクロバスがやって来た。
女性中心の中高年です。
20人くらいかな。

 ゆったり駐車場 (帰りに)

 あんた、何処にでもいるね〜             ▲ 遊歩道に入ります

熊注意の張り紙を見て、はらっぱの百均ザックに熊鈴をぶら下げる。

まだ朝日が低く、紅葉のトンネルや木陰を進みますと杉林に入る。
清津川からは少し離れていて、全く見えません。

最初は緑が多かったので、一週間くらい早かったかも知れませんが。
少しずつ淡い黄色が増えてきた。
と間もなく、団体さんの足音が背後に迫り。
道を譲って轢かれないようにする悠々隊 (^^; でした。

 杉の木立を呑気に歩き
ヒメジョオン コナスビ ミゾソバ
 何を話してんだか               ▲ 早く来いよ
 団体さんの勢いはハンパなく       ▲ そうだ、かたまって歩けば怖くない
                           ▲ 対岸の紅葉が朝の光を浴びました

おしゃべり歩きしている内に、清津川の清流が垣間見れるようになり。
対岸の山の斜面も綺麗です。
結構な谷の深さ。
路肩注意

ブナの木やトチの木が多い道を、遊びながらボチボチですよ
落ち葉の中に、トチの実がいっぱい埋もれていました。
トチの実を食べる動物はいるのかな

 黄葉に囲まれ
ヤマアジサイ ゴマナ アキノキリンソウ オトコエシ
ノブドウ イヌタデ 白いキノコ コシカケ風
トチの実 モミジガサ コマユミ ムラサキサギゴケ
葉っぱ オニアザミ スミレ

トレッキングコース最初のチェックポイントは、大峰の原水。
大峰山からの伏流が、ブナの根っこからポタポタザ〜ザ〜流れ落ちて。

けっこう冷たくて旨かったらしく。
おいちゃんは、空のペットボトルを2本満タンにしていた。

休まずに来たので少し休憩しましょう (^^;
休憩ってのは、さっきの団体さんみたいな人たちがとるもので。
休み休み歩いてる私たち ・・・ でもザックを下ろしてのんびり休憩

 大峰の原水にとうちゃこ
 大峰山の冷たい湧き水だよ              ▲ 水場の飾りつけ
 たまに大きな岩もあり              ▲ 青い空が嬉しい
 見晴らし岩           ▲ 川岸に下りたおいちゃん

左下に流れる清津川、急流ではないけど大きな瀬音が響いています。
こんなに沢山の水は、みんな苗場山から流れてきてるのだろうか?
この辺りの水は、全部信濃川に入るんだよね。oozappa

清津川をここから少し下った清津峡は、日本三大渓谷の一つ。
真下に見える川は穏やかで、そんなことは微塵も感じさせないけどね。
今は渇水期だからかな。

 黄色い斜面に瀬音ゆかしく         ▲ 河岸にはイワイワも多く見られる
雪国の幹 ツルリンドウ ウスノキ

見晴らし岩の次は、2箇所の渡渉があります。
まっ渡渉と言っても可愛いもので、心配には及ばない。

コース中にこんなポイントがいっぱいあれば、アクセントになって面白い。
飽きさせない。

次の渡渉点との間で、10時のおやつ&ドリンク休憩。
シートなんか広げちゃって、ほんかくてき〜。
秋の陽だまりです。

 最初の渡渉点を通過し
 見上げれば紅葉景色          ▲ それぞれに紅葉を見上げて
ヤクシソウ
マユミ マタタビの実 ツルアリドオシ キノコの木
ナルコユリ ウリハダカエデ でかい葉っぱ

ブナ林で、ゆったりまったりオチャラケ大会をして笑いに包まれ。
オチャラケ暴走するはらっぱを、呆れ顔で見るスーパーりい様。

先日ボウリングで、脅威のハイスコア(212) を叩き出したりい様なので。
きょうは特別にスーパーの称号を授与しちゃいました (^^
まだまだ若い70代です。

 はらっぱさんはお転婆だねえ          ▲ 気をつけて岩ろうかを下り

 突然広がる清津川の流れ             ▲ 崖下が気になるし
 写真撮りまくり大会           ▲ こちらはハイタッチ熱演中

チェックポイントは大詰めを迎え、猿飛岩にとうちゃこ。
ここは川幅が狭まり、ゴルジュ状になっているのが見下ろせる。
流れもそれなりに急で、深い峡谷チックな。

両岸の岩が、猿が飛べるほどの至近距離ということらしいけど。
どの岩からどの岩に飛ぶのか、定かではなかった (^^;

 猿飛岩チェックポイント
 ちょっと上流は緩やかだけど、落ちたら絶望的           ▲ ここから落ちたら絶対死ぬ

猿飛岩で緊張したあとは、見返り岩という一枚岩の上に出た。

なるへそ〜。
来し方を振り返れば、清津川の悠久な流れが紅葉に彩どられて絶景。
きょう一番のゆったりした気持ちになった。

見返りたくなる岩ってこと。

 見返り岩
 逆光なれど素晴らしい光景         ▲ 下流側山腹の紅葉も綺麗だし

ずっと平坦な道かと思っていたけど ・・・

概ね清津川沿いの下りになっており。
時には登ったり下ったりしながら。
川岸に近付いたり遠のいたり。
谷は深くなったり浅くなったりして、微妙に変化している。

単調ではあったけど変化もあり。
面白いルートではある。

 日常の悩みを置いて行きたい

行動予定の最後は、行けども行けども平凡なブナ林の景色が続き。
チョッと飽きてきたころ目的地に着いたけど、落ち葉の地面は湿っぽくて。
ランチには向かないなあ。

さっきの見返り岩まで引き返して、ランチにしようか。
そうしよっ そうしよ (^^

フィトンチッド広場は避暑的なランチ場所で、今は不向きという認識です。

 ずっと美しいブナ林が続き      ▲ 避暑には最適なフィトンチッド広場ですね

 仲良し      ▲ 3人でやっとの太いブナ (木の陰は誰)
 ファイティングポーズって、ダウンしてるし        ▲ ちょっと待って、花をみつけたので
                        ▲ 見返り岩から清津川を眺めながらランチタイム

見返り岩の上は、南向きで日当たり良好。
家を建てるには最高の立地条件ですが、交通の便がイマイチ (^^;
薄着になってほっこりランチした。

いや〜、最高の眺めですね。
復路は登りになるので、しっかり腹ごしらえしていこうね。
山ご飯は美味しいよ。

 下着だし

今朝家を出る時は10℃、登山口では6℃でしたが。
お昼になると日差しが強く。
皆んな1枚脱いで帰りました、登り坂だし

気が狂うような紅葉風景ではなかったけど。
しっとり落ち着いた黄緑色が印象に残る、楽しいトレッキングだった
貸切りのコースだったしね。

 清津川の流れに癒され        ▲ 黄緑の林でフカフカの落葉を踏んで
 冷たくて美味しい湧き水        ▲ 最後のチェックポイントをあとにする

昼下がりの帰り道は、お日様が真上になり清津川の色が変化した。
朝の色とは微妙に違うような気がして。
コバルトブルーということで、満足したのだった。

きょうのテーマは。
コバルトブルーの清津川を眼下にして、ブナ林の妖精に出会うこと。
任務完了

 深い谷だよね         ▲ コバルトブルーということにした
                           ▲ いつものスロートレッカー連合でした

帰りも順調で。
予定通りのタイムで帰って来ました。

日帰り入浴をやめて、余裕の時間を反省会に振り向ける。
駐車場の上のベンチで、お疲れさんタイムを優雅に過ごしました。
美味しい真吾コーヒー淹れて 、食べ切れなかったおやつを食べて。
楽しかった一日を振り返りますね。

 山で飲むコーヒーの味は格別           ▲ 雲の切れ間に輝きを放つ
 情報たっぷりの案内板                お洒落なトイレ

八木沢登山口から、道の駅みつまた(街道の湯併設)に廻ってみたら。
駐車場は大混雑だったので、温泉→珈琲反省会の変更は大正解。

関越道も渋川付近で行楽渋滞激しく、駒寄SICで降りて前橋市街地へ。
明るいうちに帰れたけど、赤城邸に寄ってりい様コーヒーをご馳走になり。
素晴らしい「不帰のキレット」 を頂戴し、1時間ものんびりしていたら。
暗くなってしまった。

真吾さん スーパーりい様
突然のお誘いにも拘わらず。
お付き合いをいただきまして、ありがとうございました

 三国街道で紅葉トレッキングのフィナーレ

  ☆ レポ作成にあたり、赤城隊から提供された画像をたくさん使用しています。 この場を借りて御礼申し上げます