2021.10.23 (土)   K2Couple No.0727 

荒船 御岳山
おんたけさん(長野県)
1,343m
風は冷たいが紅葉には早かった

コース最大標高差 : 310
コース累積標高差(+) : 450
コース累積標高差(−) : 450
コース沿面距離 : 4.3 km
行動時間 : 4'20"

* 距離と累積標高差は GARMIN GPS data です

 落ちた紅葉を楽しむことにする

  7:05 = 藤岡IC/上信越道/下仁田IC = 内山トンネル = 8:10 荒船不動下P 【BF】

 荒船不動下P 8:30 ... 9:45 駐車場近道分岐(県境稜線)... 10:10 御岳山 10:15 ... 10:45 駐車場近道分岐 ...
 11:25 星尾峠 11:30 ... 12:10 荒船不動尊 【L】 12:45 ... 12:50 荒船不動下P
 荒船不動下P12:55 = 内山トンネル = 富岡 = 14:50

  御岳山の場所
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである (経緯度線は20秒間隔)


久し振りに週末の天気が良さそうであるが。
西高東低の気圧配置につき、北風が強そうな予感なので。
お誘い登山は明日に順延して、きょうは荒船山の紅葉の様子を見に。

雲が掛かっていた荒船山だったが、近づくと青空付きの艫岩が見えた。
紅葉日和かと思いきや、内山峠界隈でも緑優勢の景色で
青空の広がりも限定的

少しいじける二人 (^^;

 妙義山
 荒船山艫岩      内山峠付近でも紅葉気分には程遠い


 荒船不動さま下の駐車場には、県外車3台程度の単独♂さんばかりで活気がない。
 しかも皆んな荒船山目当てのようで、星尾峠をめざして荒船不動尊への道を静かに歩いて行った。
 我が隊は特に当てもないので、引き込まれるように県境稜線直登の道に入る。
 県境稜線の紅葉目当てなのが見え見え (^^


 いきなり橋が落ちてるし           ▲ トリカブトだらけの登山道
 朝日は射せど落葉松は燃えず        ▲ 2016.10.30 最高のコラボだった
 沢から枝尾根に取付き           ▲ 樹間に御岳山が望まれる

この道はトリカブトのオンパレでしたが、咲き残っているのは僅か。
いよいよ県境稜線を目前にして、きょうの運を占うエリアです。
しかし、いつものような紅葉舞台はなく。
木々の紅葉もなければ、気分の高揚もない
このところの寒気に期待して、いつもより一週間早めたのが裏目なのだ。

       過去の記録   2013.10.27 兜岩山   2016.10.30 御岳山 

まあ来ちゃったものは悔やんでも仕方ない。
オレンジ色のサングラスでもかけて歩くしかなさそうだ (^^

 県境稜線直下
 稜線に上がったらガ〜ン 感動の新緑じゃん        ▲ 2013.10.27 こんな筈だったけど
トリカブトの種 ホコリタケ ヤマトウバナ マムシグサ

とりあえず稜線上をポコポコしよう。
兜岩山はめざすだけでして、先ずは御岳山まで行ってみる (^^;

落葉したカラフルな葉っぱが足元を埋め尽くし、これはこれでいい感じ。
しかし、何処まで行っても木々は殆んどグリーン。
うつむき加減に、下を見て歩けば最高ですよん

直近数日の強風で、紅葉だけが散っちゃったんじゃねっ。
そんな訳ないでしょよ。

 落胆の色濃く
 足元は紅葉           ▲ 見上げれば新緑の趣き
 まあまあ淡い紅葉ってことで          ▲ ほらっ 詩が生まれるパタ〜ン
                          ▲ 御岳山の紅葉を確かめに行ってみます

トラロープ付きの急斜面は、昨夜の雨で濡れ濡れなれど。
ヨレヨレ隊でも問題なく。

御岳山直下のプチ岩場に登りかけたところでストップ
山頂を見上げても紅葉は地味だし、はらっぱは足指を負傷してるので。
君子ならずとも危うきに近寄らず、潔く撤収します。

代わりにと言っては何ですが、尾根突端の石像二人にお参りして。
きょうのピークハントは、荒船経塚山に変更する。

 お嬢さん♪ ここは止めときましょう
 代わりにお参りした髭のおじいさんと若者風        ▲ 綺麗な紅葉がおまけに付いてきたし
 実もたわわなウメモドキ        ▲ ドングリより小っさい山の栗だぞ
                             ▲ 急斜面の下りなら任せろっ

 立岩が近い      ▲ 星尾峠に向かう稜線は紅葉ゾ〜ンの筈
                            ▲ 写真を撮りながらブラブラ歩く
 光り輝く黄金色もト〜ンダウン        ▲ 落ち葉を踏みしめてアップダウンする
                                ▲ 雲取山が見えた
 紅葉のシルエット            ▲ この辺が一番キレ〜ね
 神津牧場の物見山
 小浅間は見えたけど、冠雪の浅間は見えず
    ▲ 山栗は落ちた瞬間に中身がはじけ飛んだ
       こんな仕掛けがあるなんて、びっくりしたなあ
                            ▲ 県境稜線の紅葉ともお別れです

何か紅葉に外れたみたいで気落ちしたけど。
家に帰って画像を見ると、まあまあ控えめだけど綺麗な紅葉もあった。
この山域はこんなもんじゃない筈だが、欲張りもほどほどにってことね。

星尾峠に着いちゃったし、行ってみる  経塚山。
行かないっ、疲れるだけだよ。
こういうのって、すぐ決まるからいいよね
きょうはピークなしで、星尾峠からあっさり下山です。
初志完全喪失の山 (^^;

 久し振りの星尾峠
 壊れててもまだ読めるし       ▲ 星尾峠から荒船山に向かう道と経塚山
 下山路では新しそうな橋もあったりして   ▲ 妙義荒船佐久高原国定公園って、何気に長い名前
 ドボドボホースの辺りで花撮り           ▲ 最高に楽しい山だった
 ヒメジョオン                ▲ ヤマブドウ

北風の強い一日だった。
しかもそれが冷たい風で、何処かで休もうという気にもなれなかった (^^

駐車場をスタートしてから、ザックを背負ったまま一度も下ろすことなく。
休まずそして飲まず食わずで、ここまで戻って来ちゃった
境内の芝生ちっくな草の上で、ようやく日向ぼっこ的ランチタイム。

登山道脇だったけど、誰一人通りかかることはなかったのでした。

 荒船不動尊はスル〜            ▲ 境内で腹へったランチ
                        ▲ 内山大橋から、紅葉を期待した山とお別れ