2019.04.28 (日)                        K2Couple No.0635

三ツ岩岳
みついわだけ(群馬県)
1,032m
平成最後のアカヤシオ Sunday

コース最大標高差 : 390
コース累積標高差(+) : 520
コース累積標高差(−) : 520
コース沿面距離 : 3.4 km
行動時間 : 4'30"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 アカヤシオ人気の三ツ岩岳東面
  6:10 = 藤岡IC(上信越道)下仁田IC = 7:00 大仁田ダム登山口p

 大仁田ダム登山口p 7:30 - 7:50 竜王コース分岐 - 8:15 林道出合 - 8:25 南西コル - 8:40 第二コル - 8:50 南峰 8:55 -

 9:05 第二コル - 9:40 (R) 9:50 - 10:05 三ツ岩岳 - 10:15 (L) 10:35 - 11:00 竜王大権現11:05 - 12:00 大仁田ダムp

 大仁田ダムp 12:10 = オアシスなんもく = 富岡 = 13:25


     三ツ岩岳の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである(経緯度線は20秒間隔)


いよいよ西上州の里山も、旬な季節を迎えたようだ。
この時季になると、ほんのり咲くアカヤシオが気になるところだが。
思えばこの1年は目まぐるしく過ぎて、あっという間の歳月だった。

世間では超豪華な10日連休の2日目。
高速道路も普段の休日と違って、何気に車が連なっている。

 混雑の上信越道             ▲ 大仁田ダムに到着

登山口も混雑が予想されたので、食事もせずに起き抜けで出発
その甲斐あって、大仁田ダムの駐車場には間一髪で滑り込んだ。
ドアが開けられないほどの激狭スペースに。
車をねじ込んじゃってゴメンナサイ (^^;
そして、駐車場でゆっくりウトウト朝食しました。

五連ほどの砂防堰堤を横目に、沢に絡んで登って行くが。
順調というには程遠く、道草の花にしゃがみっぱなしのはらっぱです (^^;
後続の人に道を譲り、花の撮影に没頭するいつものパタ〜ン。

 コンクリの砂防堰堤が続く
ヤマブキ ムラサキケマン ミヤマキケマン ヤマエンゴサク
キランソウ コガネネコノメ ヤマネコノメ ハナネコノメ
エイザンスミレ マルバスミレ タチツボスミレ ヒメウツギ
マルバコンロンソウ ユリワサビ コクサギ ハシリドコロ

沢沿いの道は一旦林道に出て、その道なりに歩いて行けば。
前回、はらっぱがショートカットを強行した林道のヘアピンカーブ。
考えることは誰も一緒らしく。
ショートカットの踏み跡が、しっかりした山道になりつつあった。

それから僅かなアルバイトで、南西コルに到着です。
コルから左に伸びる稜線は、前回ちょっかいを出した大津岩峰に続く。

 未舗装の林道に出ました
 林道ヘアピンをショートカットする             ▲ 南西コル標識

南西コルから第二コルまでは僅かな標高差ですが。
それなりの急登です。

この辺りから、ミツバツツジがちらほら咲いているんですね。
何とも言えぬ引き締まった色合いです。
左前方には、南峰下部が岩肌を晒して好奇心をかき立てます。

 南西コルから第二コルへ              ▲ ミツバツツジ
オカスミレ コスミレ ヒゲネワチガイソウ

第二コルから、ゆうやけさんゆかりの南峰へ行ってみよう。
コルで休憩していた人たちに見送られて、好奇心旺盛な年頃です (^^

地形図上では侮っていたが、実際に登ってみれば結構な急斜面で
ずり落ちたときのことを考えて、なるべく斜面の中央にルートを定める。

はらっぱをリードに立てて。
二人で勝手にム〜ンウォーカー になったのであります (^^

 第二コル
 山頂に着いたようだ         ▲ アカヤシオ満開、展望まあまあ

山頂からの展望は限定的で、主図根点標石だけがポツンとある静けさ。
図根点って何なのさ?

帰ってからnet で調べてみたら ・・・
測量に用いられる測量標の永久標識として、三角点標石、図根点標石、方位標石 ・・・ 等があり、その中で図根点標石は三角点標石を補完する役割を担っていた。
(出典:国土地理院)

                    ・・・ らしい (^^

そんな山頂に、アカヤシオやヒカゲツツジが彩りを添えていた。

 主図根点標石

アカヤシオのことを、「ひとつばな」 と言う西上州の人たち。
細い1つの枝先に1輪の花を咲かせるから。
そして赤城山に多いから、別名アカギツツジとも言う (余り言わないけど)。

日陰でもよく花が咲くヒカゲツツジは、実はシャクナゲの仲間らしい。
ツツジ属は一般に、落葉性のツツジ類と常緑性のシャクナゲ類に分けられる。
しかし日本では昔から、シャクナゲの名はホンシャクナゲだけに使われ、常緑であってもヒカゲツツジはシャクナゲとは呼ばれなかった。 (出典:世界大百科事典)

 これ以上には咲けない咲きっぷり
  ヒカゲツツジも満開だし (^^            ▲ 新鮮で濃い色付き
                            ▲ 山頂から遥かな銀嶺を眺めて

下りは要注意と思ったけど、案外あっけなかった。
はらっぱのストックはザックに括り付け。
木の幹を頼りに足場を選んで、声を掛けて慎重にコルに戻った。

 コルに下る          ▲ 昨夜の冷え込みで霜柱が
 三ツ岩岳山頂を見上げて        ▲ 眼の前のアカヤシオに安らぎ

あとはチンタラ楽勝なルート。
岩稜上のアップダウンを繰り返し。
今どき季節はずれの冷気が山を包んで、ある意味荘厳な雰囲気があり。
とっても爽やかな三ツ岩岳南西稜だった。

過去に二度ほど登っているけど、ルートの詳細は忘却の彼方に沈み。
何気に新鮮な気分で歩けることも嬉しい。

 岩稜のアップダウン            ▲ 西上州情緒ありあり
足元楽しく ミツバツツジ 鼻歌 (^^ ヒカゲツツジ

大岩を左から捲いて、裏側の切り立った岩場ロープへ。
陽の当たらない岩陰なので、派手さはないけど。
ヒカゲツツジがmax全開の歓迎で。
アカヤシオとのコラボレーションが見事だった。

ヒカゲツツジが満開ということは、アカヤシオはやや旬を過ぎている訳で。
でも充分キレイだからいいよね

 大岩の裏登りは木の根が多く、ロープ不要
 ヒカゲツツジは限りなく高貴で       ▲ 素敵なコラボなのにボケまくり (^^;
 ロープ終了            ▲ 早く上がっておいで

ロープの終了点は小広く休憩適地。
素晴らしいアカヤシオを頭上にいただき、まったり展望休憩です。
昨夜の風で、地面もアカヤシオ満開の図。

浅間や谷川は白く。
振り返れば、ピンクに染まった大津の岩塔群が低く聳えている。
熱い紅茶が美味です。

 西上州に春が来た
 荒船山の手前に立岩              ▲ 大津の岩峰群
 ほんのり春色            ▲ 地面も満開やね
アカヤシオ ミツバツツジ キブシ テントウムシさん
 板状節理ってのかなあ     ▲ 捲き気味に登って竜王権現コースに合流
滑り台 ヒカゲツツジ 展望良好 裏妙義と谷川

狭い山頂なので、入場制限あり。
簡単に挨拶だけして、さよならしよう。

この山頂でゆっくり休んだ記憶はないよね。
シーズン外せば独占間違いないけど、皆んな気持ちは一緒だしね。
いつもの所まで下って、静かなランチにしよう。

その前に、山岳パノラマだけでもゲットしてからね (^^

 三ツ岩岳山頂             ▲ ちょこんと浅間山
                                      ▲ 山頂から妙義、榛名の眺め

 トンネルちっくな場所で振り返って1枚            ▲ マイペースはらっぱ

アカヤシオのプチトンネルを抜けて。
いつもランチする場所へまっしぐら。
ありっ、遠目にも誰か先客がいるのがわかる

仕方ないよね (^^;
尾根コース分岐の下に小広い場所を確保して、仕方なしランチにした。
そこもアカヤシオに囲まれた、なかなか居心地の良い場所だった

 お花見ランチ
アカヤシオさん 花と蝶 (^^ ヒカゲツツジ

 さて帰るじょ〜           ▲ 見事なアカヤシオの木
 これが最後のアカヤシオだった                ▲ 激下り

周回コースの下降ポイントまでは、緩いアップダウンの気楽な道で。
アカヤシオや岩道を楽しめる。

大岩に突き当たって。
竜王権現コースの下りは、花もないし急だし滑るしで楽しいとは言えない。
ただ黙々と下るのみ。
この急斜面を登ってくる人も案外多いので、落石しないように注意です。

▲ 竜王大権現コースの下降ポイント           ▲ ジグを繰り返す急斜面
▲ 竜王大権現で足休めして            ▲ 最後のミツバツツジ
▲ モミジの新緑         ▲ ジグ道も終り先が見えてきた

周回起点に合流し、コンクリ堰堤の上で遊んでいたら。
登ってくるカップルさんから声を掛けられました。

え〜 驚きのバッタリが待ってましたよん
山でお会いするのは初めての、はらもこ隊のお二人でした。
年齢よりも10歳以上若く見えるお二人と、15分も立ち話に興じてしまって。
これから登る二人を引き止めちゃった。

はらもこ隊の余韻を胸に、駐車場に戻ってのんびり帰り支度です

 はらもこ隊との遭遇

駐車場を出てすぐにスライドした青い車が、運命のすれ違い
あっ、みちほさん だったかも。
(はらっぱ)
車が違うよ、彼女の車はオレンジ色だよ。
(きっぱり否定するおいちゃん)

 ではまた来る日まで       ▲ 帰路途中から赤城裾野に上州武尊山


 夜になって渋川の姐御から があり。
 すれ違ったのに、追っかけクラクションも鳴らしたのに、何で気付かないんだよ ってお叱りを受けました (^^;
 やっぱりあの時あの場所あの車は、みちほダーリン号だったのか
 ごめんちゃい。
 平成最後の大失敗


  実はこの日、宇都宮の孫♀(小5)と♂(小2)の二人だけで、JR両毛線に乗って群馬に遊びに来ることになっていた。
 物騒な事件事故が多い昨今にあって、リスクを覚悟した上で我が子の成長を望んだパパママの英断にはエールを送りたい。
 とかく過保護に成りがちな時代は、子供たちから多くの機会と自由を奪ってきた。


  自由なはずの校門は閉ざされ、騎馬戦や棒倒し組体操などの競技は危険だからという理由で運動会
 から姿を消したり縮小されたりしている。
 公園のブランコやうんてい、滑り台やジャングルジムなども例外ではない。
 木登りや川遊びも制限されることが多いから、子供の遊びも屋内が中心になったような気がする。

 
 幼い子供たちに不慮の事故や犯罪、交通被害等のリスクを敢えて負わせるつもりは毛頭ない。
 教育の一環として孫連れの山登りもしてきたが、子供たちにとっては自然に触れる貴重な経験であるし、
 彼らなりの大冒険でもあったように思う。
 物事に潜む危うさに身をもって対処し、目的を達成したことの体験はこれからの彼らの人生にとって
 大いなる糧になると信じている。

  この度、じいちゃんばあちゃんにとっては心配の種だったけれど。
 子供には重過ぎる旅行用ケースを引きずりながら弟の手を引いて、気丈な姉ちゃんは予定通り我が家
 に辿り着きました (^^
 無事で良かったと、胸を撫で下ろしたのでした。
                                  ( 記 : 平成31年4月30日改元前夜

    ▲ 2晩泊まって、パパと一緒に帰る