2019.04.06 (土)   K2Couple No.0631 

仙人ヶ岳
せんにんがだけ(群馬県・栃木県)
663m
アカヤシオより嬉しい、バッタリの連鎖

コース最大標高差 : 455
コース累積標高差(+) : 510
コース累積標高差(−) : 510
コース沿面距離 : 8.4 km
行動時間 : 5'30"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 男体山とアカヤシオ

  7:05 = 前橋南IC/北関東道/太田桐生IC = 8:05 岩切

 岩切 8:10 ... 8:20 登山口 ... 8:30 林道終点 ... 9:20 生満不動 9:25 ... 10:15 熊ノ分岐 ... 10:30 引き返す ... 10:40 熊ノ分岐 ...
 11:10 赤雪分岐 ... 11:25 仙人ヶ岳 ... 12:00 アカヤシオランチ 【L】 12:20 ... 12:50 生満不動 12:55 ... 13:40 岩切
 岩切 13:55 = 15:20 前橋市民文化会館(きり絵展)17:05 = 17:35

       仙人ヶ岳の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


休日の前夜には、ちょいちょい勃発する行く先を巡る攻防 (^^;
残雪を歩きたいおいちゃん vs 花に逢いたいはらっぱ。
今回も、プレゼン上手なはらっぱの粘り勝ちとなりました 3連勝。
沿道の桜花を楽しみながら、5年ぶりの仙人ヶ岳へ
岩切集落の駐車スペースに着くなり、見つけちゃいましたよ。
はなはな隊の可愛いれっど車。

彼らが猪子峠ルートだったら、きっと会えるよね。
楽しみ〜。
でも、はなはな隊は歩くの速いから ・・・

 岩切駐車スペースにて、はなはな号見っけ

里は今、花盛り。
駐車スペースの桜も満開です。

順調にスタートを切ったけど、花を突っつく何羽ものメジロにつかまる。
動きが早いし花に埋もれるしで、なかなか上手く撮れない。
撮るほうも意地になってきた (^^;

出足つまづき不調
まっいっか、行ける所までだもんね。

 寒緋桜のメジロ
 ようやく歩き始める         ▲ 岩切沢に絡んで稜線をめざす
カタクリ タチツボスミレ エイザンスミレ マキノスミレ
ヒナスミレ マルバスミレ アカネスミレ ユリワサビ
ヤマルリソウ ハナネコノメ ヒトリシズカ 咲き始め モミジイチゴ
 水量は少なく (対岸のユリワサビおまけ)         ▲ 風の音&沢の音 mix sounds

右岸左岸と渡り返しながら、沢床の花を探し歩き。
沢のニリンソウは皆無に等しく。
道端に乾いた感じで、何気に一輪寂しそうに咲いてるのが多い。
ちょっとガッカリ。

昔と比べたら花数が少なく花も貧弱で、将来が危惧される。
花絶滅危惧沢かも。

 少し高捲いたりして               ▲ ニリンソウ

ニリンソウ 恥じらい 小さなニリンソウ トウゴクサバノオ ツルネコノメ

とろとろ歩いて生満不動様に到着。
傾いてるけど、倒壊のリスクはないのだろうか。
男性数人のparty が追いかけてきて、奥に入って休むようです。

私たちは上着を脱いで、ほぼスル〜。
きょうはお日様に恵まれたけど、風がちょっと強いね。

 荒れ放題の生満不動様              ツルネコノメ群生
 落ち葉の海をガサガサ            朽ち掛けた丸木橋が多く
 炭焼きかな  沢に落っこちそうな  ロープ付き

沢沿いはダラダラ登りになってますが。
熊ノ分岐に出る最後の登りは、ヨレヨレ様には危なそうな急斜面です。

私の登り方について、後ろからおいちゃんの指導が入るので。
ちょっとムカつく。
こういう歩き方しか出来ないのよ

・・・ (^^ ハイです

 きょうの核心 ちょっと急やね               ▲ 熊ノ分岐

で〜、どうする。
猪子峠まで周回できる?

歩こうと思えば歩けるけど、日が暮れるよ多分。
足手まといになるよ。

・・・ (^^; じゃ無理はやめよう
ちょっとだけ様子見てくるから。

 少し行ってみようか (アカヤシオ見物)

おいちゃんが戻るまで、私は近くのアカヤシオを見下ろしてのんびり待つ。
とっ、15分くらいですぐに戻って来た。
『 全然咲いてねっ 』

通りがかった人に尋ねると。
猪子岳付近は綺麗だけど、それ以降はイマイチだったとのこと。
とりあえず山頂まで登ってピストンに決定。

熊ノ分岐に戻ってから山頂へ、仕切り直しです。

 まだ蕾が多く、ちょっと早かったかな
男体山 咲き始めかい ちょっと痛んでるっぽい
熊ノ分岐へ 山頂へ 登り返し ヤシャブシ

何か山の様子、登山道の様子が記憶と違っている。
登って来た人に訊いてみると、山火事があったのだそうな。
ちょっと殺伐感が漂う登山道。

男体山眺望の切り開きには、アカヤシオが元気に咲いていた。
この辺りにも咲いてるなんて、記憶になかった。
山頂は風が強いだろうから、帰りにここでランチをすることに決めた。

 男体山眺望           ▲ 艶やかなアカヤシオさん

やや岩岩ちっくな斜面を登り、風が唸る音は派手に聞こえるが。
尾根の陰なので、風は全然気にならない道。
花もないけど (^^;

スライドの下山者からお声掛けいただき、素っ頓狂なはらっぱ
あずきちゃんを連れたazukimick さん でした。
松田川ダム方面から登って来られた。

しばらくお話して。
別れ際の後姿を撮らせていただきましたが、ちゃんとストック持ってる (^^;
あずきちゃんが、トコトコ追いかけて可愛いこと。

 あずきちゃん同伴の azukimick さん

赤雪分岐に差し掛かると、風の勢いが格段に増してくる。
体感よりも、林を揺さぶる風切り音が凄いのだ。

さっさと山頂踏んで、下でアカヤシオ にしようと急ぐおいちゃんですが。
突然スロ〜になり  、食事休憩中の人と怪訝な見合い合戦。

いや〜懐かしい〜。
紅葉の裏妙義でお会いした、おいちゃんの後輩 okabe さん だった。
後輩と言っても、現役時代は知らない者同士だけどね (^^

 おうっ また会えましたね

風が吹き抜ける山頂は貸切り。
皆んな、風を避けて奥の窪みでランチ休憩しているようだ。

北の袈裟丸山や日光白根山を拝んで。
とっとと下山します。

風に吹かれて食事中の okabe さんと、またまた立ち話。
一旦別れますが、このあと岩切沢の下降でご一緒しました。

 仙人岳山頂
 袈裟丸山と皇海山              ▲ 日光白根山

okabe さんとのバッタリ興奮がさめやらぬまま ・・・ 下の方に怪しい人影。
はな2 隊とさくら姫のparty だった。
会えて良かった〜。
azukumick さんの情報で、急いで来てくれたらしい。

はな2 隊と別れて5分後、今度はゆうやけさん が颯爽と登って来られた。
ワンコ三連荘 (^^

 はなはな隊         ▲ ゆうやけさんと nanaco ちゃん
 きょう会ったお友だち
あずき ちゃん TUWVOB ちゃん さくら ちゃん nanaco ちゃん

皆さまと別れて、ランチ場所と決めていたアカヤシオの下に陣取る。
見上げればアカヤシオ、遠くには男体山。
風も優しく。

11時から12時まで、濃密な一時間だった。
こんなに凝縮された出会いは、めったに経験できないだろう。
嬉しい出会いの余韻を語りつつ、パンと珈琲の簡単なランチを済ませる。


ランチの後、アカヤシオ撮影に励んでいたところ。
ツツジの中に無造作に刺さったストックを発見。
ありゃまっ、誰かが忘れて行っちゃった

気付いて探しに戻った時に見つけやすいように。
そばの松の木の小枝にぶら下げておいた。
その誰かさんが、まさか azukimick さんだったとは ・・・ sumimasen

(4/10追記 : 無事に回収されたようですので一件落着 ^^) 

 アカヤシオランチ
 ばったり遭遇 POINT               ▲ azukimick さん / ストック紛失事件

 熊ノ分岐に下り           ▲ 分岐から往路をピストン
 下り出しは急がず慎重に             ▲ 岩切沢を高捲き
 帰りも落ち葉を蹴って           ▲ 生満不動様 完璧スル〜
                          ▲ 新緑の候、今年も楽しい夏山歩きを

下りで一旦先行した okabe さんだったが。
彼が岩切沢の花探しをしていたので、何とか追いつくことができた。
その後は3人で前後しながら、沢に下りて写真を撮ったりして。
昼下がりの気楽な帰り道となった。

ゆうやけさんが下りて来て 、一緒に花を探したりしたが先行した。
歩くペース 《 0.6 》 を誇る驚異的なスピード
nanaco ちゃんに同情  足短いのに ・・・
v(^-^)o 

 水際に生えるニリンソウなど
コクサギ タンポポ カキドオシ

いや〜今日は楽しい一日だった。
皆さまに感謝 ありがとうございました。

駐車場でnanacoちゃん、okabeちゃんとお別れです。
またいつか何処かでお会いしましょう。

はな2 隊の車は、まだ朝のままでした。
では、さくらちゃん お先に〜。

 さくらの駐車場            ▲ 色彩豊かな山里風景

2時頃には駐車場を出られそうだったので。
赤城の詩真吾さんする。
ここから前橋まで小一時間。
きり絵作品展には余裕で行けそうです。

渋滞はあったけれど、3時過ぎには会場に着いた。
真吾さん、お待たせ〜。

仙人ヶ岳の報告をして、作品を案内していただき長い間お邪魔しました。
いつものことながら、きり絵作品の緻密さに脱帽 (^^ desu

 前橋できり絵作品鑑賞    ▲ 真吾さん ありがとうございました(りい様によろしく)